
- 1. 経済経営学部の大学入試面接(総合型選抜・AO入試)完全攻略ガイド:社会と組織を繋ぐ知性を証明せよ
- 2. 1. 経済経営学部の面接で見られている「3つの統合的素養」
- 3. 2. 【頻出質問】意図の解読とKOSSUN流・最強の回答戦略
- 3.1. ① 「経済学と経営学、どちらかに絞らずにこの学部を選んだ理由は何ですか?」
- 3.2. ② 「最近の経済ニュースで、企業の経営戦略に大きな影響を与えたと思うものを挙げてください」
- 3.3. ③ 「格差社会において、企業が『利益』を追求することは正義だと思いますか?」
- 4. 3. KOSSUN教育ラボが教える「合格を引き寄せる差別化戦略」
- 4.1. 戦略1: 「数理モデル」と「心理的要因」の使い分け
- 4.2. 戦略2: 「データ」を自分の足で裏付ける
- 4.3. 戦略3: 「インセンティブ」という言葉で社会を斬る
- 5. 4. 経済経営学部特有の「図表・ケーススタディ」への備え
- 5.1. KOSSUN教育ラボからのメッセージ
経済経営学部の大学入試面接(総合型選抜・AO入試)完全攻略ガイド:社会と組織を繋ぐ知性を証明せよ
こんにちは!KOSSUN教育ラボ教務担当です。
経済経営学部の総合型選抜(AO入試)は、理論を重視する「経済学」と、実践を重視する「経営学」の両面を横断する力が問われるハイブリッドな入試です。面接官が求めているのは、社会の仕組みをマクロに捉えつつ、具体的な組織の舵取りをミクロに構想できる、「知の統合力」を持ったリーダー候補です。
本記事では、経済経営学部の面接官が投げかける質問の意図を解明し、KOSSUN教育ラボが提唱する「理論と実践の架け橋」を証明するための対策を解説します。
経済経営学部の面接官は、あなたの思考が「ただの願望」で終わっているのか、それとも「論理的な根拠」に基づいているのかを厳格に見極めます。経済と経営の境界が溶け合う現代において、どちらか一方の視点に偏ることなく、「社会全体の効率性」と「個々の企業の持続可能性」を同時に語れるかが合格の鍵を握ります。
1. 経済経営学部の面接で見られている「3つの統合的素養」
対策の核として、面接官があなたの中に探している資質を整理しましょう。
- マクロとミクロの往復:社会全体の景気や政策(マクロ)が、個別の企業の意思決定(ミクロ)にどう影響するかを連関させて考える力。
- 定量的根拠へのこだわり:印象論ではなく、GDP、市場シェア、利益率といった「数字」を用いて、現状を客観的に説明しようとする姿勢。
- 合理性と倫理性:利益や効率を最大化する「合理的な計算」を持ちつつも、社会貢献や格差是正といった「公正さ」を両立させるバランス感覚。
2. 【頻出質問】意図の解読とKOSSUN流・最強の回答戦略
① 「経済学と経営学、どちらかに絞らずにこの学部を選んだ理由は何ですか?」
学部の存在意義を問う、最も本質的な質問です。
- 面接官の意図:経済の仕組みを知らなければ企業の勝機は見えず、企業の活力がなければ経済は回りません。この「相互依存関係」を理解し、両分野を学ぶことの相乗効果を言語化できているかを確認します。
- 回答のヒント:「これからの時代、優れた経営戦略も国際経済の動向や政府の規制を無視しては成り立ちません。逆に、経済学の理論を現場で機能させるには、組織のマネジメント知識が不可欠です。私はこの両輪を学ぶことで、実効性のある社会課題の解決策を提示したいと考えています」といった、「不可分な関係性への着目」を強調してください。
② 「最近の経済ニュースで、企業の経営戦略に大きな影響を与えたと思うものを挙げてください」
- 面接官の意図:単にニュースを知っているだけでなく、それが「具体的にどの企業の、どの機能(生産、販売、財務など)」に影響を及ぼしたかという因果関係を分析できているか。
- 対策ポイント:例えば「円安」を挙げるなら、「輸出企業にとってはプラスですが、エネルギーコストの高騰に苦しむ中小企業にとっては、従来のコスト管理(経営)の限界を超えています。そこで私が注目したのは〇〇社の××という戦略です」といった、「経済事象→企業の反応」という流れを具体的に言語化しましょう。
