
【学部選び】「産業理工学部」に向いている人って?技術×ビジネスで社会を動かす!近畿大学の独自アプローチを紹介
こんにちは!KOSSUN教育ラボ教務担当です。
「理系に進んでモノづくりをしたいけど、経営やビジネスにも興味がある」 「文系だけど、ITや建築、環境問題といった理系的なアプローチも学びたい」
そんな、「技術(テクノロジー)」と「ビジネス(産業)」の両方に強い関心を持つ、欲張りなあなたにぴったりの学部があります。それが「産業理工学部」です。
素晴らしい製品や技術を発明しても、それを世の中に広めるビジネスの仕組み(マネジメントやマーケティング)がなければ、社会を変えることはできません。 産業理工学部は、「創る力(理系)」と「売る力・広める力(文系)」を融合させ、実社会で即戦力となるプロフェッショナルを育成する、極めて実践的な学部です。
今回は、KOSSUN教育ラボの視点から、「産業理工学部に向いている人の3つの特徴」と、「文理融合の最前線・近畿大学」について解説します。
「産業理工学部」は、その名の通り「産業(ビジネス)」と「理工(テクノロジー)」を掛け合わせた学部です。 研究室にこもって純粋な科学を追究するというよりは、「この技術を使って、社会のどんな課題を解決し、どうやって利益を生み出すか?」という「実学(社会で実際に役立つ学問)」を強く意識しているのが特徴です。
では、具体的にどんな人がこのアクティブな学部に向いているのでしょうか?
1. 産業理工学部に向いている「3つのタイプ」
タイプA:技術を価値に変える「テクノビジネス・プロデューサー」
- 「新しいアプリや製品を作るだけでなく、それをどうやってヒットさせるか(マーケティング)まで考えたい」
- 「将来は、IT企業やメーカーで企画・開発のリーダーになりたい、あるいは起業したい」
- 特徴: モノを作って満足する職人ではなく、市場のニーズを読み取り、技術を「売れる商品」に変換するビジネス感覚を持った人。
- なぜ向いている?: 産業理工学部では、理系の学生でも経営学や経済学の基礎を学ぶ機会が多く用意されているため、技術とビジネスの両方の言語を話せる「架け橋」になれます。
タイプB:暮らしを総合的にプロデュースする「ライフ・クリエイター」
- 「建築やインテリアデザインに興味があるが、見た目だけでなく、人が快適に過ごせる情報システムや環境もセットで考えたい」
- 「理系の知識を活かして、人々の日常を豊かにするモノや空間をデザインしたい」
- 特徴: 数学や物理の知識を、芸術的なセンスや人間の心理(文系的視点)と掛け合わせて、目に見えるカタチ(プロダクトや空間)にしたい人。
- なぜ向いている?: 建築やデザイン、情報学といった分野が密接に絡み合い、「人間中心のモノづくり」を学べる環境が整っているからです。
タイプC:地球規模の課題に挑む「エコ・エンジニア」
- 「食品ロスや環境汚染、エネルギー不足といった社会課題を、科学の力で具体的に解決したい」
- 「バイオテクノロジーや新素材の研究を、ビジネスとして持続可能な形で社会に実装したい」
- 特徴: 社会貢献への強い意欲を持ち、それをボランティアではなく、テクノロジーと産業の力で解決しようとする人。
- なぜ向いている?: 生物環境やエネルギー分野の最先端技術を学びながら、それが社会や産業にどう影響を与えるかをマクロな視点で捉える力が養われます。
2. 唯一無二の「文理融合キャンパス」:近畿大学(産業理工学部)
この「産業×理工」のコンセプトを体現し、全国から熱い視線を集めているのが、近畿大学の産業理工学部です。
近畿大学(産業理工学部)
- 特徴: 近畿大学の本部(大阪)から離れ、IT産業や自動車産業が集積する福岡キャンパス(福岡県飯塚市)に拠点を置きます。「文系と理系が同じキャンパスで学ぶ」という、非常にユニークな環境です。
