【学部選び】「法学部」に向いている人って?六法全書を覚えるだけじゃない!社会のルールを操る7大学を紹介

こんにちは!KOSSUN教育ラボ教務担当です。

「法学部=弁護士になる人のための学部」 これ、実は法学部の最大の誤解です。

実際に法曹(裁判官・検察官・弁護士)になるのは、法学部卒業生のほんの一握り。 では、残りの大多数は何をしているのか? 彼らは「社会のルール(法律)」を武器に、ビジネスや行政の最前線で活躍する「トラブルシューター」になっています。

今回は、KOSSUN教育ラボの視点から、「法学部に向いている人の3つの特徴」と、「日本の法学教育を牽引する7大学」について解説します。

法学部での学びは「暗記」ではありません。 「AさんとBさんが揉めている。法律(ルール)に照らし合わせると、どう解決するのが最も公平か?」 この「法的思考力(リーガルマインド)」を鍛える場所です。

論理的パズルのような面白さがあるこの学部に、向いているのはどんな人でしょうか?

1. 法学部に向いている「3つのタイプ」

タイプA:理屈っぽいと言われる「ロジカルモンスター」

  • 「感情論で話されると『で、根拠は?』と言いたくなる」
  • 「親や先生と口喧嘩しても、理詰めで言い負かしてしまう」
  • 特徴: 論理の矛盾に敏感で、筋道を立てて考えるのが好きな人。
  • なぜ向いている? 法学は「言葉の論理学」です。「AだからB、BだからC」という緻密なロジックを積み上げる能力が最も評価されます。

タイプB:正義感が強い「ルールキーパー」

  • 「いじめや不正を見ると許せない」
  • 「クラスのルールが守られないとモヤモヤする」
  • 特徴: 公平性や正義に対して強いこだわりを持つ人。
  • なぜ向いている? 法律の究極の目的は「正義(Justice)の実現」です。弱者を守り、社会の秩序を維持したいという熱い思いは、法を学ぶ最大の原動力になります。

タイプC:言葉にこだわる「定義オタク」

  • 「『自由』ってどういう意味?『権利』ってどこまで許される?」
  • 「契約書の細かい文字まで読まないと気が済まない」
  • 特徴: 言葉の定義や、文章の解釈に厳密さを求める人。
  • なぜ向いている?: 法律用語は厳密です。「善意(事情を知らないこと)」と「悪意(事情を知っていること)」のように、日常用語とは違う定義を使いこなすセンスが必要です。

2. 「法学部」のある代表的な7大学を紹介

法学部は大学の看板学部であることが多く、各大学が威信をかけて教育を行っています。

① 東京大学(法学部)

  • 特徴: 日本の法学・政治学の最高峰。多くの官僚、政治家、法曹を輩出してきた「国家運営のエリート養成所」です。
  • ポイント: 第1類(法学総合コース)、第2類(法律プロフェッション・コース)、第3類(政治コース)に分かれています。圧倒的な知性が集まり、「法とは何か、国家とは何か」という根源的な問いから社会システムを設計する視座を養います。

② 京都大学(法学部)

  • 特徴: 「自由の学風」を象徴するように、必修科目がほとんどありません。 自分の関心に合わせて自由に科目を履修できるのが最大の特徴です。
  • ポイント: 東大が「官僚養成」なら、京大は「在野の精神」。権力に迎合せず、アカデミックな視点から法を批判的に検討する「高村象平(こうそんしょうへい)先生以来の伝統」があります。

③ 一橋大学(法学部)

  • 特徴: 「法曹コース」と「法学部グローバル・リーダーズ・プログラム」などがあり、社会科学の総合大学らしく「経済に強い法律家」を育てます。
  • ポイント 小規模大学ならではの少人数教育が魅力。ビジネス法務や国際取引法など、実社会で役立つ法学教育に定評があり、企業法務部への就職も非常に強いです。

④ 早稲田大学(法学部)

  • 特徴: 在野法曹(弁護士)の輩出数で圧倒的な実績を誇る私学の雄。「挑戦する法学部」を掲げます。
  • ポイント 伝統的に「民法」や「ジャーナリズム」に強いのが特徴。多様なバックグラウンドを持つ学生が集まり、議論を通じて実践的なリーガルマインドを磨きます。

⑤ 慶應義塾大学(法学部)

  • 特徴: 法律を専門に学ぶ「法律学科」と、政治を専門に学ぶ「政治学科」の2本柱。「実学」の精神に基づき、社会で使える法学を目指します。
  • ポイント: 他大学に比べて「政治学科」の存在感が大きいのが特徴。政治家やメディア関係者も多く輩出しており、法律だけでなく国際情勢やメディア論も幅広く学べる華やかな学部です。

⑥ 中央大学(法学部)

  • 特徴: 言わずと知れた「法科の中央」。司法試験合格者数は常にトップクラスを争います。
  • ポイント 「炎の塔」と呼ばれる司法試験受験生専用の自習施設など、本気で弁護士を目指すための環境は日本一と言っても過言ではありません。

⑦ 明治大学(法学部)

  • 特徴: 「明治法律学校」を起源とし、「人権の明治」と呼ばれます。
  • ポイント: 5つのコース制(法曹、公共法務、ビジネスロー、国際関係法、法と情報)があり、将来の進路に合わせて体系的に学べます。特に公務員試験への強さは圧倒的です。

3. 総合型選抜で「法学部」を狙う戦略

法学部の志望理由書で、「六法全書を暗記したいです」はNGです。 現代の法学部が求めているのは、「法的思考で社会課題を解決できる人」です。

合格する志望理由の鉄則: 「私は〇〇という社会問題(例:ネットの誹謗中傷、児童虐待、ブラック校則)に関心があります。現状の法律では〇〇という限界があるため、貴学で憲法や民法を学び、新しい法整備のあり方を提言したいです。」

このように、「具体的な社会課題」×「法的アプローチ」をセットで語ってください。 ニュースを見る時も、「これは何法が関係しているんだろう?」と考える癖をつけておきましょう。

KOSSUN教育ラボからのメッセージ

法学部は、社会の「ルール」を知ることで、自分と大切な人を守る力を手に入れる場所です。 「堅苦しそう」と敬遠せず、知的な格闘技を楽しめるあなたなら、きっと活躍できます。

「自分に向いているのは、法学部?それとも政治学科?」 「中央と明治、どっちの雰囲気が合ってる?」

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※この記事は専門家による監修のもと執筆されています。