
- 1. 【総合型選抜】志望理由書で落ちる!提出前に必ず消すべき「NG表現」と改善の極意
- 2. 1. 志望理由書で絶対に避けるべき「5つのNG表現」
- 2.1. ① 「貴学の充実した設備や環境に惹かれました」
- 2.2. ② 「貴学のアドミッション・ポリシーに深く共感したため」
- 2.3. ③ 「〇〇についてボランティア活動などで地域貢献しました」
- 2.4. ④ 「私は〇〇な性格なので、将来は〇〇に向いていると思います」
- 2.5. ⑤ 「~だと思います」「~な気がします」
- 3. 2. 志望理由書を「合格書類」へ昇華させる4ステップ構造
- 4. 3. 受験対策の極意:志望理由書と面接の「軸」を完全一致させる
- 5. KOSSUN教育ラボからのメッセージ
【総合型選抜】志望理由書で落ちる!提出前に必ず消すべき「NG表現」と改善の極意
こんにちは!KOSSUN教育ラボ教務担当です。
総合型選抜や学校推薦型選抜に向けて志望理由書を執筆する中で、「自分の思いをしっかり込めて書いたつもりだけど、これで大丈夫かな」「知らないうちに印象を悪くする表現を使っていないだろうか」と不安になってはいませんか?
志望理由書は、大学教授陣(採点官)にあなたの志や熱意を届けるための大切な書類です。
しかし、どれほど素晴らしい活動実績や強い思いを持っていても、書き方や言葉選びの中に「大学側が最も嫌うNG表現」が含まれていると、一瞬で説得力を失い、評価を大きく落としてしまうことがあります。
教授たちは日々、数多くの書類を読み込んでいるため、不自然な表現や具体性のない言葉、客観性を欠いた記述には非常に鋭く反応するからです。
今回は、志望理由書で「これだけは絶対に避けるべき5つのNG表現」と、それを合格レベルの文章へ進化させるための具体的ノウハウを徹底解説します。
1. 志望理由書で絶対に避けるべき「5つのNG表現」

原稿用紙に向かう際、あるいは完成した文章を推敲する際に、以下の表現が含まれていないか必ずチェックしてください。
① 「貴学の充実した設備や環境に惹かれました」
パンフレットやWebサイトに載っているような「設備の素晴らしさ」や「キャンパスのきれいさ」だけを理由にする表現はNGです。
大学の施設や環境は、学びを支える手段に過ぎません。教授陣が知りたいのは「設備」ではなく、「その設備を使ってあなたが何を研究し、どう成長したいのか」です。
主語が「大学の環境」になってしまうと、主体性のない印象を与えてしまいます。
- 改善案:環境を褒めるのではなく、「貴学の〇〇実験室に完備された最先端の〇〇装置を活用し、〇〇に関する検証を深めたい」と、自らの研究目的と結びつけて記述しましょう。
② 「貴学のアドミッション・ポリシーに深く共感したため」
大学側が提示しているアドミッション・ポリシー(求める学生像)の言葉をそのまま丸写し・ツギハギにして「共感しました」と書くのも非常に危険です。
誰でも書ける表面的な文章になりがちで、「本当に大学のことを理解しているのか?」と疑問を持たれてしまいます。
- 改善案:ポリシーの言葉をそのまま使うのではなく、「自身のどんな原体験や問題意識が、大学の求める人物像と合致しているのか」を自分の言葉で証明してください。
③ 「〇〇についてボランティア活動などで地域貢献しました」
「地域貢献」「国際交流」「ボランティア」といった耳ざわりの良い抽象名詞だけで終わらせる表現もNGです。
具体的に「誰に対して」「どのような課題があり」「自分は何をしたのか」が見えない文章は、教授陣の脳に情景が浮かばず、説得力を持ちません。
- 改善案:抽象的な言葉を排除し、「〇〇市における〇〇の課題を抱える高齢者〇名に対し、〇〇というアプローチを行った」のように、数字や具体例を盛り込んで解像度を上げましょう。
④ 「私は〇〇な性格なので、将来は〇〇に向いていると思います」
自分の適性や感想だけに終始し、根拠のない自己評価や「感想文」のような語り口にしてしまうのも避けましょう。
志望理由書は作文や感想文ではなく、論理的思考力を示す「小論文」に近い書類です。客観的な事実やエピソードによる裏付けがない自己主張は、説得力を欠いてしまいます。
- 改善案:感情論ではなく、「〇〇の経験において〇〇という成果を出した(事実)。この客観的再現性をもって、貴学での〇〇の学びに貢献できる(論理)」という形で、論理的に自己の適性を証明してください。
⑤ 「~だと思います」「~な気がします」
基本的な言葉遣い・文体のミスも厳禁です。
文末が「〜だと思います」「〜かもしれません」といった曖昧で自信のない表現になっていると、大学での学びに対する覚悟(志)が疑われてしまいます。
- 改善案:文末は「〜と考える」「〜所存である」「〜を強く志望する」と言い切り、強い覚悟と自信を示しましょう。
2. 志望理由書を「合格書類」へ昇華させる4ステップ構造