- ポイント:
- ① 5つの多彩な学科(理系4+文系1): 「生物環境化学科」「電気電子工学科」「建築・デザイン学科」「情報学科」という4つの理系学科に加え、なんと文系である「経営ビジネス学科」が同じ学部に存在します。これが最大の強みです。
- ② 文理の壁を越えたコラボレーション: 理系の学生が経営学を学び、文系の学生がITや環境問題を学ぶことができます。さらに、学生たちが学科の枠を越えてチームを組み、地域企業の課題を解決する「産学連携プロジェクト」が非常に盛んです。技術者とビジネスマンが学生時代から協働する経験を積めます。
- ③ 圧倒的な「実学」と「就職力」: 近畿大学が掲げる「実学教育」の最前線基地です。「ただ学ぶ」のではなく「社会でどう使うか」を徹底的に叩き込まれるため、全国の有名メーカーやIT企業、金融、公務員など、文理問わず圧倒的な就職実績を誇ります。
3. 総合型選抜で「産業理工学部」を狙う戦略
近畿大学の産業理工学部を総合型選抜等で受験する場合、「理科が好きです」「プログラミングができます」といった、単一の専門知識のアピールだけではもったいないです。
合格する志望理由の鉄則: 「私は、廃棄される規格外野菜を用いた新素材(バイオプラスチック等)の開発に関心があります(理系のアプローチ)。しかし、それが環境に良くても、コストが高く企業に採用されなければ社会問題は解決しません。そこで貴学の生物環境化学科で環境技術を極めると同時に、他学科の学生とも交流して『経営・ビジネス』の視点を養い、環境配慮型ビジネスとして成立させる技術者になりたいです(文理融合のビジョン)」
重要なのは、「技術(テクノロジー)を、どうやって社会の仕組み(ビジネス・産業)に乗せて役立てるか」という視点です。 「作るだけ」で終わらない、社会実装への熱意をアピールしてください。
KOSSUN教育ラボからのメッセージ
産業理工学部は、「理系だから経営はわからない」「文系だから技術はわからない」という言い訳を許さない、これからの時代に最も強くてタフな人材(ハイブリッド人材)を育てる場所です。
あなたが将来やりたいことは、新しいシステムを「開発」することですか?それとも、そのシステムを使ってビジネスを「企画」することですか? 産業理工学部なら、その両方の力を手に入れることができます。
「近畿大学の5学科のうち、自分の興味はどこに一番当てはまるだろう?」 「経営ビジネス学科から、IT業界やメーカーの企画職を目指すにはどう志望理由を書けばいい?」
文理融合の学部は、自分の経験や興味をどう掛け合わせるかという「戦略的な見せ方」が合否を分けます。迷ったら、ぜひKOSSUN教育ラボにご相談ください。あなたの「やりたいこと」を全部詰め込んだ、説得力抜群の志望理由書を一緒に作り上げましょう!
KOSSUN教育ラボでは、総合型選抜・学校推薦型選抜(AO入試・推薦入試)に特化した対策を行っています。
受験でお困りの方は、お気軽に無料個別相談会にお申し込みください。
※この記事は専門家による監修のもと執筆されています。

この記事を監修した人
川又 ヒトミ(かわまた・ひとみ)
東京大学、慶應義塾大学のダブル合格者を輩出!
実力と人間性を兼備した指名の絶えない人気講師。
【略歴】学士(文学)お茶の水女子大学
群馬県出身。大学卒業後、私立高校に入職。その間、進路指導部長を務め、大学入試改革や新学習指導要領、ギガスクール構想など高校の教育現場に押し寄せる変化にいち早く対応。
東京大学、慶應義塾大学SFCのダブル合格者を輩出するなど、最新情報を駆使した戦略的な指導に定評がある。塾生はもちろん、講師からも一目置かれ、「合格請負人」の異名を取るほどの人気講師となっている。
趣味特技は、散歩、読書。


