【学部選び】「情報学部」に向いている人って?プログラミングはただの道具!文理の壁を越える7大学を紹介

こんにちは!KOSSUN教育ラボ教務担当です。

「情報学部=ずっとパソコンに向かってプログラミングをしている理系の人たち」 「数学が得意じゃないと絶対についていけない学部」

もしそんなイメージを持っているなら、それは非常にもったいない誤解です! 現代の情報学部は、プログラミングなどの「技術(ハード)」を学ぶだけでなく、「その技術を使って、社会のどんな課題を解決し、人間をどう幸せにするか(ソフト)」をデザインする場所へと大きく進化しています。

そのため、ゴリゴリの理系だけでなく、社会学や心理学に興味がある「文系」の学生も大いに活躍できる、まさに「文理融合」の最前線となっています。

今回は、KOSSUN教育ラボの視点から、「情報学部に向いている人の3つの特徴」と、「独自のアプローチが光る7大学」について解説します。

AI(人工知能)やビッグデータ、IoTといった言葉が当たり前になった今、情報学は「一部の専門家のもの」から「すべての人が学ぶべき現代の読み書きそろばん(教養)」へと変わりました。 「情報」という強力な武器を手に入れて、あなたなら世界をどう変えますか?

まずは、どんな人がこのエキサイティングな学部に向いているのかを見ていきましょう。

1. 情報学部に向いている「3つのタイプ」

タイプA:仕組みをゼロから創りたい「テクノロジー・ビルダー」

  • 「便利なアプリや新しいWebサービスを、自分の手で開発してみたい」
  • 「パソコンやスマホの裏側で、どんなシステムが動いているのか気になる」
  • 特徴: プログラミング言語やネットワークの仕組みを学び、テクノロジーそのものを生み出すことにワクワクする人(王道の理系タイプ)。
  • なぜ向いている?: コンピュータ科学やソフトウェア工学のど真ん中です。ハードとソフトの両面から、次世代のITインフラを構築するエンジニアとしての力が身につきます。

タイプB:隠れた法則を見つけ出したい「データ・アナリスト」

  • 「SNSのトレンドや、ヒット商品の売上データなどを分析するのが好き」
  • 「勘や経験ではなく、客観的な数値(エビデンス)に基づいて戦略を立てたい」
  • 特徴: 膨大な情報(ビッグデータ)の中から規則性を見つけ出し、ビジネスや社会課題の解決に活かしたい人(数学的思考が得意なタイプ)。
  • なぜ向いている?: データサイエンスや統計学を駆使して、「このデータから何が言えるか?」を導き出すプロフェッショナルになれます。マーケティングや経営戦略の分野で引く手あまたです。

タイプC:人とテクノロジーを繋ぎたい「ソーシャル・デザイナー」

  • 「文系だけど、ITやメディアを使って社会を良くする仕組みを考えたい」
  • 「AIが発達した時代の『人間関係』や『倫理観』、使いやすい『デザイン』に興味がある」
  • 特徴: 技術そのものよりも、「技術をどう人間社会に馴染ませるか」という文系的な視点やコミュニケーションを重視する人。
  • なぜ向いている?: 情報社会学やヒューマンインターフェースの領域です。「高齢者でも使いやすいスマホアプリのデザイン」など、テクノロジーを人間のために最適化する力が養われます。

2. 「情報学部(情報科学部)」のある個性豊かな7大学を紹介

全国から、アプローチの異なる注目大学をピックアップしました。

① 静岡大学(情報学部)

  • 特徴: 国立大学における「文工融合」のパイオニアです。
  • ポイント: 「情報科学科(技術)」「行動情報学科(データ・サービス)」「情報社会学科(社会・人)」の3学科体制。理系だけでなく、文系受験生にも広く門戸が開かれており、多様な視点から情報化社会の課題にアプローチできる人材を育成します。

② 広島市立大学(情報科学部)

  • 特徴: ソフトウェアとハードウェアの両面から次世代環境を創造する公立大学。
  • ポイント: システム工学や知能工学だけでなく、「医用情報科学科」があるのが大きな特徴です。医療・生命・環境といった分野にAIや情報通信技術(ICT)を掛け合わせる、非常に先進的でやりがいのある研究が可能です。

