【保護者向け】我が子の挑戦をどう支える?総合型選抜・親の関わり方と必読書3選

こんにちは!KOSSUN教育ラボ教務担当です。

「子どもが総合型選抜(AO入試)に挑戦したいと言っているけれど、親として何をすればいいのか分からない…」 「一般選抜と違って、親がどこまで口を出していいものか…」

お子様が人生の大きな岐路に立ち、これまでとは違う新しい入試に挑戦しようとするとき、保護者の方が不安に思うのは当然のことです。特に、学力だけでなく個性や経験が問われる総合型選抜では、「勉強しなさい」という従来の声かけだけではうまくいかないことも少なくありません。

しかし、ご安心ください。総合型選抜において、保護者の皆様のサポートは、お子様が持つ力を最大限に引き出すための、何よりの追い風になります。

この記事では、一般選抜とは異なる総合型選抜に挑むお子様に対し、親としてどのように関わり、支えていくべきか、その具体的な方法と心構えを、それを学ぶための必読書とともに解説します。


なぜ総合型選抜で「親の関わり方」が重要なのか?

「受験は本人の努力次第」というのは事実ですが、近年の大学入試、特に総合型選抜においては、保護者の皆様のサポートが合否を左右するほど重要になっています。その理由は、「受験形式の多様化」にあります。

総合型選抜は、大学・学部ごとに評価基準や選考プロセスが全く異なります。お子様一人だけで複雑な情報をすべて正確に把握し、長期的な戦略を立てるのは非常に困難です。

だからこそ、保護者の皆様が「最強の伴走者」となり、情報収集や精神的なサポートを行うことで、お子様は目の前の「自分と向き合う」という最も重要な作業に集中できるのです。


親としてできること:「管理」ではなく「支援」という関わり方

では、具体的にどのようなサポートが求められるのでしょうか?大切なのは、「管理」ではなく「支援」というスタンスです。


親の「?」を解決する!「受験サポート」のための必読書3選

「そうは言っても、具体的にどうすれば…?」そんな保護者の皆様の悩みを解決してくれる、強力な助っ人となる3冊を厳選しました。

1. まずは敵を知る!入試の全体像を親子で共有する

『世界一やさしい推薦・総合型選抜の授業』 (小杉 樹彦 著) おすすめ度:★★★★★

まず、お子様がどのような「ゲーム」に挑戦しようとしているのか、その全体像を保護者の方も理解することが全ての始まりです。この本は、総合型選抜の全プロセスを対話形式で非常に分かりやすく解説しており、親子で一緒に読みながら、「次はこういう準備が必要だね」と共通認識を持つことができます。お子様の現在地と、これからやるべきことを把握するための、最初の1冊として最適です。

2. 「合格する家庭」の共通点から学ぶ、親の心構え

『大学受験 志望校に「合格する子」の親がやっている6つのこと』 おすすめ度:★★★★☆

多くの合格家庭を見てきた受験のプロが、合格する子の親に共通する6つのポイントを解説した一冊です。「point1:大学受験は自分のものであると意識させる」「point4:子どものやる気を持続させるために親ができること」など、お子様の主体性を引き出し、モチベーションを支えるための具体的な関わり方のヒントが満載です。つい熱くなって口を出しすぎてしまう、という保護者の方にこそ読んでいただきたい本です。

3. 「何をすべきか」が具体的にわかる、実践的ガイドブック

『家庭でできる受験サポートの教科書 ー現役教師が伝える実践ガイド』 おすすめ度:★★★★☆

タイトル通り、家庭でできるサポートの具体的なノウハウが詰まった、まさに「教科書」です。「効果的なコミュニケーション」「学習環境の作り方」「受験期のメンタルケアと健康管理」など、すぐに実践できる具体的なアドバイスが体系的にまとめられています。「親として何をすべきか」が明確になり、日々のサポートに関する不安を解消してくれる心強い一冊です。

KOSSUN教育ラボからのメッセージ

総合型選抜という未知の挑戦に踏み出すお子様にとって、保護者の皆様は最も身近で、最も頼りになる存在です。戦略を指示する「コーチ」になる必要はありません。お子様の挑戦を心から信じ、応援する「チアリーダー」であること。それが、合格を掴むための最高のサポートです。

もし、ご家庭だけでは解決が難しいと感じたり、専門的なアドバイスが必要だと感じたりしたときは、いつでも私たちKOSSUN教育ラボのような専門家を頼ってください。ご家庭と二人三脚で、お子様の挑戦を全力でサポートいたします。

KOSSUN教育ラボでは、総合型選抜・学校推薦型選抜(AO入試・推薦入試)に特化した対策を行っています。

受験でお困りの方は、お気軽に無料個別相談会にお申し込みください。

※この記事は専門家による監修のもと執筆されています。