③ 「格差社会において、企業が『利益』を追求することは正義だと思いますか?」
- 面接官の意図:企業の究極の目的と社会的責任の矛盾をどう整理しているか。学問に対する誠実さと、現代的な倫理観を試しています。
- KOSSUN流アドバイス:「利益の追求は、雇用の創出や納税を通じて社会を支えるための原動力として不可欠です(正義)。しかし、それは手段であって目的ではありません。本学部での学びを通じ、利益と社会的価値を同時に生み出す『共通価値の創造(CSV)』の仕組みを追究したいです」と、「手段としての利益」を再定義して語りましょう。
3. KOSSUN教育ラボが教える「合格を引き寄せる差別化戦略」
多くの受験生の中で圧倒的な存在感を放つために、KOSSUN教育ラボでは以下の3戦略を指導しています。
戦略1: 「数理モデル」と「心理的要因」の使い分け
経済学の「人間は合理的に動く」という前提(ホモ・エコノミクス)と、経営学や行動経済学で扱われる「感情や組織文化」という非合理な側面の両方を引き出しに入れましょう。「数式上の正解(経済学)」が、なぜ「組織の現場(経営学)」ではうまくいかないことがあるのか、という「ギャップ」への問いは非常に評価されます。
戦略2: 「データ」を自分の足で裏付ける
「統計データでは〇〇となっているが、実際に地元の商店街を観察(フィールドワーク)したところ、△△という独自の要因が見えてきた」といった、「二次データ(統計)」と「一次情報(実体験)」の融合を盛り込みましょう。
戦略3: 「インセンティブ」という言葉で社会を斬る
政治家、経営者、消費者、それぞれの「動機(インセンティブ)」がどこにあるかを分析しましょう。「〇〇という問題が解決しないのは、関係者のインセンティブが××に向いているからです。これを経営学的な組織設計で修正する必要があります」といった、「仕組みから人を動かす」視点は、面接官にあなたのポテンシャルを強く印象づけます。
4. 経済経営学部特有の「図表・ケーススタディ」への備え
大学によっては、面接中に「ある飲料メーカーの新商品が売れなかったグラフ」などを見せられ、原因と対策を問われることがあります。
- 「仮説」を恐れず提案する:グラフから読み取れる事実を述べた後、「もし私が経営者なら、まず価格競争ではなくターゲット層の再定義を行います。なぜなら経済的に見て競合の参入障壁が……」と、複数の理論を組み合わせて仮説を立てるプロセスを見せてください。
- 「機会費用」の概念:何かを選ぶことは、何かを捨てることです。対策を述べる際に「これを実行することで失われるリソース」まで言及できると、知的水準の高さが証明されます。
KOSSUN教育ラボからのメッセージ
経済経営学部の面接官は、あなたが「一人の知的な市民」として、また「未来のビジネスリーダー」として、社会と組織のダイナミズムを解き明かそうとする知的な情熱と、冷静な計算能力を併せ持っているかを見ています。
あなたが将来、どのような専門性を備え、どのような経済的・経営的な役割を果たしていきたいのか。そのビジョンと緻密な論理を、KOSSUN教育ラボと共に磨き上げ、面接官が「この学生にこそ、これからの社会をリードしてほしい」と確信できるプレゼンテーションを完成させましょう。
KOSSUN教育ラボでは、総合型選抜・学校推薦型選抜(AO入試・推薦入試)に特化した対策を行っています。
受験でお困りの方は、お気軽に無料個別相談会にお申し込みください。
※この記事は専門家による監修のもと執筆されています。

この記事を監修した人
川又 ヒトミ(かわまた・ひとみ)
東京大学、慶應義塾大学のダブル合格者を輩出!
実力と人間性を兼備した指名の絶えない人気講師。
【略歴】学士(文学)お茶の水女子大学
群馬県出身。大学卒業後、私立高校に入職。その間、進路指導部長を務め、大学入試改革や新学習指導要領、ギガスクール構想など高校の教育現場に押し寄せる変化にいち早く対応。
東京大学、慶應義塾大学SFCのダブル合格者を輩出するなど、最新情報を駆使した戦略的な指導に定評がある。塾生はもちろん、講師からも一目置かれ、「合格請負人」の異名を取るほどの人気講師となっている。
趣味特技は、散歩、読書。