③ 神奈川大学(情報学部)

  • 特徴: 横浜キャンパスを拠点とし、「データセントリック(データを中心に据える)」という視点を持つ学部。
  • ポイント: 「計算機科学科」「システム数理学科」などに加え、ビッグデータの生成・分析・処理を多角的に学ぶ「先端情報領域プログラム」を展開。理学・工学・データ分析が複雑に絡み合う現代のニーズに柔軟に応えるエキスパートを育てます。

④ 金沢工業大学(情報系学部)

  • 特徴: プロジェクトベースの実践的な学びで圧倒的な就職力を誇る大学。
  • ポイント: 2025年度より「情報理工学部」や「情報デザイン学部」などに再編・進化。AI、データサイエンス、XR、ロボティクスといった最先端技術から、IT×経営(マネジメント)による社会課題解決まで、学生の「やりたい事」に直結する超実践的なカリキュラムが用意されています。

⑤ 近畿大学(情報学部)

  • 特徴: 近年新設され、圧倒的な人気と競争率を誇る「実学」志向の学部。
  • ポイント: 「サイバーセキュリティ」「知能システム(AI)」「実世界コンピューティング」のコースを設置。ただ技術を学ぶだけでなく、イノベーション創出や起業家育成を視野に入れた、非常にアグレッシブで社会実装力の高いトップエンジニアを育成します。

⑥ 工学院大学(情報学部)

  • 特徴: 新宿にキャンパスを構え、IT業界の多様なニーズに応える老舗の理系大学。
  • ポイント: 1年を4期に分ける「クォーター制」を採用し、短い学修サイクルで数学やプログラミングの基礎を徹底的に固めます。「コンピュータ」「通信」「デザイン」「情報科学」の4学科体制で、企業のシステム戦略を担う人材を育てます。

⑦ 東北学院大学(情報学部)

  • 特徴: 仙台の都市型キャンパスで学ぶ、データサイエンスに特化した新進気鋭の学部。
  • ポイント: データを扱うスキルを文理問わず「新たな教養」と捉えています。「データサイエンス学科」では、情報を分析する力だけでなく、それを社会に還元する「展開力」も重視。情報・数理・社会科学をバランスよく学べるのが強みです。

3. 総合型選抜で「情報学部」を狙う戦略

情報学部の志望理由書で、「プログラミングスクールに通っています」「ゲームを作るのが好きです」というアピールだけでは、合格は勝ち取れません。 プログラミングやAIは、あくまで目的を達成するための「手段(ツール)」に過ぎないからです。

合格する志望理由の鉄則: 「私は、地方都市における『交通弱者の買い物難民問題(課題)』に関心があります。これを解決するには、ただのネットスーパーではなく、地域のバス運行状況や個人の健康データと連動した、高齢者でも直感的に操作できる配車・配達アプリ(解決策)が必要です。貴学でデータサイエンスとヒューマンインターフェースを学び、技術と人を繋ぐ優しいシステムを社会実装したいです」

情報学部の教授陣が知りたいのは、「あなたがその技術を使って、社会のどんな『不便』や『悲しみ』をなくしたいのか?というビジョンです。

KOSSUN教育ラボからのメッセージ

情報学部は、キーボードを叩く指先から、世界中の人の生活を一変させる魔法を生み出せる場所です。 「数学が苦手だから…」と諦める必要はありません。大切なのは、「こんなサービスがあったら世界がもっと面白くなるのに!」という強い課題解決へのパッションです。

「自分が解決したい社会課題には、どの大学のアプローチが合っている?」 「AIやデータサイエンスという言葉を、もっと具体的に志望理由書に落とし込みたい!」

情報系の入試は、専門用語の正しい理解と具体的なビジョンが命です。迷ったら、KOSSUN教育ラボにご相談ください。あなたの温かいアイデアを、合格レベルの論理的な「システム企画書」へと一緒に組み上げましょう!

KOSSUN教育ラボでは、総合型選抜・学校推薦型選抜(AO入試・推薦入試)に特化した対策を行っています。

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※この記事は専門家による監修のもと執筆されています。