【国際教養大学AO】あなたに合うAIUの総合型・推薦入試はどれ?

こんにちは!KOSSUN教育ラボ教務担当です。

世界中から学生が集まるグローバルなキャンパスで、全ての授業を英語で行う国際教養大学(AIU)。その唯一無二の環境に憧れ、受験を考えている方も多いのではないでしょうか。

AIUは、一般的な学力試験だけでは測れない、情熱と可能性を秘めた多様な人材を発掘するため、非常にユニークで多彩な総合型選抜・推薦入試を実施しています。

「自分にはどの入試方式が合っているんだろう?」 「グローバル・ワークショップ入試って、一体何をするの?」

この記事では、そんな皆さんの疑問に答えるため、AIUの多彩な入試方式の中からユニークな6つの入試方式を徹底的に分析し、それぞれの特徴と攻略のポイントを分かりやすく解説していきます。


あなたの強みを活かす道はどれ?AIUのユニークな「6つの入試方式」徹底比較

AIUは、あなたの個性や経験、そして未来への意欲を多角的に評価する、様々な入口を用意しています。一つひとつ見ていきましょう。

1. 総合選抜型入試Ⅰ(4月入学/専願)

  • これはどんな入試? 高い英語能力や海外での経験を重視し、英語小論文と面接で総合的に評価する、AIUの総合型選抜の代表的な入試です。
  • どんな人向け? 卓越した英語力を既に持っている人や、海外での学習・生活経験を通じて培ったグローバルな視点をアピールしたい人に最適です。
  • 攻略のポイント 書類選考を通過した後の英語小論文面接が合否を分けます。単に英語が話せるだけでなく、与えられたテーマに対して深く思考し、自分の考えを論理的に、かつ説得力をもって英語で表現する能力が不可欠です。

2. 学校推薦型入試(4月入学/専願)

  • これはどんな入試? 高校での幅広い学びや課外活動での積極的な取り組みを、学校長の推薦に基づき評価する入試です。
  • どんな人向け? 高校の成績が優秀で、かつ部活動やボランティア、探究活動など、学業以外の活動にも主体的に取り組んできた実績のある人に向いています。
  • 攻略のポイント 総合選抜型入試Ⅰと同様に、英語小論文面接が課されます。調査書で示された学力や活動実績に加え、「なぜAIUで学びたいのか」という強い学習意欲を、自身の経験と結びつけて具体的に語る力が求められます。

3. 総合選抜型入試Ⅱ(9月入学/専願)

  • これはどんな入試? 基本的な仕組みは総合選抜型入試Ⅰと同じですが、入学時期が9月になります。
  • どんな人向け? 海外の高校を卒業する人や、日本の高校を卒業後、ギャップイヤーなどを経て秋入学を目指す人に最適な入試です。評価のポイントは総合選抜型入試Ⅰに準じます。
  • 攻略のポイント 4月入学の総合選抜型入試Ⅰと評価軸は同じです。高い英語能力を証明し、英語小論文面接で論理的思考力と表現力を示すことが重要です。

AIUならではのユニークな入試方式

ここからは、AIUの独自性が特に際立つ3つの入試方式をご紹介します。

4. グローバル・セミナー入試(4月入学/併願可)

  • これはどんな入試? 秋田県内の高校生を対象とし、AIUが開催する「グローバル・セミナー」への参加を前提とした入試です。
  • どんな人向け? 秋田県内の高校に通い、早期からAIUの学びに触れたいという強い意欲を持つ人。他の国公立大学との併願が可能なのも大きな魅力です。
  • 攻略のポイント セミナーで作成・提出する2点のレポートの質が極めて重要です。セミナーでの学びをいかに深く理解し、自分自身の問題意識と結びつけて論述できるかが評価されます。その後の面接では、レポートの内容について深く問われます。

5. グローバル・ワークショップ入試(4月入学/専願)

  • これはどんな入試? AIUが実施する問題解決型の合宿「グローバル・ワークショップ」での活動そのものを評価プロセスに組み込んだ、体験型の入試です。
  • どんな人向け? 座学だけでなく、チームで協働し、実践的に課題解決に取り組むことに情熱を燃やせる人。ディスカッションやプレゼンテーションが得意な人にも向いています。
  • 攻略のポイント 提出するレポートや面接はもちろんのこと、ワークショップ期間中の活動そのものが評価対象となります。他者と積極的に意見を交わすコミュニケーション能力、議論に貢献するリーダーシップや協調性など、グループの中での振る舞いが合否を左右します。

6. ギャップイヤー入試(9月入学/専願)

  • これはどんな入試? 高校卒業後、大学入学までの期間(4月~8月)を「ギャップイヤー」とし、その期間に独自の活動を行う計画を立て、その計画の独創性や意欲を評価するユニークな入試です。
  • どんな人向け? 明確な目的意識を持ち、大学入学前にボランティアやインターンシップ、特定分野の探究など、自分だけの特別な経験を積みたいと考えている人。
  • 攻略のポイント 合否の鍵は「活動計画書」です。「なぜその活動をしたいのか」「その活動を通して何を学び、AIUでの学びにどう繋げたいのか」というビジョンを、具体的かつ情熱的に示す必要があります。面接では、その計画を実現する本気度が厳しく問われます。

戦略的アドバイス

これら多様な入試に共通する、合格を掴むための核心的なポイントは以下の3つです。

  1. 「英語力」は全ての土台 どの入試方式でも、AIUで学ぶための前提として高い英語力が求められます。資格試験のスコアはもちろん、英語で思考し、表現する実践的な能力を日頃から磨きましょう。
  2. 「なぜAIUなのか」を自分の言葉で語る 「国際的だから」という漠然とした理由では通用しません。AIUの理念、カリキュラム、多文化共生環境などを深く理解した上で、「自分のこの経験や目標を達成するためには、AIUでなければならない」という、あなただけの具体的な理由を構築することが不可欠です。
  3. 「行動」と「探究」が評価される 机上の勉強だけでなく、セミナーやワークショップへの参加、ギャップイヤーでの活動など、AIUはあなたの主体的な「行動」と「探究」を高く評価します。興味のあることには、まず一歩踏み出してみましょう。

KOSSUN教育ラボからのメッセージ

国際教養大学(AIU)の総合型・推薦入試は、偏差値だけでは測れないあなたの個性、経験、そして未来への情熱を評価してくれる、またとないチャンスです。

もし、「自分にどの入試が合っているのか分からない」「活動計画書や英語小論文の書き方に悩んでいる」と感じたら、ぜひ一度私たちKOSSUN教育ラボにご相談ください。 私たちは、あなたの可能性を最大限に引き出す最適な入試戦略を、共に考え、設計するプロフェッショナルです。

あなたの挑戦を、心から応援しています。

KOSSUN教育ラボでは、総合型選抜・学校推薦型選抜(AO入試・推薦入試)に特化した対策を行っています。

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※この記事は専門家による監修のもと執筆されています。