【学部選び】「コミュニティ福祉学部」に向いている人って?“優しさ”を社会の仕組みに変える!立教大を徹底解説

こんにちは!KOSSUN教育ラボ教務担当です。

「福祉」と聞いて、あなたはどんなイメージを持ちますか? 「お年寄りや障害のある方の介護をする仕事」でしょうか。もしそうなら、コミュニティ福祉学部の本当の面白さの半分も理解できていないかもしれません。

本来、福祉とは「すべての人々の幸せ」を意味します。 コミュニティ福祉学部は、単なるケアの技術を学ぶ場所ではなく、「貧困、孤立、災害、少子高齢化といった社会の歪みに対し、人と人とのつながり(コミュニティ)の力を使って、誰もが安心して生きられる『仕組み』をどう創るか」を探求する、極めてダイナミックで実践的な学部です。

「社会の理不尽を放っておけない」というあなたの純粋な“優しさ”を、社会を変える“専門スキル”へと鍛え上げる場所。

今回は、KOSSUN教育ラボの視点から、「コミュニティ福祉学部に向いている人の3つの特徴」と、「この分野のパイオニアである立教大学」について徹底解説します。

コミュニティ福祉学部は、「社会学」の客観的な視点と、「福祉学」の実践的な思いやりを掛け合わせたような学部です。 教室の中で分厚い本を読んでいるだけでは解決できないリアルな問題に対して、当事者の声を聞きにいく行動力が求められます。

では、具体的にどんな人がこのアクティブな学部に向いているのでしょうか?

1. コミュニティ福祉学部に向いている「3つのタイプ」

タイプA:目の前のSOSに寄り添う「ヒューマン・サポーター」

  • 「ヤングケアラーや子どもの貧困といったニュースを見ると、胸が痛み、直接手を差し伸べたくなる」
  • 「生きづらさを抱えている人たちの『声なき声』をすくい上げ、一緒に解決策を考えたい」
  • 特徴: マクロな社会問題よりも、目の前で困っている「個人の痛み」に共感し、対人援助のプロフェッショナルとして直接関わりたい人。
  • なぜ向いている?: 社会福祉士などの国家資格取得を目指し、心理学や法制度を駆使して、困難を抱える人を支援する「ソーシャルワーク」の専門技術を深く学べるからです。

タイプB:地域の「つながり」を再構築する「コミュニティ・ビルダー」

  • 「シャッター商店街や過疎化の進む地域に、活気と多世代が交流できる居場所を作りたい」
  • 「行政(公務員)やNPO、企業を巻き込んで、社会問題を解決する新しい『仕組み』や『政策』を企画したい」
  • 特徴: 個人を支援するだけでなく、その人が暮らす「地域社会(コミュニティ)」そのものをデザインし、問題が起きにくい環境を作りたい人。
  • なぜ向いている?: まちづくりや公共政策、NPOの運営手法などを学び、多様な人々が共生できる社会のルールや仕組みを構築する力が養われるためです。

タイプC:机上の空論を嫌う「アクティブ・フィールドワーカー」

  • 「ネットの情報をまとめるより、実際にその街に行って、住んでいる人のリアルな話を聞く方が好き」
  • 「ボランティアや地域のお祭りなど、体を動かして人と関わる活動にやりがいを感じる」
  • 特徴: 教室で理論を学ぶだけでなく、現場に出ることで初めて本質的な課題が見えてくると信じている、行動力あふれる人。
  • なぜ向いている?: この学部のカリキュラムは「体験型学習」を非常に重視しており、実際の福祉現場や地域社会に入り込むフィールドワークや実習が豊富に用意されているからです。

2. 現場主義を貫くパイオニア:立教大学(コミュニティ福祉学部)

この分野を志す受験生にとって、圧倒的なブランド力と実践的な教育環境を誇るのが立教大学です。 埼玉県の緑豊かな新座キャンパスに拠点を置き、「いのちの尊厳」と「すべての人々のウェルビーイング」を追求しています。

立教大学(コミュニティ福祉学部)

  • 特徴: アプローチの異なる「福祉学科」と「コミュニティ政策学科」の2学科体制で、福祉を多角的に捉えます。
  • ポイント:
    • ① 人に寄り添う「福祉学科」: ソーシャルワーカー(社会福祉士や精神保健福祉士など)の育成をはじめ、貧困、高齢者、障害者支援など、生活困窮者の自立をサポートするプロを育てます。少人数教育と徹底した実習により、対人援助の実践力を高めます。
    • ② 仕組みを創る「コミュニティ政策学科」: 子育て支援、災害復興、地域活性化など、幅広い社会課題に対して「政策(ルールづくり)」と「コミュニティ開発」の視点からアプローチします。公務員やNPOだけでなく、金融やITなどの民間企業へ就職し、ビジネスの力で地域を豊かにしようとする学生も多いのが特徴です。
    • ③ 圧倒的なフィールド連携: 地域住民や自治体と協働するプロジェクトが非常に盛んです。社会のリアルな課題に直面し、それを乗り越えるタフな思考力と実行力が鍛えられます。

3. 総合型選抜で「コミュニティ福祉学部」を狙う戦略

立教大学などのコミュニティ福祉学部を自由選抜入試(総合型選抜)で受験する際、「ボランティア活動に参加して、人を助けたいと思いました」「優しい社会を作りたいです」という感想文レベルのアピールでは絶対に合格できません。

合格する志望理由の鉄則: 「私は、単身高齢者の『社会的孤立と孤独死(課題)』を防ぎたいです。現状の福祉サービスは要介護認定を受けた人に偏っており、元気なうちから地域と繋がるセーフティネットが不足しています。そこで貴学のコミュニティ政策学科で社会学と公共政策を学び、空き家を活用して学生と高齢者が日常的に交流できる『多世代共生型のコミュニティカフェ』の運営モデル(解決策)を事業化し、行政に政策提言したいです」

重要なのは、「あなたが解決したい社会の『理不尽』は具体的に何か」、そして「それを『個人の支援(福祉)』と『地域の仕組みづくり(コミュニティ)』の両輪でどう解決するか」を論理的に語ることです。

KOSSUN教育ラボからのメッセージ

コミュニティ福祉学部は、社会の影の部分に目を向け、そこにある「生きづらさ」を「誰もが生きやすい仕組み」へと作り変える、非常にエネルギッシュで温かい学部です。 「誰かのために」というあなたの強い原動力は、正しい専門知識を得ることで、社会を変える最強の武器になります。

立教大学の2学科のうち、今のあなたは「目の前の人を直接支えること(福祉学科)」と、「地域全体の仕組みを企画すること(コミュニティ政策学科)」のどちらにより強い関心がありますか?

もしよろしければ、あなたの関心方向を教えてください。それに合わせて、総合型選抜の面接官を唸らせる「社会課題の深掘りと解決策のアイデア出し」を一緒に行ってみましょう!

KOSSUN教育ラボでは、総合型選抜・学校推薦型選抜(AO入試・推薦入試)に特化した対策を行っています。

受験でお困りの方は、お気軽に無料個別相談会にお申し込みください。

※この記事は専門家による監修のもと執筆されています。