
- 1. 【総合型選抜】小論文「過去問」の正しい使い方とは?専門塾が教える、合格を掴むための5ステップ演習法
- 1.1. なぜ過去問演習が「最強の教材」なのか?
- 1.2. 合格を掴む!小論文「5ステップ演習法」
- 1.2.1. STEP 1:まずは「敵」を知る(分析フェーズ)
- 1.2.2. STEP 2:時間を計って「本番同様に」解く(実践フェーズ)
- 1.2.3. STEP 3:「書けなかった理由」を徹底的に洗い出す(自己分析フェーズ)
- 1.2.4. STEP 4:「模範解答」を自分で作る(リライト・復習フェーズ)
- 1.2.5. STEP 5:必ず「第三者」の添削を受ける(客観性フェーズ)
- 1.3. KOSSUN教育ラボからのメッセージ
【総合型選抜】小論文「過去問」の正しい使い方とは?専門塾が教える、合格を掴むための5ステップ演習法
こんにちは!KOSSUN教育ラボ教務担当です。
「小論文対策として、志望校の過去問を手に入れた!」 「でも、ただ解いてみるだけでいいんだろうか?」 「模範解答もないし、どうやって復習すればいいか分からない…」
総合型選抜(AO入試)の小論文対策において、「過去問演習」は最強の教材であると同時に、最も使い方が難しい教材でもあります。
ただ時間を計って解き、答え合わせ(ができない)をして終わる…というやり方では、あなたの実力は一向に上がりません。
この記事では、過去問演習の効果を120%引き出し、「合格答案」を書く力を最短で身につけるための「5ステップ演習法」を、専門塾の視点から徹底的に解説します。
なぜ過去問演習が「最強の教材」なのか?
志望校の過去問は、大学・学部からの「私たちは、こういう学生が欲しい」という最強のメッセージです。
過去問を分析することで、以下のことが分かります。
- 出題パターン: 課題文読解型か、テーマ指定型か、データ読解型か。
- 出題テーマ(分野): 医療系、国際系、情報系など、どの分野の知識を求めているか。
- 求められる能力: 読解力重視か、発想力重視か、課題解決力重視か。
- 時間との戦い方: 試験時間(例:60分、90分)に対して、どれくらいの文字量が求められるか。
この「敵の姿」を知らずして、対策は立てられません。
合格を掴む!小論文「5ステップ演習法」
過去問は「解いて終わり」ではありません。「分析」と「復習」こそが本番です。
STEP 1:まずは「敵」を知る(分析フェーズ)
いきなり解き始めません。まずは直近3〜5年分の過去問にすべて目を通し、出題の「傾向」を掴みます。
- 毎年、課題文の長さはどれくらいか?
- テーマは社会問題系が多いか? 哲学的な内容か?
- 設問は「要約」を求めているか? 「あなたの意見」だけか?
- 文字数は何文字か? 試験時間は何分か?
この分析で、「何を対策すべきか」が明確になります。
STEP 2:時間を計って「本番同様に」解く(実践フェーズ)
ここで初めて、1年分を本番と全く同じ時間設定で解きます。
- ポイント:
- 必ず、解答用紙のマス目をコピー(または自作)して、手書きで書く。
- 途中でスマホで調べたり、辞書を引いたりするのは厳禁。
- 時間配分(読む時間、構成メモの時間、書く時間)を意識して解く。
STEP 3:「書けなかった理由」を徹底的に洗い出す(自己分析フェーズ)
ここからが最も重要です。書き終えた答案を見て、「なぜ完璧に書けなかったのか」を分析します。
- 時間不足? → 読むのが遅いのか、構成に悩みすぎたのか、書くのが遅いのか。
- 構成が崩れた? → 途中で主張が変わった。根拠が弱かった。
- 知識不足? → 課題文のテーマ(例:環境問題、AI)に関する知識が足りず、具体例が書けなかった。
- 文章力の問題? → 「〜と思う」などの幼稚な表現を使ってしまった。誤字脱字が多かった。
STEP 4:「模範解答」を自分で作る(リライト・復習フェーズ)
小論文の過去問には「模範解答」がありません(赤本に載っているものも、あくまで「一例」です)。 だから、自分で「模範解答」を作るのです。
- STEP 3で見つけた「書けなかった理由」をすべて潰すために、時間無制限で、資料(本やニュース)も調べてOKというルールで、同じ問題をもう一度、完璧な答案に書き直します(リライト)。
- 課題文の知らなかった言葉や、テーマに関する知識(例:AIの歴史、環境問題の具体策)を、ノートにまとめます。
STEP 5:必ず「第三者」の添削を受ける(客観性フェーズ)
STEP 4で作った「自分なりの完璧な答案」を、必ず第三者(学校の先生、塾の講師など)に見てもらいましょう。
- チェックポイント:
- 設問(問い)に正確に答えているか?
- 主張は明確か? 根拠は客観的か?
- 論理の飛躍や矛盾はないか?
- 「感想文」になっていないか?
自分では気づけない「論理の穴」や「文章のクセ」を指摘してもらうことで、あなたの答案は初めて「合格レベル」へと磨き上げられます。
KOSSUN教育ラボからのメッセージ
小論文の過去問演習とは、「解く→分析する→知識を補充する→書き直す→添削してもらう」という5つのステップを、1つの年度の問題で徹底的に繰り返すことです。
10年分の過去問を1回ずつ解くだけの受験生と、3年分の過去問をこの5ステップで「使い倒した」受験生とでは、本番での実力に圧倒的な差がつきます。
過去問という最高の教材をしゃぶり尽くし、志望校が求める「思考力」と「文章力」を身につけていきましょう。
KOSSUN教育ラボでは、総合型選抜・学校推薦型選抜(AO入試・推薦入試)に特化した対策を行っています。
受験でお困りの方は、お気軽に無料個別相談会にお申し込みください。
※この記事は専門家による監修のもと執筆されています。

この記事を監修した人
西村 成道(にしむら・なるみち)
KOSSUN教育ラボ 副代表。総合型選抜(AO入試)のプロ講師として1,200名以上の塾生をサポート。特に書類選考の通過率は通算96.4%と業界トップを記録。難関大学を中心に、「評定不良」「実績なし」「文章嫌い」からの逆転合格者を毎年輩出。圧倒的な指導力と実績が受験生、保護者の間で話題となり、全国から入塾希望者が殺到している。著書、メディア出演多数。

