
- 1. 【総合型選抜】「何時間勉強すればいい?」は愚問。合格者が高校生活で実践している「時間の使い方」と「活動の深め方」
- 2. 1. 準備にかける時間:「机に向かう時間」だけをカウントしない
- 3. 2. 高校での活動:「役職」よりも「プロセス」を意識する
- 3.1. レベル1:【参加する】(Input)
- 3.2. レベル2:【疑問を持つ】(Question)
- 3.3. レベル3:【行動を起こす】(Action/Output)
- 4. 3. 何を意識すべきか?:「To Do(やること)」より「Why(なぜ)」
- 5. 4. 時間がない現役生へ:日常を「ネタ」にする技術
- 5.1. KOSSUN教育ラボからのメッセージ
【総合型選抜】「何時間勉強すればいい?」は愚問。合格者が高校生活で実践している「時間の使い方」と「活動の深め方」
こんにちは!KOSSUN教育ラボ教務担当です。
一般入試なら「平日3時間、休日8時間」といった目安がありますが、総合型選抜にその物差しは通用しません。 なぜなら、総合型選抜の対策とは、「日常のすべてを『学び』に変えること」だからです。
今日は、あなたの高校生活そのものを「最強の受験対策」に変えるための、具体的な意識の持ち方を解説します。
1. 準備にかける時間:「机に向かう時間」だけをカウントしない
まず、時間の概念を変えましょう。 総合型選抜において、机に向かって志望理由書を書いている時間だけが「勉強時間」ではありません。
- 通学中の電車: ニュースアプリで社会課題をチェックする(15分)
- お風呂の中: 「なぜ自分はこの問題に興味があるのか?」を自問自答する(20分)
- 休日の遊び: 友人と映画を観て、そのテーマについて議論する(2時間)
合格する受験生は、起きている時間のすべてでアンテナを張っています。「勉強しなきゃ」と机にしがみつくのではなく、「24時間、自分のテーマについて考え続けてしまう状態(没頭)」を作ること。これこそが、他者を圧倒する準備時間の正体です。
2. 高校での活動:「役職」よりも「プロセス」を意識する
「特別な活動実績がないと受からない」と思っていませんか? 大学が見ているのは、「全国大会優勝」や「生徒会長」という結果(バッジ)ではありません。 その活動を通じて、「何を考え、どう行動し、何を学んだか」というプロセスです。
活動を評価されるレベルに引き上げるために、以下の3段階を意識してください。
レベル1:【参加する】(Input)
- 部活に入る、ボランティアに参加する、本を読む。
多くの高校生はここで止まってしまいます。「やったこと」を羅列するだけでは、志望理由書は弱くなります。
レベル2:【疑問を持つ】(Question)
- 「なぜ、ゴミ拾いボランティアをしてもゴミが減らないのか?」
- 「なぜ、この部活の練習方法は非効率なのか?」
活動の中で「違和感」や「問い」を見つける段階です。ここからが本当の探究です。
レベル3:【行動を起こす】(Action/Output)
- 「ゴミを減らすために、ポスターを作って掲示してみた」
- 「練習メニューの改善案を顧問に提案してみた」
結果は失敗しても構いません。「現状を変えるために、自分なりに働きかけた」という事実が、最高のアピール材料になります。
3. 何を意識すべきか?:「To Do(やること)」より「Why(なぜ)」
日々の高校生活で最も意識すべきなのは、すべての行動に「Why(なぜ?)」というタグ付けをすることです。
面接官は必ずこう聞きます。 「なぜ、その活動をしたの?」 「なぜ、そこで挫折したの?」
日頃から、
- 「なぜ私は今、この科目が好きなんだろう?」
- 「なぜ私は、あのニュースを見て腹が立ったんだろう?」
と、自分の感情や行動の「理由」を言語化する癖をつけてください。 この「内省(リフレクション)」の深さが、そのまま志望理由書の「説得力」になります。
4. 時間がない現役生へ:日常を「ネタ」にする技術
「部活が忙しくて、特別な課外活動をする時間がない!」 そんな人は、学校生活の中にある「小さな探究」を見逃さないでください。
- 文化祭: クラスの出し物で、集客を増やすためのマーケティング戦略を考えて実行した。
- 委員会: 図書委員として、貸出率が低い本を読ませるためのPOPを作成した。
遠くのボランティアに行かなくても、あなたの目の前の教室に「課題」は転がっています。「身近な問題を解決しようとした経験」は、立派な活動実績です。
KOSSUN教育ラボからのメッセージ
総合型選抜のために、無理をしてスーパーマンになる必要はありません。 大切なのは、何気ない日常の中で「問い」を見つけ、「思考」し、「行動」するサイクルを回すことです。
今日から、通学路の景色を見る目を変えてみましょう。 「なぜここに看板があるの?」「もっとこうしたら便利なのに」
その小さな気づきの積み重ねが、やがて大学教授を唸らせる「あなただけの志望理由」へと育っていきます。
「自分の活動が受験に使えるか分からない」 「時間の使い方が下手で焦っている」
そんな悩みがあれば、KOSSUN教育ラボの無料相談へ。
あなたの何気ない高校生活から、合格につながる「ダイヤの原石」を一緒に見つけ出します!
KOSSUN教育ラボでは、総合型選抜・学校推薦型選抜(AO入試・推薦入試)に特化した対策を行っています。
受験でお困りの方は、お気軽に無料個別相談会にお申し込みください。
※この記事は専門家による監修のもと執筆されています。

この記事を監修した人
西村 成道(にしむら・なるみち)
KOSSUN教育ラボ 副代表。総合型選抜(AO入試)のプロ講師として1,200名以上の塾生をサポート。特に書類選考の通過率は通算96.4%と業界トップを記録。難関大学を中心に、「評定不良」「実績なし」「文章嫌い」からの逆転合格者を毎年輩出。圧倒的な指導力と実績が受験生、保護者の間で話題となり、全国から入塾希望者が殺到している。著書、メディア出演多数。

