【学部選び】「社会学部」に向いている人って?日常の「モヤモヤ」が研究になる!社会学の名門8大学を紹介

こんにちは!KOSSUN教育ラボ教務担当です。

「社会学部=世の中のことを学ぶ学部」。 あまりにフワッとしていて、何を学ぶのか一番イメージしにくい学部かもしれません。

しかし、社会学部は「あなたのモヤモヤを学問にする学部」です。

「なんで流行りって廃れるの?」「なんで噂話は広まるの?」「なんで『普通』からはみ出すと叩かれるの?」

そんな、誰もが一度は抱く日常の疑問を、徹底的に解明する面白さがここにあります。

今回は、KOSSUN教育ラボの視点から、「社会学部に向いている人の3つの特徴」と、「社会学の名門8大学」について解説します。

経済学がお金、法学がルールを扱うなら、社会学部が扱うのは「人間関係の空気」です。 一見つかみどころがないように見えますが、メディア、家族、教育、ジェンダー、スポーツ、都市、宗教…。私たちの生活すべてが研究対象になります。

では、どんな人がこの学部で才能を開花させるのでしょうか?

1. 社会学部に向いている「3つのタイプ」

タイプA:「当たり前」を疑う「あまのじゃくタイプ」

  • 「『男らしくしなさい』って言われるとイラッとする」
  • 「みんなが同じ服を着ていると、逆に着たくなくなる」
  • 特徴: 世の中の常識や「普通」に対して、違和感や反発を感じる人。
  • なぜ向いている? 社会学の第一歩は「常識を疑うこと(相対化)」です。「なぜそれは常識になったのか?」を歴史や構造から解き明かす知的快感が味わえます。

タイプB:人間観察が好きな「プロファイラータイプ」

  • 「電車の中で、隣の人の会話を聞いて勝手に人物像を想像してしまう」
  • 「クラスのグループ力関係を分析するのが好き」
  • 特徴: 人の行動や集団心理に興味があり、客観的に観察できる人。
  • なぜ向いている? 社会学では、インタビューやアンケート調査(社会調査)を行います。他者の語りから真実を見つけ出す洞察力が必要です。

タイプC:サブカルチャーを愛する「オタクタイプ」

  • 「アニメやアイドルの推し活について語らせたら止まらない」
  • 「SNSの炎上案件を冷静にウォッチしてしまう」
  • 特徴: 自分の好きなカルチャーがあり、それを社会的な現象として捉えられる人。
  • なぜ向いている?: 「マンガ社会学」「アイドル社会学」など、社会学部では趣味を堂々と研究テーマにできます。「好き」を学問に昇華できる最高の環境です。

2. 「社会学部」のある代表的な8大学を紹介

社会学部は大学ごとの個性が爆発しています。アカデミックな理論派から、マスコミに強い実践派まで多彩です。

① 一橋大学(社会学部)

  • 特徴: 国立大学で最も伝統ある社会学部。「経営学」「会計学」「マーケティング」「金融」の4つの領域で構成されています。
  • ポイント: 国際的な人材育成のためのカリキュラムが設置されており、全ての学部1年生が履修するPACE(Practical Applications for Communicative English)、2年生以上の学生に対して独自科目・EDGE(English Discourse for Global Elites)を設定し、英語コミュニケーションの向上を図っています。

② 同志社大学(社会学部)

  • 特徴: 関西私学の雄。「社会学科」「社会福祉学科」「メディア学科」「産業関係学科」「教育文化学科」の5学科を擁するマンモス学部です。
  • ポイント 特に「メディア学科」は看板学科で、マスコミ志望者に絶大な人気を誇ります。

③ 立教大学(社会学部)

  • 特徴: 「観光」や「現代文化」に強い、おしゃれで自由な校風。「社会学科」「現代文化学科」「メディア社会学科」があります。
  • ポイント: キャンパスが池袋にあり、都市文化をフィールドワークするのに最適。「現代文化学科」では、若者文化やサブカルチャーの研究も盛んです。

④ 法政大学(社会学部)

  • 特徴: 「社会政策科学科」「社会学科」「メディア社会学科」の3学科。多摩キャンパスの広大な敷地で学びます。
  • ポイント: 「社会調査実習」に力を入れており、実際に街に出てアンケートを取ったり、データを分析したりするスキル(社会調査士資格)を徹底的に鍛えます。

⑤ 武蔵大学(社会学部)

  • 特徴: 「ゼミの武蔵」の異名通り、1年次から4年間ゼミが必修。「社会学科」と「メディア社会学科」があります。
  • ポイント: 「データサイエンス」教育を強化しており、文系でありながら統計解析ソフト(SPSSやR)を使いこなし、客観的なデータに基づいて社会を分析する力を養います。

⑥ 明治学院大学(社会学部)

  • 特徴: 「社会福祉学科」「社会学科」と合わせて2学科体制。
  • ポイント: 「福祉」と「社会学」の両輪で学ぶため、マイノリティ、貧困、差別といった社会の「痛み」に寄り添う温かい研究が多いのが特徴です。

⑦ 関西学院大学(社会学部)

  • 特徴: 1960年創設、西日本屈指の伝統校。「社会学」「メディア学」「社会心理学」「文化学」など幅広く学びます。
  • ポイント: 教授陣の層が厚く、社会学のあらゆる分野(家族、宗教、環境、差別など)をカバー。「社会心理学」を専門的に学べる数少ない学部の一つでもあります。

⑧ 関西大学(社会学部)

  • 特徴: 「社会学専攻」「心理学専攻」「メディア専攻」「社会システムデザイン専攻」の4専攻。
  • ポイント: 「マスコミの関大」と言われるほどメディア業界への就職に強く、実践的なジャーナリズム教育が行われています。

3. 総合型選抜で「社会学部」を狙う戦略

社会学部の志望理由書でやりがちな失敗は、「感想文」になってしまうことです。

  • × 感想文: 「最近、SNSでの誹謗中傷がひどいと思います。みんなもっと優しくなるべきです。」(道徳の授業)
  • ○ 社会学的分析: 「SNSの匿名性が、人々の『攻撃性』を増幅させるメカニズムに関心があります。特に、集団心理における『同調圧力』が誹謗中傷にどう影響しているかを、貴学で社会心理学の観点から分析したいです。」(学問的アプローチ)

「現象」を「構造(メカニズム)」として捉える視点があるか。 ここが合否の分かれ目です。

KOSSUN教育ラボからのメッセージ

社会学部は、あなたの「モヤモヤ」を「知性」に変える場所です。 正解のない問いに対して、自分なりの答えを見つけ出すプロセスは、一生モノの思考力になります。

「自分の興味が社会学なのか、心理学なのか分からない」 「志望理由書で『構造的』に書くってどういうこと?」

迷ったら、KOSSUN教育ラボへ。あなたの日常の疑問を、合格に直結する「研究テーマ」へと磨き上げましょう!

KOSSUN教育ラボでは、総合型選抜・学校推薦型選抜(AO入試・推薦入試)に特化した対策を行っています。

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※この記事は専門家による監修のもと執筆されています。