【学部選び】「人文社会学部」に向いている人って?人間と社会をつなぐ“知の架け橋”になれる5大学を紹介

こんにちは!KOSSUN教育ラボ教務担当です。

「人文社会学部」は、文学部と法・経済・社会学部が合体したような、文系の「総合力」を養う学部です。

「人間(Human)」の内面や文化を深く理解し、それを「社会(Society)」の課題解決にどう活かすか。 この2つの視点を行き来できる人材は、変化の激しい現代において、地域や組織のリーダーとして非常に重宝されます。

今回は、KOSSUN教育ラボの視点から、「人文社会学部に向いている人の3つの特徴」と、「独自色が光る5大学」について解説します。「人文社会学部」は、文学部と法・経済・社会学部が合体したような、文系の「総合力」を養う学部です。

人文社会学部は、大学によって中身が全く異なりますが、共通しているのは「学際性」です。 心理学を学びながら地域の防災を考えたり、文学を学びながら観光ビジネスを立ち上げたり。 「文系科目は全部好きで選べない!」「全部つなげて考えたい!」という欲張りなあなたにこそ、ふさわしい場所です。

では、どんな人がこの学部に向いているのでしょうか?

1. 人文社会学部に向いている「3つのタイプ」

タイプA:広い視野で問題を解く「ジェネラリスト」

  • 「歴史も好きだし、法律も興味がある。どっちか一つに絞りたくない」
  • 「ニュースを見ていて、政治の話と文化の話が繋がっていると感じる」
  • 特徴: 物事を一つの専門分野だけで見ず、多角的な視点(歴史×経済、心理×法など)から捉えたい人。
  • なぜ向いている?: この学部の醍醐味は「越境」です。タコ壺化(狭い専門性)に陥らず、広い教養を持って複雑な社会課題にアプローチする力が養われます。

タイプB:地域に貢献したい「ローカル・イノベーター」

  • 「地元の良さをもっと発信したい」
  • 「過疎化や環境問題など、身近な地域課題を解決したい」
  • 特徴: 抽象的な理論だけでなく、それを具体的な「現場(地域)」で実践したい人。
  • なぜ向いている?: 多くの人文社会学部は「地域」をフィールドにしています。教室を飛び出し、地元の人々と関わりながら学ぶPBL(課題解決型学習)が充実しています。

タイプC:デジタル×文系で攻める「DX人材」

  • 「文系だけど、データ分析やプログラミングも武器にしたい」
  • 「AIを使って、新しい文化やサービスを作りたい」
  • 特徴: 「文系=アナログ」という思い込みを捨て、テクノロジーを道具として使いこなしたい人。
  • なぜ向いている?: 最新の人文社会学部(特に清泉大など)では、文系スキルに「データサイエンス」を掛け合わせた教育がトレンドです。最強のハイブリッド人材になれます。

2. 「人文社会学部」のある個性豊かな5大学を紹介

北から南まで、ユニークな学びを展開する5校をピックアップしました。

① 琉球大学(人文社会学部)

  • 特徴: 沖縄という唯一無二のフィールドで学ぶ、国立大学。
  • ポイント:
    • 「「平和・共生・沖縄理解」をキーワードとした学び」 琉球・沖縄の歴史、文化、言語、そして基地問題や環境問題。これらを当事者として深く学べるのは世界でここだけです。「国際法政学科」「人間社会学科」「琉球アジア文化学科」の3学科があり、ローカルな課題からグローバルな平和を考える視点が身につきます。

② 東京都立大学(人文社会学部)

  • 特徴: 首都・東京の課題に挑む、公立大学の雄。
  • ポイント:
    • 「専門性のデパート」 心理、教育、社会、福祉、言語、歴史…。とにかく学べる分野が広く、深いです。「人間社会学科」「人文学科」の2学科で構成されています。特筆すべきは「少人数教育」。教員1人あたりの学生数が少なく、マンツーマンに近い指導で質の高い研究ができます。

③ 名古屋市立大学(人文社会学部)

  • 特徴: 中部圏の公立トップ校。
  • ポイント:
    • 「心理と社会の融合」: 公認心理師を目指せるカリキュラムが充実しており、こころの問題を社会構造とセットで学べるのが強み。「心理教育学科」「現代社会学科」「国際文化学科」の3学科。名古屋という大都市の行政や企業との連携も強く、公務員や民間就職に非常に強いです。

④ 帝京平成大学(人文社会学部)

  • 特徴: 「実学の総合大学」。池袋や中野など都心キャンパスで学びます。
  • ポイント:
    • 「ビジネス直結」: 経営、観光、メディアなど、社会ですぐに使えるスキルを重視。「教育学科」「人間文化学科」「経営学科」の3学科で構成されいます。 「経営学科」ではトレーナーやスポーツビジネス、「観光経営学科」では旅行業務取扱管理者など、資格取得と実務教育に徹底して力を入れています。

⑤ 清泉大学(人文社会科学部)

  • 特徴: 2025年4月、清泉女学院大学から「清泉大学・清泉大学短期大学部」へ名称変更し、全学部男女共学化、新設された注目の学部。
  • ポイント:
    • 「文系デジタル人材」: 文系の感性を持ちながら、ITやAIを活用して地域課題を解決できる人材を育てます。人気沸騰のため初年度の一般選抜が中止になるほど注目を集めました。長野駅東口の新キャンパスも魅力。「情報コミュニケーション学科」と「文化芸術学科」を設置。

3. 総合型選抜で「人文社会学部」を狙う戦略

この学部を目指すなら、「繋げる力」をアピールしてください。

合格する志望理由の鉄則: 「私は、地元の伝統工芸が衰退している問題(課題)に関心があります。これを解決するには、歴史的価値の再評価(人文)と、ECサイトでの販売戦略(社会・IT)の両方が必要です。だからこそ、文化とビジネス、そしてデジタルスキルを横断的に学べる貴学を志望します」

「なぜ文学部でも経済学部でもなく、人文社会学部なのか?」 その答えは、「複雑な問題を解決するには、複数の視点が必要だから」です。このロジックを忘れずに。

KOSSUN教育ラボからのメッセージ

人文社会学部は、AI時代に最も強い「人間力」を鍛える場所です。 特定の職業訓練ではなく、どんな変化にも対応できる「知のOS」をアップデートしたいなら、ここは最高の環境です。

「琉球大で沖縄独自の文化を深掘りしたい!」 「清泉大の新しいデジタル教育が気になる」

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※この記事は専門家による監修のもと執筆されています。