
- 1. 【合格への第一歩】総合型選抜を勝ち抜く「自分史」作成術!自分を深掘りする10の手法と具体例
- 2. 1. なぜ総合型選抜で「自分史」が必要なのか?
- 3. 2. 自分を深掘りする「10の方法」
- 3.1. ① モチベーショングラフを書く
- 3.2. ② 「なぜ?」を5回繰り返す
- 3.3. ③ 喜怒哀楽エピソード抽出
- 3.4. ④ コンプレックスの裏返し
- 3.5. ⑤ 他己分析(周囲に聞く)
- 3.6. ⑥ 「没頭したもの」リストアップ
- 3.7. ⑦ ターニングポイントの特定
- 3.8. ⑧ 違和感メモの振り返り
- 3.9. ⑨ 理想の未来から逆算する
- 3.10. ⑩ 「もしも」の仮定
- 4. 3. 【実践例】自分史から志望理由へ繋げるプロセス
- 5. 4. 自分史作成の際の注意点
- 5.1. KOSSUN教育ラボからのメッセージ
【合格への第一歩】総合型選抜を勝ち抜く「自分史」作成術!自分を深掘りする10の手法と具体例
こんにちは!KOSSUN教育ラボ教務担当です。
「総合型選抜(旧AO入試)で受験しよう!」と決めた皆さんが、まず最初にぶつかる壁があります。
それは、志望理由書を書く前の「自己分析」です。
「自分には特別な実績なんてない……」 「何をアピールすればいいのかわからない」
そんな不安を抱えている人にこそ、取り組んでほしいのが「自分史」の作成です。
総合型選抜において、大学側が見ているのは「今のあなた」だけではありません。過去の経験がどう繋がり、今の意欲を生み、未来の目標へ向かっているのかという「物語の整合性」を見ています。
今回は、自己分析の要となる「自分史」の作り方と、自分を深掘りするための10の方法を具体例とともに徹底解説します。
1. なぜ総合型選抜で「自分史」が必要なのか?
志望理由書には必ず「きっかけ(原体験)」を書く必要があります。しかし、多くの受験生はここで「立派な体験」を探そうとして行き詰まります。
大学が求めているのは、派手な実績ではありません。 「その経験を通じて、あなたはどう感じ、どう考え、どう行動したのか」という、あなた独自の価値観です。自分史を作ることで、自分でも気づかなかった「行動の癖」や「情熱の源泉」が可視化され、唯一無二の志望理由書を書くための「素材」が揃います。
2. 自分を深掘りする「10の方法」
自分史をただの年表で終わらせないために、多角的な視点で自分を掘り下げてみましょう。
① モチベーショングラフを書く
幼少期から現在まで、心の充実度をグラフにします。「なぜこの時期は楽しかったのか?」「なぜこの時は辛かったのか?」その「理由」にあなたの価値観が隠れています。
② 「なぜ?」を5回繰り返す
自分の好きなことや続けてきたことに対し、「なぜ?」を繰り返します。
例:「サッカーが好き」→「なぜ?」→「チームで戦略を練るのが好き」→「なぜ?」……と深掘りすることで、「組織運営への興味」などが見えてきます。
③ 喜怒哀楽エピソード抽出
これまでの人生で最も「嬉しかった」「怒った」「哀しかった」「楽しかった」瞬間を各3つずつ書き出します。
特に「怒り」の感情は、社会課題の発見(=解決したいこと)に直結しやすいポイントです。
④ コンプレックスの裏返し
自分の嫌いなところ、短所だと思っていることを書き出し、それを強みに言い換えてみます。
「飽きっぽい」→「好奇心旺盛で行動が早い」など、視点を変えることで自己PRの種になります。
⑤ 他己分析(周囲に聞く)
家族や友人に「私の強みって何だと思う?」と聞いてみましょう。自分では当たり前だと思っていることが、他人から見れば強力な武器であることは非常に多いです。
⑥ 「没頭したもの」リストアップ
時間を忘れて取り組んだことは何ですか?ゲーム、読書、料理、観察……。ジャンルを問わず書き出すことで、自分の「集中力の源」を特定できます。
⑦ ターニングポイントの特定
人生を変えた出会いや出来事を3つ選びます。その前後で、自分の考え方がどう変わったかを言語化します。
⑧ 違和感メモの振り返り
日常生活で感じた「これっておかしくない?」という小さな違和感を書き出します。これは総合型選抜で重要な「問題意識」の原石です。
⑨ 理想の未来から逆算する
「10年後、どんな自分になっていたいか」を自由に想像し、そこに至るために過去のどの経験が必要だったかを繋ぎ合わせます。
⑩ 「もしも」の仮定
「もしも100億円あったら何をするか?」「もしも魔法が一つ使えるなら?」という極端な問いを自分に投げ、自分の潜在的な欲求を探ります。
3. 【実践例】自分史から志望理由へ繋げるプロセス
実際に、ある受験生(Aさん)の例を見てみましょう。
- 自分史での発見: 小学生の頃、転校生に声をかけられず後悔した。中学では吹奏楽部で、部員同士の衝突を仲裁する役割が多かった。モチベーショングラフは「誰かの居場所を作れた時」に跳ね上がっている。
- 分析: 自分は「コミュニティにおける疎外感の解消」に強い関心と喜びを感じる性質がある。
- 志望理由への昇華: 社会学を学び、現代の都市部における「孤独」を解消するコミュニティデザインを研究したい。
このように、一見バラバラだった過去の経験が、自分史を通じて「一本の線」に繋がります。これが、面接官を納得させる「説得力」の正体です。
4. 自分史作成の際の注意点
自分史を作る際、やってはいけないのが「盛りすぎる」ことです。 総合型選抜の面接官は、何千人もの受験生を見てきたプロです。自分を良く見せようとして作った嘘の物語は、深掘りされた瞬間に崩れます。
等身大の自分、失敗した経験、格好悪い自分もすべて書き出してください。実は、「失敗から何を学び、どう立ち直ったか」というエピソードの方が、成功体験よりも高く評価されることが多いのです。
KOSSUN教育ラボからのメッセージ
自己分析は、時に自分自身の嫌な部分と向き合う必要があり、エネルギーを使う作業です。しかし、この4月に自分と徹底的に向き合った人は、夏以降の書類作成のスピードと質が圧倒的に違います。
自分史は、一度書いて終わりではありません。
4月に「足を使って行動」する中で、新しい気づきがあればどんどん更新していきましょう。
「自分の過去なんて、大したことない」と思わないでください。あなたの人生の主人公はあなたしかいません。その物語をどう読み解き、大学での学びに繋げるか。それを一緒に見つけるのが、私たち専門塾の役割です。
KOSSUN教育ラボでは、総合型選抜・学校推薦型選抜(AO入試・推薦入試)に特化した対策を行っています。
受験でお困りの方は、お気軽に無料個別相談会にお申し込みください。
※この記事は専門家による監修のもと執筆されています。

この記事を監修した人
川又 ヒトミ(かわまた・ひとみ)
群馬県出身。お茶の水女子大学卒業後、私立高校に入職。その間、進路指導部長を務め、大学入試改革や新学習指導要領、ギガスクール構想など高校の教育現場に押し寄せる変化にいち早く対応。
東京大学、慶應義塾大学SFCのダブル合格者を輩出するなど、最新情報を駆使した戦略的な指導に定評がある。塾生はもちろん、講師からも一目置かれ、「合格請負人」の異名を取るほどの人気講師となっている。

