
- 1. 【学部選び】「人間科学部」に向いている人って?文理融合で人間を解き明かす!注目大学を一挙紹介
- 2. 1. 人間科学部に向いている「3つのタイプ」
- 2.1. タイプA:理系も文系も選びたくない「ボーダーレス思考タイプ」
- 2.2. タイプB:複雑な悩みを解決したい「ホール・アプローチ(全体論)タイプ」
- 2.3. タイプC:データと現場を往復する「行動派リサーチャー」
- 3. 2. 「人間科学部」のある個性豊かな7大学を紹介
- 3.1. ① 大阪大学(人間科学部)
- 3.2. ② 早稲田大学(人間科学部)
- 3.3. ③ 専修大学(人間科学部)
- 3.4. ④ 神奈川大学(人間科学部)
- 3.5. ⑤ 文教大学(人間科学部)
- 3.6. ⑥ 神戸女学院大学(人間科学部)
- 4. 3. 総合型選抜で「人間科学部」を狙う戦略
- 4.1. KOSSUN教育ラボからのメッセージ
【学部選び】「人間科学部」に向いている人って?文理融合で人間を解き明かす!注目大学を一挙紹介
こんにちは!KOSSUN教育ラボ教務担当です。
「文系科目は好きだけど、脳科学や生物学も気になる」 「心理学を学びたいけど、社会環境やデータ分析も捨てがたい」
そんな「文理の枠に収まりきらない知的好奇心」を持つあなたに、最強のフィールドがあります。 それが「人間科学部」です。
人間科学部は、「人間という不思議な存在を、心・体・社会・文化・環境といったあらゆる角度から解剖する、学問の総合格闘技」です。 AIが台頭するこれからの時代、最も必要とされるのは、バラバラの知識を統合して「人間とは何か?」を語れる人材です。
今回は、KOSSUN教育ラボの視点から、「人間科学部に向いている人の3つの特徴」と、「多彩な魅力を持つ6大学」について解説します。
人間科学部は、大学によって中身がカメレオンのように変わる不思議な学部です。 ある大学ではスポーツ科学に近く、ある大学では心理学がメイン、またある大学では社会学や哲学に近いこともあります。
しかし、共通しているのは「学際性」。 一つの正解に縛られず、複数の視点を行き来できる柔軟な思考を持つ人が輝ける場所です。
1. 人間科学部に向いている「3つのタイプ」
タイプA:理系も文系も選びたくない「ボーダーレス思考タイプ」
- 「生物の授業で『脳の仕組み』を習ったら、倫理の授業で『心』について考えたくなった」
- 「文系選択だけど、統計データやプログラミングにも抵抗がない」
- 特徴: 「文理融合」を地で行く人。物事を多角的に捉えるのが好きで、縦割りの学問に窮屈さを感じる人。
- なぜ向いている?: 人間科学部は、生理学(理系)と心理学(文系)、あるいは建築学(工学)と社会福祉(社会学)を同時に学べるカリキュラムが多いからです。
タイプB:複雑な悩みを解決したい「ホール・アプローチ(全体論)タイプ」
- 「『引きこもり』の問題は、本人の性格(心理)だけでなく、家族や社会制度(環境)も関係していると思う」
- 「環境問題を解決するには、技術だけでなく人の行動変容が必要だと感じる」
- 特徴: 問題を「点」ではなく「面」で捉え、根本的な解決策を探りたい人。
- なぜ向いている?: 人間科学のアプローチは、個人(ミクロ)と社会(マクロ)の両方から問題に光を当てます。複雑な社会課題に対し、統合的な解決策をデザインする力が身につきます。
タイプC:データと現場を往復する「行動派リサーチャー」
- 「アンケート調査や実験をして、人間行動のデータを取るのが面白そう」
- 「教室で理論を学ぶだけでなく、実際のフィールド(現場)に出て観察したい」
- 特徴: 「人間」への尽きない興味があり、それを客観的な事実(データ)として明らかにしたい人。
- なぜ向いている?: 多くの人間科学部では、統計学や実験、フィールドワークが必修です。「なんとなく」ではなく「科学的に」人間を理解するスキルが磨かれます。
2. 「人間科学部」のある個性豊かな7大学を紹介
人間科学部は大学ごとのカラーが非常に強いため、選び方が重要です。
① 大阪大学(人間科学部)
- 特徴: 国立大学唯一の「人間科学部」であり、この分野のパイオニア。「行動学科目」「社会学科目」「教育学科目」「共生学科目」の4学科目。
