
- 1. 【阪大】大阪大学「総合型選抜(理学部)」徹底解説!自然科学への知的好奇心と研究実績を未来の真理探究へ繋ぐルート
- 2. 1. 理学部の募集人員と2つの選抜型
- 3. 2. 求める学生像と出願要件の要点
- 3.1. 求める学生像(アドミッション・ポリシー)
- 3.2. 出願要件の要点(型ごとの特徴)
- 4. 3. 大学入学共通テストの指定教科
- 5. 4. 選抜方法と試験内容(第1次・第2次選考)
- 6. 5. 理学部総合型選抜突破のための3大戦略
- 6.1. 戦略1:研究成果概要(3種類)の徹底的なブラッシュアップと貢献度の明示
- 6.2. 戦略2:口頭試問(ポスター発表)における質疑応答力の鍛錬
- 6.3. 戦略3:挑戦型における高度な数学・物理の記述力と思考力の養成
- 7. ⚠️ 受験生の皆さんへ
- 8. KOSSUN教育ラボからのメッセージ
【阪大】大阪大学「総合型選抜(理学部)」徹底解説!自然科学への知的好奇心と研究実績を未来の真理探究へ繋ぐルート
こんにちは!KOSSUN教育ラボ教務担当です。
日々の高校生活のなかで、実験などを通して科学を楽しみ、数学、物理学、化学、生物学、地学などの基礎科学分野において自主的な研究活動に情熱を注いできたあなたへ。もしあなたが「自然科学に強い知的好奇心を持ち、自ら強く考察して真理を探究・発信することに喜びを感じる研究者・科学者になりたい」という高い志を抱いているなら、あなたのこれまでの研究成果や探究の実績をストレートに評価してくれる特別なステージが用意されています。
それが、世界水準の基礎科学の知を創造し続ける大阪大学の「総合型選抜(理学部)」です。
今回は「令和9年度大阪大学 総合型選抜・学校推薦型選抜 学生募集要項」を徹底分析し、理学部が実施する2つの型(「研究奨励型」および「挑戦型」)の概要、求める学生像、出願要件、大学入学共通テストの指定教科、そして第2次選抜の「口頭試問(ポスター発表)」や「小論文」に至るまでの選考内容と、合格を掴み取るためのプロ直伝の対策ポイントまでを余すことなく解説します。
1. 理学部の募集人員と2つの選抜型

大阪大学の「総合型選抜」は、一般選抜とは異なる観点から、高等学校等での主体的な学びや理数系の卓越した研究実績を持つ意欲的な人材を多面的・総合的に評価する選抜枠として実施されます。
理学部では、大きく分けて「研究奨励型」と「挑戦型」の2つの型が用意されています。
- 募集人員:
- 総合型選抜(研究奨励型):化学科 8名、生物科学科(生物科学コース 4名、生命理学コース 3名)
- 総合型選抜(挑戦型):数学科 5名、物理学科 10名
- 入学時期:4月入学(前年11月上旬に出願、12月下旬に第2次選考(口頭試問・小論文)が行われる重要ルートです)
2. 求める学生像と出願要件の要点

大阪大学理学部がこの総合型選抜で求めているのは、単にペーパーテストの点数が高い生徒ではありません。自然科学の真理の探究に強い喜びを感じ、自主的な研究活動や高い志を持った次世代の科学者です。
求める学生像(アドミッション・ポリシー)
理学部では、自然科学に知的好奇心を持ち、自ら強く考察して真理を探究・発信することに喜びを感じる人や、幅広い自然科学の基礎知識と応用力に加え、広い視野と柔軟な発想力を持った人、科学の素養を背景にして、国際社会に幅広く貢献したい人などを求めています。
(出典:『令和9年度大阪大学 総合型選抜・学校推薦型選抜 学生募集要項』 P.65)
出願要件の要点(型ごとの特徴)
出願にあたっては、それぞれの型が定める厳しい要件を満たしている必要があります。
- ① 総合型選抜(研究奨励型)の要件: 化学科または生物科学科を志望し、高校在学中等にスーパーサイエンスハイスクール(SSH)生徒研究発表会、日本学生科学賞、JSEC、日本学術会議協力学術研究団体の学会、GSC、高校化学グランドコンテスト、阪大SEEDSプログラム等での発表・入選実績、あるいは優れた自由研究・課題研究を行った実績があること。
- ② 総合型選抜(挑戦型)の要件: 数学科または物理学科を志望し、基礎科学分野の学問・研究に強い興味を持ち、数学科を受験する場合は数学に関連した課外活動の実績を、物理学科を受験する場合は理科または数学に関連した課外活動の実績を少なくとも一つ持つこと。
- ③ 共通テストの受験と入学確約: 理学部の各学科・コースが指定する大学入学共通テストの教科・科目を受験し、合格した場合には必ず入学することを確約できること。
3. 大学入学共通テストの指定教科

理学部の総合型選抜では、基礎学力を把握するため、大学入学共通テストの受験が必須となります。指定された教科の主要な枠組みは以下の通りです。
※科目・注意事項については必ず募集要項を確認してください。
- 国語
- 地理歴史・公民
- 理科
- 数学
- 外国語
- 情報
4. 選抜方法と試験内容(第1次・第2次選考)

