【東工大 総合型選抜】倍率は?最新データと傾向を徹底解説

こんにちは!KOSSUN教育ラボ教務担当です。

日本の理工系大学の最高峰、東京工業大学(東工大)。その入学の道の一つである「総合型選抜」は、一般選抜とは異なる評価軸で、突出した能力や強い意欲を持つ学生を発掘する制度です。

「東工大の総合型選抜って、実際どれくらいの倍率なんだろう?」

「やっぱり、かなり難しいのかな…?」

最難関大学だけに、その競争率が気になるのは当然ですよね。

この記事では、東工大の総合型選抜の倍率について、最新の入試結果データを基に、その傾向と対策のポイントを解説します。


東工大 総合型選抜とは?

まず、東工大の総合型選抜がどのような入試かを確認しましょう。

この選抜は、特定の分野に対する卓越した能力や強い探究心、活動実績などを評価するものです。単なる学力試験の点数だけでは測れない、「尖った才能」や「未来への強い意志」を持つ学生を求めています。

選考は主に以下の流れで行われます。

  1. 出願・書類選考: 志望理由書、活動実績報告書、調査書、推薦書、英語外部試験スコア(必須)などを提出します。
  2. 第2次選考: 書類選考通過者に対し、面接(口頭試問を含む)が実施されます。

総合型選抜の倍率(令和6年度学士課程入学者選抜実施結果より)

では、実際の倍率はどうなっているのでしょうか?東京工業大学が公表している令和6年度の総合型選抜の結果を見てみましょう。

【総合型選抜 全体】

  • 募集人数: 138名
  • 志願者数: 853名
  • 受験者数: 240名
  • 合格者数: 127名
  • 入学手続者数: 127名
  • 志願者倍率: 6.2倍
  • 実質倍率: 1.9倍

(注) 上記データは東京工業大学ウェブサイトの公表資料に基づき作成。学院・系によっては募集がない場合や、実際の合格者数が募集人員と異なる場合があります。最新かつ詳細な情報は必ず大学公式サイトでご確認ください。


倍率から見える傾向と対策

1. 全体的に高い競争率

志願者倍率が約6.2倍と、やはり非常に競争率が高いことがわかります。特に情報理工学部や物質理工学院では8倍を超えるなど、学院によって難易度に差があります。これは、募集人員が少ないこと、そして特定の分野に秀でた受験生が全国から集まるためと考えられます。

2. 倍率=難易度ではない

ただし、総合型選抜において倍率の高さがそのまま合格の難しさを示すわけではありません一般選抜と異なり、評価基準が多岐にわたるため、単に出願者が多いからといって、自分に合格の可能性がないと判断するのは早計です。

3. 「自分だけの強み」が鍵

重要なのは、あなたが東工大の求める人物像にいかに合致しているか、そしてそれを書類や面接で説得力をもって示せるかどうかです。

これらの「自分だけの強み」を、具体的なエピソードや客観的な証拠(活動実績報告書など)と共に提示することが、高い倍率を突破するための鍵となります。

KOSSUN教育ラボからのメッセージ

東工大の総合型選抜は、確かに狭き門です。しかし、それは裏を返せば、あなたの持つユニークな才能や情熱が正当に評価されるチャンスがあるということでもあります。

倍率という数字に一喜一憂するのではなく、まずは募集要項を熟読し、大学が求める人物像を深く理解すること。そして、自信を持ってアピールできる「自分だけの武器」を磨き上げることが重要です。

もし、「自分の強みが分からない」「書類作成や面接対策に不安がある」と感じたら、ぜひ一度私たちKOSSUN教育ラボにご相談ください。あなたの挑戦を、心から応援しています。

KOSSUN教育ラボでは、総合型選抜・学校推薦型選抜(AO入試・推薦入試)に特化した対策を行っています。

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※この記事は専門家による監修のもと執筆されています。