
- 1. 【総合型選抜】小論文の「見直し(推敲)」で合否が決まる!減点を防ぎ、得点を伸ばす5つのチェック術
- 2. なぜ「推敲」があなたの合否を分けるのか?
- 3. 鉄則:試験時間の「最低10%」は推敲のために死守せよ
- 4. 合格を掴む!推敲の「5大チェックポイント」
- 4.1. 1. 【最重要】そもそも「設問(問い)」に答えているか?
- 4.2. 2. 【論理】「序論」と「結論」は矛盾していないか?
- 4.3. 3. 【減点回避】致命的な「文法・誤字脱字」はないか?
- 4.4. 4. 【構成】「主張」と「根拠」は繋がっているか?
- 4.5. 5. 【文章術】読みにくい「悪文」はないか?
- 4.6. KOSSUN教育ラボからのメッセージ
【総合型選抜】小論文の「見直し(推敲)」で合否が決まる!減点を防ぎ、得点を伸ばす5つのチェック術
こんにちは!KOSSUN教育ラボ教務担当です。
「時間ギリギリ!書き終えたから、そのまま提出だ!」
…ちょっと待ってください。 もしあなたがそうしているなら、自分で自分の合格可能性を大きく下げているかもしれません。
総合型選抜(AO入試)の小論文において、「書きっぱなし」の答案は、ほぼ確実に「不合格答案」です。
採点者(大学の教授)は、あなたが書いた文章の「内容」だけでなく、その「質」と「丁寧さ」から、あなたの思考力や人間性を評価しています。
この記事では、あなたの答案を「ただの作文」から「合格答案」へと劇的に変える、試験時間残り10分の「推敲(すいこう)=見直し」の技術について、専門塾の視点から徹底的に解説します。
なぜ「推敲」があなたの合否を分けるのか?
「推敲」は、単なる「誤字脱字探し」ではありません。それは、あなたの「思考の仕上げ」作業です。
採点官は、推敲されていない雑な答案を見て、こう考えます。
- 「誤字脱字が多いな。注意散漫で、物事を雑に扱う学生だな…」
- 「序論と結論が矛盾している。論理的思考力が低いな…」
- 「『ら抜き言葉』がひどい。知的な訓練を積んでいないな…」
逆に、残り時間でしっかり推敲された答案は、「論理的で、丁寧で、信頼できる学生だ」という強い好印象を与えます。この「最後の10分」の使い方が、あなたの評価を「B」から「A」へ引き上げるのです。
鉄則:試験時間の「最低10%」は推敲のために死守せよ
まず、「書く時間」と「推敲する時間」を明確に分ける意識改革が必要です。
- (NG例) 90分の試験で、90分かけて書き上げる。
- (OK例) 90分の試験なら、75分〜80分で書き終え、残りの10分〜15分をすべて「推敲」にあてる。
この時間を確保するためにも、いきなり書き始めるのではなく、必ず「構成メモ」を作ってから書き始めることが、結果的に時間短縮と質の向上に繋がります。
合格を掴む!推敲の「5大チェックポイント」
時間が来たら、ペンを置き、以下の5つの視点であなたの答案を「採点官の目」になって厳しくチェックしましょう。
1. 【最重要】そもそも「設問(問い)」に答えているか?
- チェック:「〜について、あなたの考えを述べよ」と問われているのに、「〜の要約」だけで終わっていませんか?「解決策を提案せよ」と問われているのに、「問題点を指摘する」だけで終わっていませんか?
- 対策: これがズレていると、内容は0点です。真っ先に確認してください。
2. 【論理】「序論」と「結論」は矛盾していないか?
- チェック: 序論で「私はAに賛成だ」と書いたのに、本論で様々な意見を書いているうちに、結論が「Bも大切だ」や「Aには反対だ」のように、ズレていませんか?
- 対策: 「主張の一貫性」は小論文の命です。序論と結論が、美しく対応しているかを確認しましょう。
3. 【減点回避】致命的な「文法・誤字脱字」はないか?
- チェック①:誤字・脱字
- (例:「追求」と「追究」、「保障」と「保証」、「体験」と「体現」)
- チェック②:文末表現
- 「だ・である調」に統一されていますか?「〜と思います」や「〜ですます」が混入していませんか?
- チェック③:ら抜き言葉・話し言葉
- 「見れる(→見られる)」「食べれる(→食べられる)」
- 「すごい(→非常に)」「ちゃんと(→適切に)」
- 対策: 一文字ずつ指で追いながら、声に出さずに(心の中で)音読すると、ミスに気づきやすくなります。
4. 【構成】「主張」と「根拠」は繋がっているか?
- チェック:「私はAと考える。なぜならBだからだ」という論理が、きちんと成立していますか?
- 対策: 読んだ人が「なぜ?」とツッコミを入れたくなるような、論理の飛躍がないかを確認します。根拠が弱いと感じたら、簡単な具体例を付け足せないか検討します(時間があれば)。
5. 【文章術】読みにくい「悪文」はないか?
- チェック①:一文が長すぎないか?
- 「〜が、〜で、〜であり、〜なので、〜と考える。」のように、一文が100字を超えていませんか?
- チェック②:接続詞は正しいか?
- 「しかし(逆接)」「したがって(順接)」の使い方は適切か?「そして」「だから」を多用しすぎて、幼稚な印象になっていませんか?
- 対策: 一文が長すぎる部分は、読点(、)ではなく句点(。)で区切り、2つの文に分けましょう。
KOSSUN教育ラボからのメッセージ
「書き終えた」と「完成した」は違います。 「推敲し、修正し終えた答案」こそが、あなたの提出すべき「完成品」です。
本番で最高の答案を提出するために、日頃の過去問演習から「推敲の時間」をセットで練習する習慣をつけていきましょう。
KOSSUN教育ラボでは、総合型選抜・学校推薦型選抜(AO入試・推薦入試)に特化した対策を行っています。
受験でお困りの方は、お気軽に無料個別相談会にお申し込みください。
※この記事は専門家による監修のもと執筆されています。

この記事を監修した人
西村 成道(にしむら・なるみち)
KOSSUN教育ラボ 副代表。総合型選抜(AO入試)のプロ講師として1,200名以上の塾生をサポート。特に書類選考の通過率は通算96.4%と業界トップを記録。難関大学を中心に、「評定不良」「実績なし」「文章嫌い」からの逆転合格者を毎年輩出。圧倒的な指導力と実績が受験生、保護者の間で話題となり、全国から入塾希望者が殺到している。著書、メディア出演多数。

