
- 1. 【総合型選抜】そのハンドアウト、逆効果かも?専門塾が教える「合格を掴む」プレゼン資料の作り方
- 1.1. 1. そもそもハンドアウトは「必要」か?
- 1.2. 2. やってはいけない!「逆効果」なハンドアウトNG例
- 1.3. 3. 合格を掴む「ハンドアウト」作成 5つの鉄則
- 1.3.1. 鉄則1:スライドの「要約」であり「補足」であること
- 1.3.2. 鉄則2:「発表タイトル」と「氏名」を必ず明記する
- 1.3.3. 鉄則3:「文字」より「図・グラフ・表」を優先する
- 1.3.4. 鉄則4:デザインは「超シンプル」に
- 1.3.5. 鉄則5:「話すこと」は書かない
- 1.4. KOSSUN教育ラボからのメッセージ
【総合型選抜】そのハンドアウト、逆効果かも?専門塾が教える「合格を掴む」プレゼン資料の作り方
こんにちは!KOSSUN教育ラボ教務担当です。
「プレゼン本番。スライドとは別に、ハンドアウト(配布資料)も準備すべき?」 「模造紙プレゼンだけど、補足資料としてハンドアウトを配りたい…」 「ハンドアウトって、何をどこまで書けばいいの?」
総合型選抜(AO入試)のプレゼンテーションで、多くの受験生が悩むのが「ハンドアウト」の扱いです。
スライドや模造紙の内容を補足し、面接官(大学の教授)の手元に残る資料として、うまく使えば強力な武器になります。しかし、作り方を間違えると、あなたのプレゼンの魅力を半減させる「諸刃の剣」にもなりかねません。
この記事では、面接官に「おっ」と思わせる、「合格を掴むハンドアウト」の作り方と、やってはいけないNG例について、専門塾の視点から徹底的に解説します。
1. そもそもハンドアウトは「必要」か?
まず大前提として、大学側から「ハンドアウト(配布資料)準備のこと」といった指示がない限り、必須ではありません。
面接官は、あなたの「スライド(または模造紙)」と「話し方」でプレゼン全体を評価します。
ハンドアウトが有効になるのは、以下のような特定のケースです。
- 口頭では説明しきれない複雑なデータ(グラフや表)を見せたい時
- 研究の「根拠」となる詳細な参考文献リストを示したい時
- スライドには盛り込めなかった「補足情報」を手元で確認してほしい時
- 模造紙での発表で、全体像を手元に持っていてほしい時
逆に言えば、「スライドを見ればわかる内容」や「口頭で説明すべきこと」をそのまま書き写したハンドアウトは、作成する意味がありません。
2. やってはいけない!「逆効果」なハンドアウトNG例
合格を目指すはずが、逆に評価を下げてしまうハンドアウトには共通点があります。
- NG例①:スライドの「縮小コピー」 スライドをそのまま「1枚に6スライド」などで印刷しただけのハンドアウト。面接官はスライドを見ているので、手元に同じものがあっても意味がなく、紙の無駄だと思われてしまいます。
- NG例②:プレゼンの「全原稿」 あなたが話す予定の原稿をすべて書き起こしたハンドアウト。これを配った瞬間、面接官はあなたの顔ではなく、手元の原稿を読み始めます。あなたの熱意ある「話し方」や「表情」を見てもらうチャンスを、自ら捨てているようなものです。
- NG例③:情報過多で「ごちゃごちゃ」 あれもこれもと情報を詰め込み、文字が小さく、余白のないハンドアウト。面接官はプレゼンに集中できず、「情報整理能力が低い」というマイナス評価に繋がります。
3. 合格を掴む「ハンドアウト」作成 5つの鉄則
面接官に「この学生は準備がしっかりできている」と感心させるハンドアウトには、明確な「型」があります。**A4用紙1枚(両面まで)**にまとめるのが基本です。
鉄則1:スライドの「要約」であり「補足」であること
ハンドアウトは、プレゼン全体の「骨子(アウトライン)」と「補足データ」で構成します。
- スライドのキーワードだけを抜き出した「要約」(話の流れがわかるもの)
- スライドには載せきれなかった「詳細なデータ」や「グラフ」
- 研究の信頼性を示す「参考文献リスト」
面接官が、プレゼン後もその資料を見て内容を思い出せる「サマリー(要約)」として機能させることが理想です。
鉄則2:「発表タイトル」と「氏名」を必ず明記する
誰が何の目的で作成した資料か、一目でわかるようにしましょう。
- (例)
- 「〇〇に関する研究」(プレゼンタイトル)
- 〇〇高等学校 〇〇 〇〇(氏名・所属)
- 2025年〇月〇日 総合型選抜 プレゼンテーション資料
鉄則3:「文字」より「図・グラフ・表」を優先する
手元でじっくり見てほしいのは、文字情報よりも「データ」です。口頭では説明が難しい複雑なデータや統計は、ハンドアウトで見せるのが効果的です。視覚的に分かりやすく配置しましょう。
鉄則4:デザインは「超シンプル」に
色は「黒」を基本とし、強調したい部分だけ「赤」や「青」を1色使う程度に抑えます。フォントは「游ゴシック」や「メイリオ」などの読みやすいゴシック体で、文字サイズも小さすぎないよう(最低でも10.5ポイント以上)配慮しましょう。「見やすさ」「読みやすさ」が何よりも重要です。
鉄則5:「話すこと」は書かない
鉄則中の鉄則です。ハンドアウトは、あなたの「話」を聞いてもらうための補助ツールです。あなたの話を聞かなくても理解できてしまう資料は、失敗作です。「詳細は口頭でご説明します」というスタンスで、あえて情報を絞り込みましょう。
KOSSUN教育ラボからのメッセージ
優れたハンドアウトは、「聞き手(面接官)が、どうすればもっとプレゼンを理解しやすくなるか」という、あなたの「おもてなし(ホスピタリティ)」の心が表れたものです。
「とりあえず作っておこう」という安易な考えは捨て、本当に必要かを見極め、作成する場合は「分かりやすさ」を徹底的に追求してください。その丁寧な準備が、必ずあなたの評価に繋がります。
もし、資料全体の構成や、ハンドアウトの必要性に悩んだら、いつでも私たちKOSSUN教育ラボにご相談ください。あなたの挑戦を、心から応援しています。
KOSSUN教育ラボでは、総合型選抜・学校推薦型選抜(AO入試・推薦入試)に特化した対策を行っています。
受験でお困りの方は、お気軽に無料個別相談会にお申し込みください。
※この記事は専門家による監修のもと執筆されています。

この記事を監修した人
西村 成道(にしむら・なるみち)
KOSSUN教育ラボ 副代表。総合型選抜(AO入試)のプロ講師として1,200名以上の塾生をサポート。特に書類選考の通過率は通算96.4%と業界トップを記録。難関大学を中心に、「評定不良」「実績なし」「文章嫌い」からの逆転合格者を毎年輩出。圧倒的な指導力と実績が受験生、保護者の間で話題となり、全国から入塾希望者が殺到している。著書、メディア出演多数。