選考は、提出書類による「第1次選考」と、研究成果の発表や小論文・口頭試問を実施する「第2次選考」の2段階で行われます。
- 第1次選考:提出書類により選考を行います。
- 第2次選考:
- 研究奨励型(口頭試問):A0判1枚のポスターを用いた10分間の研究成果発表および質疑応答。
- 挑戦型(小論文および口頭試問):数学科・物理学科に応じた専門的な小論文試験と、適性や思考力を問う口頭試問を実施。
- 総合判定:大学入学共通テストの成績(1,000点満点を100点満点に換算)と、提出書類および口頭試問・(小論文)の結果を合わせた計200点満点で最終合格者が決定されます。なお、共通テストの得点率は満点中概ね80%以上であることが必要です。
5. 理学部総合型選抜突破のための3大戦略

高等学校での研究活動やコンテストの実績を、阪大理学部の教授陣を唸らせる「科学的ロジック」へと翻訳するための3つの戦略です。
戦略1:研究成果概要(3種類)の徹底的なブラッシュアップと貢献度の明示
【KOSSUN教育ラボの視点】
研究奨励型では、「A:研究の要旨(500字程度)」「B:研究の内容(A4片面7ページ以内)」「C:研究に対する志願者の貢献度」という3種類の研究成果概要の提出が義務づけられています。
単に実験データを並べるのではなく、「なぜその研究テーマを設定したのか」「どのような仮説を立て、いかに検証したのか」「自分の貢献はどこにあるのか」を論理的かつ厳密に記述することが求められます。
KOSSUN教育ラボでは、プロ講師の指導のもと、アカデミックな体裁に仕立て上げます。
戦略2:口頭試問(ポスター発表)における質疑応答力の鍛錬
【KOSSUN教育ラボの視点】
研究奨励型の第2次選考の口頭試問では、A0ポスターを用いた10分間のプレゼンテーションと、第一線で活躍する理学部の教授陣からの鋭い質疑応答が行われます。
KOSSUN教育ラボでは、研究内容の妥当性や科学的な背景知識について深く突っ込まれた際にも、動揺することなく正確に応答できるコミュニケーション力を徹底的にトレーニングします。
戦略3:挑戦型における高度な数学・物理の記述力と思考力の養成
【KOSSUN教育ラボの視点】
挑戦型(数学科・物理学科)では、高度な小論文試験が課されます。
標準的な高校範囲を超えた柔軟な発想力や、粘り強く真理を考察する頭の粘り強さが試されます。
KOSSUN教育ラボでは、演習を通じて、論理的思考力を極限まで高めるサポートを粉います。
⚠️ 受験生の皆さんへ
本記事は「令和9年度大阪大学 総合型選抜・学校推薦型選抜 学生募集要項」に基づき執筆しています。総合型選抜は、Web出願登録・出願書類の郵送期限(必着・厳格なルール)、共通テストの指定教科・科目の確実な受験、および共通テスト成績請求情報の登録が極めて厳格です。出願を検討するにあたっては、必ず大阪大学公式の入試情報サイトから最新の募集要項を直接ダウンロードし、細部まで最終確認を行ってください。
KOSSUN教育ラボからのメッセージ

高等学校という限られた時間のなかで、実験や研究に没頭し、自然科学の真理に迫ろうと努力を重ねてきたあなたには、未来の科学を切り拓く素晴らしい「知の体力」がすでに備わっています。
- 積み上げてきた研究実績と知的好奇心を武器に:実験を通して科学を楽しみ、自主的な研究活動に情熱を注いできたあなたの歩みは、最先端の理学研究を推進する大阪大学で学ぶための最高の土台です。
- 世界をリードする科学者・研究者へ:理学部は、自ら強く考察して真理を探究・発信することに喜びを感じるあなたのような情熱的な学生を待っています。選抜の試験場では、面接官である教授陣と研究について対等に語り合うことを楽しむつもりで、堂々と挑みましょう。
「あなた」がこれまでの研究で培った知の火を、自然科学の未来を照らす確かな知性の光へと変えるために。その挑戦を、私たちはマンツーマンで全力でバックアップします。
KOSSUN教育ラボでは、総合型選抜・学校推薦型選抜(AO入試・推薦入試)に特化した対策を行っています。
受験でお困りの方は、お気軽に無料個別相談会にお申し込みください。
本記事で紹介した内容に関連して、以下の記事もおすすめです。ぜひご覧ください。
※この記事は専門家による監修のもと執筆されています。

この記事を監修した人
川又 ヒトミ(かわまた・ひとみ)
東京大学、慶應義塾大学のダブル合格者を輩出!
実力と人間性を兼備した指名の絶えない人気講師。
【略歴】学士(文学)お茶の水女子大学
群馬県出身。大学卒業後、私立高校に入職。その間、進路指導部長を務め、大学入試改革や新学習指導要領、ギガスクール構想など高校の教育現場に押し寄せる変化にいち早く対応。
東京大学、慶應義塾大学SFCのダブル合格者を輩出するなど、最新情報を駆使した戦略的な指導に定評がある。塾生はもちろん、講師からも一目置かれ、「合格請負人」の異名を取るほどの人気講師となっている。
趣味特技は、散歩、読書。
■参考文献
本記事の作成にあたっては、以下の公式資料を参考にしています。
「令和9年度大阪大学 総合型選抜・学校推薦型選抜 学生募集要項」