- ポイント: 研究レベルの高さは圧倒的です。グローバルな課題解決(SDGsなど)に挑む「行動する研究者」を育てます。理系的なアプローチも非常に強いです。
② 早稲田大学(人間科学部)
- 特徴: 埼玉・所沢キャンパスにある、私学の雄。「人間環境科学科」「健康福祉科学科」「人間情報科学科」の3学科。
- ポイント: 「文理融合」の完成形と言えます。スポーツ科学部と同じキャンパスにあり、身体的なアプローチから、AI・情報工学、さらには臨床心理まで、学べる幅の広さは日本一クラスです。「eスクール(通信課程)」も有名で、多様なバックグラウンドを持つ学生が集まります。
③ 専修大学(人間科学部)
- 特徴: 伝統ある「心理学科」と「社会学科」の2本柱。
- ポイント: 非常にオーソドックスかつ深く学べる構成です。「心理の専修」と言われるほど心理学の設備やカリキュラムが充実しており、基礎から応用までしっかり学べます。社会学科では、フィールドワークを通じて現代社会のリアルを解き明かします。
④ 神奈川大学(人間科学部)
- 特徴: 横浜キャンパスで学ぶ、「人間」に特化した学部。「人間科学科」の1学科制。
- ポイント: 「スポーツ健康コース」「心理発達コース」「人間社会コース」の3コース制。特にスポーツや身体活動を通して人間を理解するアプローチが充実しており、スポーツ指導者や健康産業を目指す学生にも人気です。
⑤ 文教大学(人間科学部)
- 特徴: 「教育の文教」が誇る、「対人援助」のプロを育てる学部。「人間科学科」「臨床心理学科」「心理学科」の3学科制。
- ポイント: カウンセラー、ソーシャルワーカー、教員など、「人を支える仕事」に直結する学びが強みです。「福祉」や「心理」の資格取得サポートが手厚く、優しい心を持った実践家を育成します。
⑥ 神戸女学院大学(人間科学部)
- 特徴: 関西の名門女子大。「心理・行動科学科」と「環境・バイオサイエンス学科」の2学科制。
- ポイント: リベラルアーツ教育の伝統に基づき、少人数で丁寧に学びます。特に「環境・バイオサイエンス学科」では、実験や実習を通じて理系的な視点から人間環境を学べるのが、女子大としては非常にユニークな特徴です。
3. 総合型選抜で「人間科学部」を狙う戦略
人間科学部の志望理由書で一番の敵は、「広すぎて焦点がぼやけること」です。 「人間について学びたいです」では、何も言っていないのと同じです。
合格する志望理由の鉄則:「私は、子どもの貧困問題(課題)に対し、経済的な支援だけでなく、心のケアと学習環境の整備をセットで行う必要があると考えます。そのため、貴学で『発達心理学』と『教育社会学』を横断的に学び(文理融合)、行政とNPOをつなぐ『包括的支援モデル』を研究したいです」
このように、「具体的な社会課題」×「複数の学問領域の掛け合わせ」で語ることが、人間科学部合格へのパスポートです。
KOSSUN教育ラボからのメッセージ
人間科学部は、正解のない時代を生き抜くための「知恵」を授けてくれる場所です。 特定の職業スキルだけでなく、どんな環境でも人間を深く理解し、問題を解決できる「汎用的なOS」を手に入れたいなら、ここは最高の選択肢です。
「早稲田と阪大、研究アプローチの違いは?」 「心理学部と人間科学部の心理学、どっちが自分に合ってる?」
選択肢が多いからこそ、迷いも深くなります。
そんな時は、KOSSUN教育ラボにご相談ください。あなたの知的好奇心を、合格への明確なビジョンに変えましょう!
KOSSUN教育ラボでは、総合型選抜・学校推薦型選抜(AO入試・推薦入試)に特化した対策を行っています。
受験でお困りの方は、お気軽に無料個別相談会にお申し込みください。
※この記事は専門家による監修のもと執筆されています。

この記事を監修した人
川又 ヒトミ(かわまた・ひとみ)
東京大学、慶應義塾大学のダブル合格者を輩出!
実力と人間性を兼備した指名の絶えない人気講師。
【略歴】学士(文学)お茶の水女子大学
群馬県出身。大学卒業後、私立高校に入職。その間、進路指導部長を務め、大学入試改革や新学習指導要領、ギガスクール構想など高校の教育現場に押し寄せる変化にいち早く対応。
東京大学、慶應義塾大学SFCのダブル合格者を輩出するなど、最新情報を駆使した戦略的な指導に定評がある。塾生はもちろん、講師からも一目置かれ、「合格請負人」の異名を取るほどの人気講師となっている。
趣味特技は、散歩、読書。


