
【中学受験】親がやるべきは「勉強を教えること」ではない?合格する家庭の「親の役割」3選
こんにちは!KOSSUN教育ラボ教務担当です。
「また計算ミスしてる!」「いつになったらやる気を出すの?」 中学受験を目指すご家庭では、このようなバトルが日常茶飯事ではないでしょうか。
中学受験は、まだ精神的に未熟な小学生が挑む過酷な戦いです。
高校受験や大学受験と異なり、「親の関わり方が合否の9割を握る」とも言われる特殊なプロジェクトです。
しかし、親御さんが熱心になるあまり、お子さんを追い詰めてしまっては本末転倒です。 実は、合格する家庭の親御さんは、「勉強を教える」以外の部分でプロフェッショナルな動きをしています。
この記事では、中学受験を成功に導くために親が徹するべき「3つの役割」について解説します。
役割1:「ティーチャー」ではなく「マネージャー」に徹する
多くの親御さんが陥る失敗が、分からない問題を「親が教えようとすること」です。 「なんでこれが分からないの!」と感情的になってしまい、親子関係が悪化する原因のNo.1です。教えるのは塾の先生(プロ)の仕事です。
親がやるべきは、企業の「マネージャー」の仕事です。
- スケジュール管理: 膨大な宿題を、1週間のどの時間枠でこなすか計画を立てる。
- プリント整理: 塾から配られる大量の資料やテストをファイリングし、必要な時にすぐ出せるようにする。
- 健康管理: 睡眠時間を確保し、栄養バランスの良い食事を用意する。
お子さんが「勉強することだけ」に集中できる環境を整えることこそが、親にしかできない最大のサポートです。
役割2:一喜一憂しない「女優(俳優)」になる
模試の偏差値が下がった時、一番ショックを受けているのはお子さん本人です。 その時、親が一緒になって「どうするの、こんな成績で!」と動揺したり怒ったりすると、子供は「失敗=親に怒られること」と認識し、萎縮してしまいます。
合格する親御さんは、内心はハラハラしていても、子供の前では「女優」を演じます。
- 悪い時: 「まあ、本番で間違えるより今見つかってラッキーだったね」と笑い飛ばす。
- 良い時: 結果ではなく、「毎日計算練習を続けたのが偉かったね」とプロセスを褒める。
家が「心休まる安全基地」であって初めて、子供は外(塾や試験)で戦うことができます。
役割3:「偏差値」ではなく「将来のビジョン」を語る
中学受験の勉強は過酷です。子供は何度も「なんでこんなに苦しい思いをしてまで勉強しなきゃいけないの?」と疑問を持ちます。 その時、「いい大学に行くためよ」「将来困らないためよ」という答えでは、12歳の心には響きません。
- 「この学校の文化祭、楽しそうだったよね。あそこでロボット作りたいんでしょ?」
- 「〇〇中の制服着て通ってる姿、かっこいいだろうな」
このように、「合格した後のワクワクする未来」を具体的にイメージさせてあげてください。
偏差値という数字の奴隷にするのではなく、「なりたい自分になるための挑戦」だと意味づけをしてあげられるのは、親御さんだけです。
KOSSUN教育ラボからのメッセージ
中学受験は、結果がすべてではありません。 12歳という幼さで、「目標に向かって努力し続ける」という経験をしたこと自体が、その後の人生(大学受験や就職活動)において、何物にも代えがたい財産になります。
「結果はどうあれ、これだけ頑張ったあなたは素晴らしい」 最後にはそう言って抱きしめてあげられるよう、残り期間を「マネージャー」として伴走してあげてください。
KOSSUN教育ラボでは、総合型選抜・学校推薦型選抜(AO入試・推薦入試)に特化した対策を行っています。
受験でお困りの方は、お気軽に無料個別相談会にお申し込みください。
※この記事は専門家による監修のもと執筆されています。

この記事を監修した人
西村 成道(にしむら・なるみち)
KOSSUN教育ラボ 副代表。総合型選抜(AO入試)のプロ講師として1,200名以上の塾生をサポート。特に書類選考の通過率は通算96.4%と業界トップを記録。難関大学を中心に、「評定不良」「実績なし」「文章嫌い」からの逆転合格者を毎年輩出。圧倒的な指導力と実績が受験生、保護者の間で話題となり、全国から入塾希望者が殺到している。著書、メディア出演多数。

