【学部選び】「農学部」に向いている人って?野菜作りだけじゃない!生命と食の最前線を走る7大学を紹介

こんにちは!KOSSUN教育ラボ教務担当です。

「農学部=野菜を育てる学部」だと思っていませんか? もしそうなら、農学部の守備範囲の広さに驚くはずです。

農学部は、食料生産だけでなく、バイオテクノロジー、環境保全、食品加工、さらには地域経済まで、「生命(いのち)」と「食」に関わるすべてを科学する学部です。

今回は、KOSSUN教育ラボの視点から、「農学部に向いている人の3つの特徴」と、「日本の農学をリードする7大学」について解説します。

「おいしいトマトを作りたい」 「遺伝子組み換え技術を研究したい」 「途上国の食糧危機を救いたい」

これら全ての夢が叶う場所、それが農学部です。 今、SDGsや気候変動対策の要として、世界中で最も注目されている学部の一つでもあります。

では、どんな人がこの学部で活躍できるのでしょうか?

1. 農学部に向いている「3つのタイプ」

タイプA:生き物が好きな「ナチュラリスト」

  • 「子供の頃から虫取りや動物の世話が好きだった」
  • 「植物が成長する様子を観察するのが楽しい」
  • 特徴: 生命現象に対して、純粋な興味と愛情を持てる人。
  • なぜ向いている? 農学の基本は「観察」です。フィールドワークや飼育・栽培実験では、泥だらけになりながら生き物と向き合う忍耐力が求められます。

タイプB:実験室にこもれる「バイオ研究者タイプ」

  • 「遺伝子や微生物の世界にロマンを感じる」
  • 「新しい機能性食品や医薬品を開発したい」
  • 特徴: ミクロな視点で生命のメカニズムを解明したい人。
  • なぜ向いている? 現代の農学は「応用生命科学」です。白衣を着てフラスコを振り、最先端のバイオテクノロジーを駆使する研究も農学部の重要な領域です。

タイプC:食卓と社会を繋ぐ「フードシステム構築者」

  • 「フードロス問題をどうにかしたい」
  • 「日本の農業をもっと稼げる産業にしたい」
  • 特徴: 科学技術だけでなく、経済や流通の視点から「食」を捉える人。
  • なぜ向いている? 良いものを作っても、消費者に届かなければ意味がありません。「農業経済学」や「農業経営学」では、社会科学のアプローチで食の未来をデザインします。

2. 「農学部」のある代表的な7大学を紹介

農学部は、その大学が立地する「風土」によって研究内容が大きく異なります。

① 東京大学(農学部)

  • 特徴: 弥生キャンパスに位置する、日本農学の総本山。「応用生命科学」「環境資源科学」「獣医学」の3課程があります。
  • ポイント 基礎研究のレベルが極めて高く、「食料・環境・生命」をキーワードに、地球規模の課題解決を目指すリーダーを育成しています。卒業生の多くが研究者や官僚として活躍しています。

② 京都大学(農学部)

  • 特徴: 北部キャンパスにある自由な学風の農学部。「食料・環境・生命」に加え、京都ならではの「森林科学」も有名です。
  • ポイント: 6学科制で、特に「資源生物科学科」や「食品生物科学科」が人気。フィールドワークを重視し、北海道や和歌山に広大な演習林(研究林)を持っています。

③ 東北大学(農学部)

  • 特徴: 杜の都・仙台にあり、東日本大震災からの復興農学を牽引。「生物生産科学」「応用生物化学」があります。
  • ポイント: 「海洋生物科学(水産)」の研究も盛んです。三陸の豊かな海をフィールドに、「海と陸の繋がり」を学べるのが強み。また、スマート農業(ICT活用)の研究も進んでいます。

④ 名古屋大学(農学部)

  • 特徴: 東海地方の拠点大学。「生物環境科学」「資源生物科学」「応用生命科学」の3学科。
  • ポイント ノーベル賞受賞者を多数輩出している名大らしく、「基礎研究(分子レベル)」に非常に強いです。植物ホルモンの研究や、ニワトリの遺伝子研究などで世界的な成果を上げています。

⑤ 九州大学(農学部)

  • 特徴: 伊都キャンパスという巨大な新キャンパスに移転し、最新鋭の研究設備を誇ります。
  • ポイント: また、昆虫学の研究拠点としても有名で、世界中から昆虫好きが集まる「ムシ博士」の聖地でもあります。

⑥ 明治大学(農学部)

  • 特徴: 私立大学の農学部としてトップクラスの人気。「生田キャンパス」は緑豊かで、都心にありながら本格的な農場を持っています。
  • ポイント: 「食料環境政策学科」という文系(地歴公民で受験可能)の学科があるのが最大の特徴。「理系科目は苦手だけど、食や農業に関わりたい」という学生にとっての希望の星です。

⑦ 東京農業大学(農学部)

  • 特徴: 日本で唯一の「農学」に特化した大学。「実学主義」を掲げ、「人物を畑に還す」精神で現場力を鍛えます。
  • ポイント卒業生のネットワークが農業・食品業界に深く根付いており、就職にも非常に強いです。

3. 総合型選抜で「農学部」を狙う戦略

農学部の志望理由書では、「愛」と「論理」の両立が必要です。

  • × 愛だけ: 「トマトが大好きです!美味しいトマトを作りたいです!」(趣味レベル)
  • ○ 愛+論理: 「私は実家のトマト農家が気候変動で苦しむ姿を見てきました。そこで、貴学で『ゲノム編集技術』を学び、高温障害に強い新品種を開発して、地域の農業を守りたいです。」(研究者レベル)

「なぜその作物(対象)なのか?」 「なぜその技術(アプローチ)なのか?」

この2つを明確に語れるように、自分の興味を深掘りしておきましょう。

KOSSUN教育ラボからのメッセージ

農学は、人類が生きるための「土台」を支える学問です。 現場と最先端のラボ。その両方を行き来しながら、未来の食卓を守るヒーローになってください。

「文系だけど農学部に行ける?」 「バイオ系と環境系、どっちの学科が自分に合ってる?」

進路に迷ったら、KOSSUN教育ラボへ。あなたの「好き」を、農学という「学問」に変えるサポートをします!

KOSSUN教育ラボでは、総合型選抜・学校推薦型選抜(AO入試・推薦入試)に特化した対策を行っています。

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※この記事は専門家による監修のもと執筆されています。