
- 1. 【一橋大】一橋大学「学校推薦型選抜(ソーシャル・データサイエンス学部)」徹底解説!社会科学とデータサイエンスの融合で未来の課題を解決するルート
- 2. 1. ソーシャル・データサイエンス学部の募集人員と入試種別
- 3. 2. 求める学生像と出願要件
- 3.1. 求める学生像(アドミッション・ポリシー)
- 3.2. 出願要件の要点(特定の分野における深い学びの証明)
- 4. 3. 選考方法と試験内容(共通テスト評価と2次記述・対話の融合)
- 4.1. [提出書類]
- 4.2. [第1段階選抜(共通テスト評価)]
- 4.3. [第2次試験(小論文・個別面接)]
- 5. 4. KOSSUN教育ラボが教える!ソーシャル・データサイエンス学部突破のための3大戦略
- 5.1. 戦略1:「自己推薦書」に卓越した技術と「社会課題への実装ビジョン」を宿らせる
- 5.2. 戦略2:数理的思考と社会科学を横断する「小論文(250点)」への徹底的な適応
- 5.3. 戦協3:数理・情報の口頭試問が飛ぶ面接を「福利の法則」で完全攻略する
- 6. ⚠️ 受験生の皆さんへ
- 7. KOSSUN教育ラボからのメッセージ
【一橋大】一橋大学「学校推薦型選抜(ソーシャル・データサイエンス学部)」徹底解説!社会科学とデータサイエンスの融合で未来の課題を解決するルート
こんにちは!KOSSUN教育ラボ教務担当です。
日々の高校生活のなかで、データが持つ可能性や情報技術の進化に強い関心を抱き、数理的なアピールやデータ分析、あるいは統計学の基礎について試行錯誤を重ねてきたあなたへ。もしあなたが「社会科学とデータサイエンスを融合させた最先端の領域を専門的に学び、文理双方の知識を駆使して現代社会の様々な課題を解決に導きたい」という強い志を抱いているなら、学校長からの推薦を通じてそのポテンシャルをストレートに評価してくれる特別なステージが用意されています。
それが、2023年に新設され、デジタル変革(DX)時代の社会が直面する諸課題に挑む「ソーシャル・データサイエンスのゼネラリスト」を育成する一橋大学の「学校推薦型選抜」です。
今回は、「令和8(2026)年度 一橋大学学校推薦型選抜募集要項」を徹底分析し、全国から選りすぐりの高い数理能力と明確な目的意識を持つ受験生が集まる、ソーシャル・データサイエンス(SDS)学部「学校推薦型選抜」の概要、求める学生像、出願要件、2次試験(小論文・面接)の選考内容から、合格を掴み取るためのプロ直伝の対策ポイントまでを余すことなく解説します。
1. ソーシャル・データサイエンス学部の募集人員と入試種別

一橋大学の「学校推薦型選抜」は、大学入学共通テストと個別学力検査(2次試験)を用いて、学士課程への入学を判定する枠として実施されます。データサイエンスのスキルと社会科学の深い知見を兼ね備えた人材を少数精鋭で育てる当学部では、以下の人員を設けています。
- 募集人員:5人(ソーシャル・データサイエンス学科)
- 入学時期:4月入学(1月に出願、2月に選考・合格発表が行われる、あなたの主体性と文理融合の応用力を多面的に評価するための重要な推薦ルートです)。
2. 求める学生像と出願要件

一橋大学ソーシャル・データサイエンス学部がこの入試で求めているのは、単に「数学の計算ができる」あるいは「社会問題に関心がある」という一歩手前の受験生ではありません。社会に存在する課題を発見・解決しようとする積極的な姿勢を持ち、堅固な基礎学力の上に自ら試行する姿勢を備えた意欲的な人材です。
求める学生像(アドミッション・ポリシー)
文系・理系にかかわらず、堅固な基礎学力に加え、以下のような知識や能力を備えた入学者を受け入れたいと考えます。まず、本学部における広範な科目での学びの基礎となる数学の堅固な基礎知識とそれに基づく論理的な思考力です。また、本学部で様々な人びととの学びを通じて社会科学とデータサイエンスの知識を修得するためには、日本語及び英語を用いた読解力、説明力、表現力、思考力が必要です。それらに加え、社会科学とデータサイエンスの知識を融合させる上では、入学前の様々な機会を通じた学習の結果として、社会において数理的なものの考え方を応用する能力や、情報技術の活用について自ら試行する姿勢を備えていることも望ましいと考えています。(出典:『令和8(2026)年度 一橋大学学校推薦型選抜募集要項』 P.5)
出願要件の要点(特定の分野における深い学びの証明)
大学入学共通テストで指定されたすべての教科・科目を受験することに加え、次の(A)〜(J)のいずれか1つ以上に該当する卓越した実績・資格を有していることが出願の必須条件となります(※Gは欠番)。
- (A)英語能力:実用英語技能検定(英検)1級、TOEFL iBT スコア93点以上、IELTS 6.5以上のいずれかを取得している。
- (B)ドイツ語能力:独検準1級以上、またはヨーロッパ言語共通参照枠(GER)のB2以上の資格を取得している。
- (C)フランス語能力:仏検準1級以上、またはヨーロッパ言語共通参照枠(CECRL)のB2以上の資格を取得している。
- (D)中国語能力:中検準1級以上、またはHSK6級200点以上のスコアを取得している。
- (E)数学の能力:日本数学オリンピックで予選通過(Aランク取得者)、またはBランク上位者(指定回において基準を満たす者)。
- (F)情報技術の能力:応用情報技術者試験に合格している。
- (H)情報科学の能力:日本情報オリンピックで予選Aランクを取得している。
- (I)統計学の能力:統計検定2級にA評価以上で合格、もしくは1級の「統計数理」に合格している。
- (J)国際的な資格:国際バカロレア資格(IB Diploma)を授与されている。
3. 選考方法と試験内容(共通テスト評価と2次記述・対話の融合)

