【九州大学】九州大学「総合型選抜Ⅱ(文学部)」徹底解説!古今東西の人文学的探求を通じて、高度な語学力と論理的思考力で世界に挑む人文学徒を目指すルート

こんにちは!KOSSUN教育ラボ教務担当です。

日々の高校生活のなかで、歴史、哲学、文学、言語といった人文学の諸分野に深い知的好奇心を抱き、グローバルな視点から人間の営みや文化の本質を究めたいと考えているあなたへ。もしあなたが「九州大学文学部が指定する大学入学共通テストを突破し、英語小論文や英語による面接を通じて国際的な人文学の探求に挑みたい」という高い志を抱いているなら、あなたのこれまでの学びの成果を多面的に評価してくれる特別なステージが用意されています。

それが、大学入学共通テストの成績と第2次試験(英語小論文・面接)を組み合わせて選抜を行う九州大学の「総合型選抜Ⅱ(文学部)」です。

今回は、「九州大学 総合型選抜募集要項」に基づき、文学部における総合型選抜Ⅱの概要、募集人員、出願資格、指定される共通テストの科目、第1次・第2次選抜の詳細な選抜方法、そして合格を掴み取るためのプロ直伝の対策ポイントまでを余すことなく解説します。

1. 文学部 総合型選抜Ⅱの募集人員

九州大学の総合型選抜Ⅱは、共通テストの成績を課すとともに、学部独自の高度な試験(英語小論文や英語面接など)を実施して、グローバルに活躍できる優秀な人文学徒を選抜する入試方式です。

  • 募集人員:文学部 10人

2. 出願資格と大学入学共通テストの指定教科・科目

本選抜に出願するためには、定められた卒業・修了要件を満たし、文学部が指定する共通テストを受験した上で、文学部を第1志望とする者であることが求められます。

  • 主な出願資格の枠組み:
    1. 高等学校若しくは中等教育学校を令和3年4月以降に卒業した者、および令和9年3月までに卒業見込みの者。
    2. 通常の課程による12年の学校教育を令和3年4月以降に修了した者、および令和9年3月までに修了見込みの者。
    3. 学校教育法施行規則第150条の規定により高等学校を卒業した者と同等以上の学力があると認められる者で、令和3年4月以降にこれに該当するもの、および令和9年3月までに該当する見込みのもの。
  • 併願に関する注意点:
    • 文学部の総合型選抜に出願した場合は、文学部の学校推薦型選抜との併願はできません。
  • 大学入学共通テストの指定教科・科目:
    • 国語:『国語』
    • 地歴及び公民:『(地理総合,地理探究), (歴史総合,日本史探究), (歴史総合,世界史探究)、 (公共、倫理)、(公共、政治・経済)』から2科目
    • 数学:『(数学Ⅰ、数学A) と (数学Ⅱ、数学B、数学C)』
    • 理科:「物理基礎/化学基礎/生物基礎/地学基礎」を選択するか、「物理、化学、生物、地学」から2科目選択
    • 外国語:『英語、ドイツ語、フランス語、中国語、韓国語』から1つ選択(英語のリスニングを含む)
    • 情報:『情報Ⅰ』

3. 2段階選抜の選抜方法(第1次・第2次選抜)

第1次選抜と第2次選抜の段階的なプロセスを経て合否が決定されます。

  • (1) 第1次選抜:
    • 評価要素:提出された調査書(または代わりとなる書類)および志望理由書の総合評価により選抜が行われます。
  • (2) 第2次選抜:
    • 第1次選抜の合格者に対し、英語小論文、英語による個人面接、および令和9年度大学入学共通テストの成績の総合評価により行われます。
    • ※英語による個人面接は、第1次選抜の合格者数により集団面接を行う場合があります。

