
【総合型選抜】プレゼンで「ジェスチャー」は使うべき?専門塾が教える、熱意が伝わる「手の動かし方」
こんにちは!KOSSUN教育ラボ教務担当です。
「プレゼン本番、手はどうしていればいいんだろう?」 「手を動かしすぎると、落ち着きがないように見えそうで不安…」
総合型選抜(AO入試)のプレゼンテーション選考。自信を持って堂々と振る舞いたいけれど、「手」の扱いに困っている受験生は非常に多いです。
結論から言います。 「意味のあるジェスチャー」は、あなたのプレゼンを強力に後押しする武器になります。
この記事では、あなたの「熱意」や「自信」を伝え、面接官(大学の教授)を惹きつけるための、効果的なジェスチャーの使い方と、やってはいけないNGな手の動きについて、専門塾の視点から徹底的に解説します。
なぜ「ジェスチャー」が重要なのか?
面接官は、あなたの話の内容だけでなく、その「話しぶり」から、あなたの本気度や人柄を読み取っています。
- 棒立ちで全く動かないプレゼン: 熱意が感じられず、「丸暗記してきた原稿を再生しているだけ」という冷たい印象を与えがちです。
- 効果的なジェスチャーを使ったプレゼン: 「自分の言葉で、自分の考えを、今ここで伝えようとしている」という熱意、自信、そして主体性が伝わります。
ジェスチャーは、あなたの言葉に「視覚的な説得力」と「感情」を乗せるための、重要な非言語コミュニケーションなのです。
今すぐ使える!好印象を与える「OKジェスチャー」3選
とはいえ、むやみに手を動かせば良いわけではありません。「意味」のある、効果的な動きに絞り込みましょう。基本は「胸からお腹の高さ」で、「ゆっくり、大きく」動かすことです。
1. 「手のひらを見せる」ジェスチャー(誠実さ・オープンさ)
最も簡単で、最も効果的なジェスチャーです。 手のひらを上(または相手)に向ける動きは、「私は何も隠していません」「誠実に話しています」というメッセージを無意識に伝えます。
- 使い方:
- 「私は、〇〇だと考えています」と自分の意見を述べるとき。
- 「皆様にご提案したいのは…」と語りかけるとき。
- 手のひらを自然に広げ、相手に示すように動かします。
2. 「数を数える」ジェスチャー(論理性・分かりやすさ)
話の「構造」を視覚的に示すことで、聞き手の理解を助け、論理的な印象を与えます。
- 使い方:
- 「理由は、3つあります。1つ目は…」
- この時、指を「3本」「1本」と立てることで、面接官は「今、何番目の話をしているか」が一目で分かり、話に集中しやすくなります。
3. 「対比・範囲」を示すジェスチャー(具体性)
抽象的な言葉を、手の動きで具体的にします。
- 使い方:
- 対比:「従来の方法は、こちら(片手を出す)でしたが、私の提案はこちら(もう片方の手を出す)です」
- 範囲:「過去から(片手を後ろへ)、未来へ(もう片方の手を前へ)と繋がる研究です」
- 大きさ:「小さな(指で小さく)問題ですが、大きな(手を広げる)影響があります」
これだけはNG!評価を下げる「NGジェスチャー」
無意識な「手のクセ」は、あなたの「自信のなさ」や「落ち着きのなさ」を露呈してしまいます。今すぐチェックしましょう。
- NG①:手遊び(そわそわ型)
- 指をモジモジと触る、やたらと手を握ったり開いたりする。
- →**「不安」「自信がない」**と見られます。基本の手は、体の前で軽く組むか、横に自然に垂らす。
- NG②:腕組み・後ろ手(えらそう型)
- 腕を組んだり、手を後ろで組んだりする。
- →**「横柄」「偉そう」「話を聞く気がない」**という最悪の印象を与えます。
- NG③:顔や髪を触る(落ち着きなし型)
- 緊張すると無意識に鼻や口元、髪の毛を触ってしまう。
- →**「落ち着きがない」「嘘をついているのでは?」**と疑われる可能性も。
- NG④:ポケットに手を入れる(論外)
- 論外です。絶対にやめましょう。
KOSSUN教育ラボからのメッセージ
プレゼンにおけるジェスチャーは、「おまけ」ではありません。あなたの「言葉」を補強し、あなたの「熱意」を可視化するための、もう一つの「言語」です。
最初は恥ずかしいかもしれませんが、自信を持って使うことで、あなたのプレゼンは格段に生き生きと、説得力のあるものに変わります。
スマホで自分のプレゼンを録画し、自分の「手の動き」を客観的にチェックするのが、上達への一番の近道です。
もし、自分のジェスチャーが適切か不安、客観的なフィードバックが欲しいと感じたら、いつでも私たちKOSSUN教育ラボにご相談ください。あなたの挑戦を、心から応援しています。
KOSSUN教育ラボでは、総合型選抜・学校推薦型選抜(AO入試・推薦入試)に特化した対策を行っています。
受験でお困りの方は、お気軽に無料個別相談会にお申し込みください。
※この記事は専門家による監修のもと執筆されています。

この記事を監修した人
西村 成道(にしむら・なるみち)
KOSSUN教育ラボ 副代表。総合型選抜(AO入試)のプロ講師として1,200名以上の塾生をサポート。特に書類選考の通過率は通算96.4%と業界トップを記録。難関大学を中心に、「評定不良」「実績なし」「文章嫌い」からの逆転合格者を毎年輩出。圧倒的な指導力と実績が受験生、保護者の間で話題となり、全国から入塾希望者が殺到している。著書、メディア出演多数。