NG表現を排除した上で、大学教授の脳のストレスをゼロにし、論理的に想いを伝えるためには、文章の「型(構成)」を守ることが不可欠です。
当塾が推奨するKOSSUN教育ラボ式「4ステップ構成マップ」に沿って全体の文字数バランスを整えましょう。
- ステップ1:【志の宣言】(全体の5〜10%)冒頭で「大学で何を学び、将来どう社会に貢献するのか」を明確に言い切ります。
- ステップ2:【一貫性の提示】(全体の30〜40%)その志を抱くに至った高校時代の具体的な原体験やエピソードを挙げ、過去と未来を論理的につなぎます。
- ステップ3:【志望動機】(全体の40〜50%)徹底的な大学・学部研究に基づき、「なぜ他大学ではなく、この大学のこの教授・このカリキュラムでなければならないのか」を具体的に証明します。
- ステップ4:【締めの一押し】(全体の5〜10%)綺麗なお礼で終わるのではなく、面接官の目を見て言い切るかのような強い覚悟を示して締めくくります。
3. 受験対策の極意:志望理由書と面接の「軸」を完全一致させる

総合型選抜や学校推薦型選抜を勝ち抜くための最大の極意は、「提出書類(志望理由書・活動報告書など)と二次選考(面接)での発言に寸分のズレもないこと」です。
志望理由書の中にNG表現や嘘・誇張が含まれていると、書類選考を奇跡的に突破できたとしても、二次選考の面接で教授陣から深掘りされた瞬間に必ずボロが出てしまいます。
- 志望理由書:NG表現を徹底的に排除し、自分の言葉で論理的かつ具体的に「志」を記述する。
- 推敲・確認:原稿を印刷し、声に出して音読することで、言葉の不自然さや表現の揺れをゼロにする。
- 面接:志望理由書に書いた「真実の言葉」をベースに、結論から分かりやすく答える法則を意識して教授陣と対話する。
この一貫したストーリーが完成したとき、あなたの志望理由書は教授陣の心を強く揺さぶる最高の武器になります。
KOSSUN教育ラボからのメッセージ

志望理由書を書いていると、つい「賢そうに見える難解な専門用語」や「耳ざわりの良いきれいな言葉」で飾り立てたくなるかもしれません。
しかし、大学教授陣が最も見たいと願っているのは、どこかで見たようなコピペ文章や借り物の言葉ではなく、「あなたが実際に悩み、行動し、考え抜いてたどり着いた、あなただけの本当の言葉」です。
NG表現を取り除き、自分の原体験とまっすぐに向き合って書き上げた文章には、教授陣の心を動かす圧倒的な熱量と論理が宿ります。
最後の1文字まで妥協せず、魂を込めて推敲を重ねてください。
あなたが自分自身の言葉に自信を持ち、第一志望校の合格を勝ち取られることを、教務一同、心より応援しております。
KOSSUN教育ラボでは、総合型選抜・学校推薦型選抜(AO入試・推薦入試)に特化した対策を行っています。
受験でお困りの方は、お気軽に無料個別相談会にお申し込みください。
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※この記事は専門家による監修のもと執筆されています。

この記事を監修した人
川又 ヒトミ(かわまた・ひとみ)
東京大学、慶應義塾大学のダブル合格者を輩出!
実力と人間性を兼備した指名の絶えない人気講師。
【略歴】学士(文学)お茶の水女子大学
群馬県出身。大学卒業後、私立高校に入職。その間、進路指導部長を務め、大学入試改革や新学習指導要領、ギガスクール構想など高校の教育現場に押し寄せる変化にいち早く対応。
東京大学、慶應義塾大学SFCのダブル合格者を輩出するなど、最新情報を駆使した戦略的な指導に定評がある。塾生はもちろん、講師からも一目置かれ、「合格請負人」の異名を取るほどの人気講師となっている。
趣味特技は、散歩、読書。