ソーシャル・データサイエンス学部の選考は、大学入学共通テストの成績によって行われる「第1段階選抜」と、それを突破した志願者に対して行われる独自の「第2次試験(小論文・面接)」の2段階によって総合的に判定されます。
[提出書類]
- 推薦書(厳封):出身学校長が作成し、出願要件を証明する客観的な事実や、あなたの優れた数理・情報等の素質を記載します。
- 自己推薦書:志願者本人が作成。探究の時間等における課題研究、情報技術の活用について自ら試行した経験、一橋大学で学びたいことなどを論理的に記述し、自己をアピールします。
[第1段階選抜(共通テスト評価)]
SDS学部が一般選抜前期日程試験に関して指定する大学入学共通テストの教科・科目の合計得点を基準とし、その成績が一般選抜前期日程試験出願者の第1段階選抜における「上位60位相当の得点以上」であった者を合格者とします。足切りラインが一般選抜の最上位層の基準と直結しているため、共通テストでの高得点獲得が大前提となります。
- ※なお、第1欄(理科1科目選択時)と第2欄(理科2科目選択時)の両方の要件を満たす志願者については、得点の高い方の成績が用いられます。
[第2次試験(小論文・個別面接)]
第1段階選抜を通過した受験生のみが小論文と面接の選考に挑みます。
- 小論文:大きなテーマについて論じさせることにより、データや社会を多角的に捉える構想力、論理的思考力、分析力、表現力、独創力などを多面的に評価します。
- 個別面接:口頭試問を含む面接を行い、データサイエンスと社会科学への応用力や学びへの姿勢、自発性を総合的に審査します。
- 配点(合計750点満点、2次試験重視の配点に換算されます):
- 共通テスト(300点):国50、地歴公民50、数50、理50、外50、情50点
- 第2次試験(450点):小論文250点、面接150点、推薦書・調査書40点、自己推薦書10点
4. KOSSUN教育ラボが教える!ソーシャル・データサイエンス学部突破のための3大戦略

