こんにちは!KOSSUN教育ラボ教務担当です。

今回は大学受験を意識したら真っ先にチェックすべき、大学入試の流れについて解説します!

2. 大学受験の具体的な流れ

大学受験は1年間を通じて計画的に準備を進めることが大切です。ここでは、高校2年生の終盤から試験本番までの流れを4つの段階に分けて詳しく解説します。各段階で何をするべきか、具体的に確認していきましょう。


① 高校2年生の後半~3年生の夏:情報収集と基礎固め

● 志望校選びに必要な情報を集める

高校2年生の冬からは、志望校の選定を意識し始める時期です。以下の方法で情報収集を進めましょう

  • 大学案内の活用:学部の内容、入試方式、卒業後の進路などを確認。
  • オープンキャンパスに参加:大学の雰囲気や施設、教授との距離感を実際に体験。
  • 模試結果の活用:偏差値や志望校判定から現状を把握し、目標校を見据える。

● 基礎学力の土台を固める

受験勉強の土台は、学校の定期試験や基礎問題集を使った学習です。この時期に身につけるべきポイントは次の通り:

  • 主要科目の基礎を完璧に:英単語・文法、数学の公式・基本問題など。
  • 苦手科目を克服する:時間に余裕があるこの時期に弱点科目を重点的に対策。

● 学習スケジュールを立てる

受験勉強は「計画の質」が合否を分けます。次のスケジュールを意識して準備を進めましょう:

  • 週ごと・月ごとの目標設定:例えば、夏までに英単語を1000個覚える。
  • 模試の振り返りを徹底:結果を分析し、次回までの改善点を明確に。

② 高校3年生の夏~秋:受験対策と出願準備

● 夏休みを活用して受験対策を本格化

夏は「受験の天王山」と呼ばれる大切な時期です。この期間の取り組み次第で、秋以降の学力に大きな差が生まれます。

  • 共通テスト対策:基本問題集を中心にスピーディーに進め、科目全体を網羅する。
  • 志望校の個別試験対策:過去問を解き始め、出題傾向を分析する。
  • 時間管理の習慣化:1日8~10時間の勉強を目標に、集中力を維持する工夫を。

● 出願に必要な準備を進める

志望理由書や調査書の内容を確認し、早めに準備を始めましょう。

  • 推薦入試や総合型選抜の対策:小論文や面接対策を並行して進める。
  • 出願条件を確認:学校指定の評定平均や課外活動実績の確認を怠らない。

● 模試で本番を想定した練習

模試は本番を意識した練習として最適な機会です。

  • 共通テスト型模試:時間配分と得点力を鍛える。
  • 個別試験型模試:志望校の問題傾向に合わせた対策を。

③ 高校3年生の冬:共通テスト対策

● 試験直前期の学習ポイント

1月中旬に行われる共通テストでは、短期間で効率的に得点を伸ばす必要があります。

  • 頻出問題に絞った対策:過去問や予想問題を繰り返し解く。
  • 間違い直しを徹底:苦手分野の復習を最優先にする。
  • タイムマネジメント練習:試験時間内に全問解き切る練習を繰り返す。

● 試験当日の心構え

  • 早めの準備:試験会場や交通手段の確認は前日までに済ませる。
  • 落ち着いた心構え:普段通りのルーティンで過ごし、緊張を和らげる。

④ 試験本番から合格発表まで

● 共通テスト後のスケジュール

共通テストの結果に応じて、出願する大学や学部を最終決定します。

  • 志望校の再確認:判定結果を参考にして、併願校を選定。
  • 二次試験対策:出題形式や傾向に合わせた勉強を進める。

● 二次試験当日のアドバイス

  • 直前対策は軽めに:試験前日から当日にかけては体調管理を優先。
  • 見直し時間を確保:試験中は必ず見直しの時間を確保する。

● 合格発表後の流れ

  • 合格手続き:合格発表後は迅速に手続きを行いましょう。
  • 進学先の準備:必要書類や学費の手続き、引っ越し準備などを進めます。

まとめ:大学受験の流れを正しく理解し、準備を万全に!

大学受験の成功には、各段階で何をすべきかを理解し、計画的に進めることが欠かせません。高校2年生から本番までの流れをしっかり把握し、焦らず確実に準備を進めましょう。

KOSSUN教育ラボでは、総合型選抜・学校推薦型選抜(AO入試・推薦入試)に特化した対策を行っています。受験でお困りの方は、お気軽に無料個別相談会にお申し込みください。