【学部選び】「歯学部」に向いている人って?手先の器用さだけじゃない!「口」から全身の健康を守る7大学を紹介

こんにちは!KOSSUN教育ラボ教務担当です。

「歯学部=手先が器用な人が行くところ」 「歯医者さんって、虫歯を削るだけでしょ?」

もしそう思っているなら、歯科医療の進化に驚くかもしれません。 現代の歯科医師は、ただ歯を治すだけでなく、「食べる・話す・笑う」という人間の根源的な幸せ(QOL)を守るスペシャリストです。 そして、口腔内の健康は、心臓病や糖尿病など全身の健康とも密接に関わっています。

今回は、KOSSUN教育ラボの視点から、「歯学部に向いている人の3つの特徴」と、「日本の歯科医療をリードする7大学」について解説します。

歯科医師は、医師の中でも少し特殊な立ち位置にあります。 それは、「外科医(手術をする人)」でありながら、「科学者(材料や菌を研究する人)」であり、「アーティスト(見た目を美しくする人)」でもあるからです。

このミクロな世界で戦うプロフェッショナルに向いているのは、一体どんな人でしょうか?

1. 歯学部に向いている「3つのタイプ」

タイプA:プラモデルや手芸が好きな「職人(クラフトマン)タイプ」

  • 「細かい作業を何時間続けても苦にならない」
  • 「1ミリのズレが許せない完璧主義なところがある」
  • 特徴: 指先の感覚が鋭く、立体的な空間把握能力に長けている人。
  • なぜ向いている?: 歯科治療は、暗くて狭い口の中で、0.1ミリ単位の処置を行います。削る、埋める、被せる。そのすべてに「職人芸」が求められます。(※今は不器用でも、大学の実習で鍛えられるので安心してください!)

タイプB:怖がる人を安心させられる「カウンセラータイプ」

  • 「痛いのが苦手な人の気持ちがわかる」
  • 「説明が分かりやすいと言われる」
  • 特徴: 患者さんの不安(デンタル・フォビア)に寄り添い、信頼関係を築ける人。
  • なぜ向いている?: 歯医者に来る患者さんは、たいてい「痛み」や「恐怖」を抱えています。技術だけでなく、「大丈夫ですよ」という声かけや、優しいタッチができるかどうかが、名医の条件です。

タイプC:新しいモノ好きな「ガジェットオタク」

  • 「最新の3Dプリンターやデジタル機器に興味がある」
  • 「新しい素材(マテリアル)の話を聞くとワクワクする」
  • 特徴: テクノロジーの進化に敏感で、それを使いこなしたい欲求がある人。
  • なぜ向いている?: 現代の歯科は「デジタル・デンティストリー」の時代です。CAD/CAM(コンピューターによる設計・製作)や口腔内スキャナーなど、最先端機器を使いこなすITリテラシーが必須になっています。

2. 「歯学部」のある代表的な7大学を紹介

歯学部は、国立大学(研究重視)と私立大学(臨床・国家試験重視)でカラーが異なります。ここではトップクラスの7校を紹介します。

① 大阪大学(歯学部)

  • 特徴: 国立大学歯学部の最難関の一つ。「基礎歯科学」と「臨床歯科学」の2つの分野があります。
  • ポイント: 「研究の阪大」として、再生医療や免疫学など、基礎研究のレベルが世界トップクラスです。臨床実習も厳しく、附属病院と連携した「チーム医療」が学べるのも強みです。

② 九州大学(歯学部)

  • 特徴: 日本で最も歴史ある国立大学歯学部の一つ。
  • ポイント: 「口腔機能修復学」や「インプラント」の研究に定評があります。アジアの玄関口として留学生も多く、国際的な視野を持った歯科医師を育成しています。デジタル技術の導入も早いです。

③ 東北大学(歯学部)

  • 特徴: 「研究第一主義」の伝統校。材料科学(マテリアル)に強い東北大の強みが活きています。
  • ポイント: 歯の詰め物やインプラントに使われる「生体材料(バイオマテリアル)」の研究は世界最高峰。新しい歯科材料を開発したいなら、ここ以上の環境はありません。

④ 北海道大学(歯学部)

  • 特徴: 獣医学部との連携による研究など、総合大学ならではの広がりがあります。
  • ポイント:広大なキャンパスで、医学部・薬学部と連携し、「口腔」を全身の一部として捉える教育が行われています。

⑤ 広島大学(歯学部)

  • 特徴: 中国・四国地方の拠点大学。国際交流に力を入れています。
  • ポイント:「歯学科」と「口腔健康科学科」で構成されており、「歯学科」では歯科医師、「口腔健康科学科」では、歯科衛生士及び歯科技工士、さらに教育・研究者となるために必要な知識を学べます。

⑥ 新潟大学(歯学部)

  • 特徴: 昭和40年に日本海側唯一の国立大学歯学部として開設された伝統ある歯学部。日本海側の歯科医療の砦です。
  • ポイント:リハビリテーションの教育・研究が非常に進んでいます。超高齢社会で最も必要とされる、「食べること」を支える専門家を目指せます。

⑦ 東京歯科大学(歯学部)

  • 特徴: 私立歯科大学の頂点。1890年創立、日本最古の歯科大学です。
  • ポイント: 教育体制が極めて手厚く、卒業生(同窓会)のネットワークも強固。「開業医」を目指すなら、最高のブランド力を持ちます。

3. 総合型選抜で「歯学部」を狙う戦略

歯学部の入試(特に総合型選抜や学校推薦型選抜)では、特有の試験が課されることがあります。

  1. 実技試験(デッサン・石膏彫刻):
    • 一部の大学では、手先の器用さや空間把握能力を見るために、鉛筆デッサンや、ロウの塊を削る試験があります。
    • 対策:美術予備校や専門塾での練習が必須です。
  2. 志望理由書の深掘り:
    • 「虫歯を治したい」だけでは弱いです。「口腔ケアを通じて、誤嚥性肺炎を減らし、高齢者の健康寿命を延ばしたい」など、歯科と社会問題(高齢化など)をリンクさせた視点が合格の鍵です。

KOSSUN教育ラボからのメッセージ

歯科医師は、患者さんの「笑顔」を一番近くで作れる仕事です。 痛みが消えてご飯が美味しく食べられるようになった時、患者さんは本当に嬉しそうな顔をしてくれます。

「自分は不器用だけど、歯科医師になれる?」 「国立と私立、学費以外に何が違うの?」

歯学部受験は専門性が高いです。迷ったら、KOSSUN教育ラボにご相談ください。あなたの「手」と「心」を、未来の名医へと導きます!

KOSSUN教育ラボでは、総合型選抜・学校推薦型選抜(AO入試・推薦入試)に特化した対策を行っています。

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※この記事は専門家による監修のもと執筆されています。