出願要件となるあなたの際立った数理・情報の強みを、一橋大学の教授陣を唸らせる「文理融合ロジック」へと翻訳するための3つの戦略です。
戦略1:「自己推薦書」に卓越した技術と「社会課題への実装ビジョン」を宿らせる
【KOSSUN教育ラボの視点】
出願資格として情報オリンピックや統計検定2級A評価以上、応用情報技術者試験などのハイレベルな資格を提出する際、多くの受験生が「これだけの高度なITスキルや数学力があります」という技術自慢に終始してしまいがちです。しかし、一橋大SDS学部の教授陣が見たいのは「単なる技術的なスペック」ではなく、「その情報技術や数理的なものの考え方を用いて、現実の社会課題をどう発見し、どう解決したいかという積極的姿勢」です。 あなたが自らデータや情報技術に試行錯誤した経験をベースに、一橋大が誇る社会科学の知見と融合させることで、将来どのような社会の課題解決(ビジネス、政策、都市問題など)へアプローチしたいのか。
KOSSUN教育ラボでは、あなたの文理双方にわたる堅固な基礎知識が書類から立体的に伝わる、説得力ある自己推薦書をプロデュースします。
戦略2:数理的思考と社会科学を横断する「小論文(250点)」への徹底的な適応
【KOSSUN教育ラボの視点】
第2次試験の配点において大きなウエイトを占めるのが「小論文」です。SDS学部の小論文は、文系の小論文や理系の数学記述とも異なり、与えられた大きな社会的テーマに対し、「データをどのように抽出し、いかなる数理的・論理的プロセスを用いて解決策を組み立てるか」という応用力が厳しく測定されます。 日本語及び英語を用いた高い読解力や、説明力、表現力が不可欠です。
KOSSUN教育ラボでは、採点官である大学教授に「この学生は社会科学とデータサイエンスを融合させる上での卓越した応用力と論理的展開力を備えている」と確信させる答案作成力を養います。
戦協3:数理・情報の口頭試問が飛ぶ面接を「福利の法則」で完全攻略する
【KOSSUN教育ラボの視点】
面接試験は、自己推薦書の内容に対する深掘りだけでなく、数学の堅固な基礎知識や情報技術、あるいは統計学的な捉え方に関する「口頭試問」が含まれます。正解が一つではない、あなたの論理的思考力の限界や自発性を試すような「揺さぶる問い」に直面したときこそ、KOSSUN教育ラボ式「伝わる」話し方のメソッド「福利の法則(復唱・結論・理由・以上)」が最大の武器になります。
- F(復唱):教授の高度な口頭試問や質問を「〜というご質問ですね」と一度復唱し、頭の中で文理融合のロジックを整理する時間を生み出す。
- K(結論):ソーシャル・データサイエンスの未来を担う者としての明確な解答方針やスタンス(結論)をまず一言で示す。
- R(理由):出願要件を達成するなかで身に付けた数学の堅固な知識や、情報技術の活用経験(根拠)を伴って、論理的かつ的確に理由を述べる。
- I(以上):「以上です」と明快に締めくくる。
この淀みない対話スタイルを徹底することで、面接官に「素晴らしい論理的思考力と、様々な人びととの学びを通じて社会を動かしていける高いコミュニケーション能力を持った学生だ」という強い信頼感を与えます。
⚠️ 受験生の皆さんへ
本記事は「2026年度(令和8年度)一橋大学 学校推薦型選抜 募集要項」に基づき執筆しています。学校推薦型選抜は、出願書類(推薦書・自己推薦書・調査書)の厳封ルールの遵守や、Web出願サイトでの共通テスト情報登録、出願期間、さらには合格後の入学確約義務が非常に厳格です。出願を検討するにあたっては、必ず一橋大学公式の入学者選抜関連ウェブサイトから最新の募集要項を直接ダウンロードし、細部まで最終確認を行ってください。
KOSSUN教育ラボからのメッセージ

高校生活という限られた時間のなかで、統計検定や情報・数学オリンピック、あるいは難関の語学スコアや応用情報技術者試験などの卓越した実績を自らの意志で勝ち取ってきた「あなた」には、一般的なペーパーテストの枠には収まらない、素晴らしい「知の体力」と高い自発性がすでに備わっています。
- 磨き上げてきた知性と先端的な実績を武器に:数理的なものの考え方を応用し、情報技術の活用について自ら試行錯誤を重ねてきたあなたの努力は、社会科学とデータサイエンスを融合させる日本最高の拠点・一橋大学で学ぶための最高の土台です。
- 社会の課題を解決するゼネラリストへ:ソーシャル・データサイエンス学部は、文系・理系の壁を取り払い、豊かな教養と堅固な論理的思考力をもって未来の表現を切り拓ける「あなた」のようなアクティブな人材を待っています。第2次試験では、面接官である教授陣との知的なディスカッションを楽しむつもりで、堂々と挑みましょう。
「あなた」がこれまでの探究で培った情熱の火を、社会と世界の未来をより良く変生させる確かな知性の光へと変えるために。その挑戦を、私たちはマンツーマンで全力でバックアップします。
KOSSUN教育ラボでは、総合型選抜・学校推薦型選抜(AO入試・推薦入試)に特化した対策を行っています。
受験でお困りの方は、お気軽に無料個別相談会にお申し込みください。
※この記事は専門家による監修のもと執筆されています。

この記事を監修した人
川又 ヒトミ(かわまた・ひとみ)
東京大学、慶應義塾大学のダブル合格者を輩出!
実力と人間性を兼備した指名の絶えない人気講師。
【略歴】学士(文学)お茶の水女子大学
群馬県出身。大学卒業後、私立高校に入職。その間、進路指導部長を務め、大学入試改革や新学習指導要領、ギガスクール構想など高校の教育現場に押し寄せる変化にいち早く対応。
東京大学、慶應義塾大学SFCのダブル合格者を輩出するなど、最新情報を駆使した戦略的な指導に定評がある。塾生はもちろん、講師からも一目置かれ、「合格請負人」の異名を取るほどの人気講師となっている。
趣味特技は、散歩、読書。
■参考文献
本記事の作成にあたっては、以下の公式資料を参考にしています。
「令和8(2026)年度 一橋大学学校推薦型選抜募集要項」