4. 文学部 総合型選抜Ⅱ突破のための3大戦略

人文学に対する深い洞察力と、国際的な舞台で通用する高度な英語表現力を、九大の教授陣を唸らせるロジックへと昇華させるための3つの戦略です。

戦略1:「志望理由書」に人文学の特定の領域における明確な問題意識を宿らせる

【KOSSUN教育ラボの視点】

文学部の総合型選抜では、古今東西の思想、歴史、文学、言語に対する専門的な関心と、大学でそれをどのように究めたいのかという知的探求の軸が厳しく問われます。自身のこれまでの読書体験や歴史・文化への探求が、いかに文学部の学問領域に接続しているかを志望理由書に論理的かつ情熱的に構築しましょう。

戦略2:グローバルな教養が試される「英語小論文」の徹底対策

【KOSSUN教育ラボの視点】

第2次選抜で課される英語小論文では、提示された英文資料を正確に読解し、人文学的なテーマについて論理的に思考し、英語で明晰に記述する高度なライティング力が求められます。専門的な英文の読解演習と、自らの意見を構造化して英語で表現するトレーニングを徹底的に重ねましょう。

戦略3:英語による個人面接を切り抜ける対話力を「福利の法則」で制する

【KOSSUN教育ラボの視点】

第2次選抜の英語による個人面接(または集団面接)では、コミュニケーション能力や思考の柔軟性、そして人文学への熱意が評価されます。教授陣からの英語での問いかけに対して、KOSSUN教育ラボ式「伝わる」話し方のメソッド「福利の法則(復唱・結論・理由・以上)」が最大の武器になります。

  • F(復唱):面接官からの英語での問いを一度英語で受け止め、論理を整理する時間を生み出す。
  • K(結論):人文学の専門知を究め、国際的な視点から人間の文化や社会の本質に迫るという明確なスタンス(結論)をまず英語で一言で示す。
  • R(理由):志望理由書や英語小論文の対策に裏付けられた確かな根拠(エビデンス)を伴って、論理的に理由を述べる。
  • I(以上):明快に締めくくる。

この淀みない英語での対話スタイルを徹底することで、面接官に「国際的な場面で通用する高度な言語運用能力と、人文学を深く探求するための確かな知性がある」という強い信頼感を与えます。

⚠️ 受験生の皆さんへ

本記事は提供された「九州大学 総合型選抜募集要項」に基づき執筆しています。大学入学共通テストの受験と併せた緻密なスケジュール管理が必要となりますので、出願を検討される方は必ず九州大学の公式ウェブサイトから最新の募集要項を直接確認し、万全の準備を進めてください。

KOSSUN教育ラボからのメッセージ

日々の高校生活のなかで、言葉の奥にある歴史や思想、文学の深みに魅せられ、人間文化の本質について真摯に向き合ってきた「あなた」には、未来の人文学の地平を切り拓くための素晴らしい「知の体力」と語学力がすでに備わっています。

  • 人文学への純粋な知的好奇心を武器に九大の扉を叩く:古今東西の文化や社会の本質を究め、国際的な視野から人類の知に貢献しようとするあなたの歩みは、九州大学文学部で学ぶための最高の土台です。
  • 世界を舞台に人文学の未来を切り拓く探求者へ:文学部は、言語と文化に対する深い愛情をもち、自らの言葉と英語力で世界と対話しようとする「あなた」のような情熱的な受験生を待んでいます。共通テストの学習から英語小論文・面接に至るまでのプロセスを通じて、教授陣と自らの志を真摯に語り合うことを楽しむつもりで、堂々と挑みましょう。

「あなた」がこれまでの探求で培った知の火を、人文学の未来を照らす確かな知性の光へと変えるために。その挑戦を、私たちはマンツーマンで全力でバックアップします。

KOSSUN教育ラボでは、総合型選抜・学校推薦型選抜(AO入試・推薦入試)に特化した対策を行っています。

受験でお困りの方は、お気軽に無料個別相談会にお申し込みください。

本記事で紹介した内容に関連して、以下の記事もおすすめです。ぜひご覧ください。

【総合型選抜】秋分の日に立ち止まれ!面接本番直前、志望校への「本気度」を再点検する自己対話の技術

※この記事は専門家による監修のもと執筆されています。

■参考文献
本記事の作成にあたっては、以下の公式資料を参考にしています。

「九州大学 総合型選抜募集要項」