【学部選び】「国際学部」に向いている人って?語学は「手段」でしかない!世界を舞台に戦う7大学を紹介

こんにちは!KOSSUN教育ラボ教務担当です。

「国際学部」と「外国語学部」、何が違うの? 受験生から最も多く寄せられる質問の一つです。

ざっくり言うと、外国語学部が「言葉そのもの(ツール)」を磨く場所なら、国際学部は「言葉を使って、世界の『課題』を解決する場所」です。

貧困、紛争、環境問題、ジェンダー、多文化共生…。 地球規模のテーマに挑みたい人にとって、これほどエキサイティングな学部はありません。

今回は、KOSSUN教育ラボの視点から、「国際学部に向いている人の3つの特徴」と、「個性豊かな7つの大学」について解説します。

「将来は海外で働きたい」 「英語を使って何かしたい」

その気持ち、国際学部なら実現できるかもしれません。 しかし、国際学部は「キラキラした留学生活」を送るだけの場所ではありません。 異なる価値観がぶつかり合う最前線で、「対話」と「行動」によって解決策を探る、泥臭くも熱い学部なのです。

では、どんな人がこの学部に向いているのでしょうか?

1. 国際学部に向いている「3つのタイプ」

タイプA:じっとしていられない「行動派グローバリスト」

  • 「ニュースを見るだけじゃ満足できない。現地の人の話を聞きたい」
  • 「高校時代、ボランティアや探究活動で外に出るのが好きだった」
  • 特徴: 机上の空論よりも、現場(フィールド)での体験を重視する人。
  • なぜ向いている? 国際学部の学びは「フィールドワーク」が基本です。発展途上国の村に入り込んだり、移民コミュニティで調査したりと、タフな行動力が求められます。

タイプB:日本の中の異文化に気づける「共生タイプ」

  • 「コンビニで働く外国人店員さんの生活が気になる」
  • 「クラスにいるルーツの異なる友人と、どうすれば上手くやれるか考えている」
  • 特徴: 「国際=海外」だけでなく、「足元の国際化(多文化共生)」に関心がある人。
  • なぜ向いている? 今日の国際学の重要テーマは「内なる国際化」です。身近な摩擦を解決しようとする視点は、立派な研究テーマになります。

タイプC:白黒つけられない問題に挑む「ネゴシエーター」

  • 「A国とB国の対立、どっちの言い分も分かるから苦しい」
  • 「正義は一つじゃないと思う」
  • 特徴 複雑な利害関係を調整し、妥協点を見つけようとするバランス感覚のある人。
  • なぜ向いている? 国際問題に単純な正解はありません。多様な宗教・歴史・経済格差を理解し、粘り強く対話を続ける姿勢(外交的センス)が必要です。

2. 「国際学部」のある代表的な7大学を紹介

一口に国際学部と言っても、「開発支援」に強い大学、「語学」に強い大学、「ビジネス」に強い大学と、その色は全く異なります。

① 宇都宮大学(国際学部)

  • 特徴: 国立大学における国際学部の草分け的存在。「国際社会学科」があります。
  • ポイント 「グローカル(Global + Local)」の実践力が凄まじいです。「地方から世界へ」を体現したい人に。

② 明治学院大学(国際学部)

  • 特徴: 1986年、日本で最初に「国際学部」を創設したパイオニア。横浜キャンパスを拠点に、「平和研究」や「マイノリティ研究」に伝統があります。
  • ポイント 「国際学科」と「国際キャリア学科」があり、特に開発途上国の支援や人権問題など、「弱い立場の人々」に寄り添う温かい視点が特徴です。少人数教育でじっくり議論したい人におすすめです。

③ 東洋大学(国際学部)

  • 特徴: 規模・人気ともに急上昇中の学部。「グローバル・イノベーション学科」「国際地域学科 国際地域専攻」「国際地域学科 地域総合専攻(イブニングコース)」があります。
  • ポイント 「グローバル・イノベーション学科」は授業の多くが英語で行われるエリートコース。「国際地域学科」は、アジアやアフリカなどの「地域開発(貧困削減やインフラ整備)」に強く、実際に現地へ行って課題解決に取り組むプログラムが豊富です。

④ 関西学院大学(国際学部)

  • 特徴 関西の名門・関学の中でも看板学部の一つ。入学時の英語力も非常に高い学生が集まります。
  • ポイント 徹底した「英語教育」と「北米研究・アジア研究」のバランスが絶妙です。国連や国際機関職員を目指す学生も多く、アカデミックな知見と実務能力の両方を鍛えられます。

⑤ 近畿大学(国際学部)

  • 特徴: 「グローバル専攻」と「東アジア専攻」があり、最大の特徴は「1年次からの全員留学」です。
  • ポイント: 語学教育大手「ベルリッツ」と提携した超実践的な英語授業があり、「使える英語」を叩き込まれます。 留学先での単位認定もスムーズで、「4年間で確実に卒業し、ビジネスで使える英語力を身につける」という実利的なカリキュラムが強みです。

⑥ 共立女子大学(国際学部)

  • 特徴: 東京・神田にある女子大。「エリアスタディ(地域研究)」を重視しています。
  • ポイント: 海外のことだけでなく、「日本文化」もしっかり学ぶのが特徴です。着付けや茶道など、日本文化を深く理解した上で、それを世界に発信できる「真の国際人」を育成します。外交官や観光業を目指す学生が多いです。

⑦ 昭和女子大学(国際学部)

  • 特徴: 国際教養学科では、海外留学をしても4年間で高等学校と中学校の教諭一種(英語)の教員免許状の取得が可能。
  • ポイント: 「ボストン・キャンパス(米国)」への留学が大きな売りです。また、キャンパス敷地内に米国テンプル大学ジャパンキャンパス(TUJ)があり、「ダブルディグリー(昭和女子大とTUJ両方の学位を取得)」を目指せるプログラムがあるのも独自の強みです。

3. 総合型選抜で「国際学部」を狙う戦略

国際学部を受けるライバルたちは、英検準1級を持っていたり、留学経験があったりと、ハイスペックな場合が多いです。 そこで勝つための志望理由書の切り口はこれです。

「私は『お客様』として海外に行きたいのではありません」

単に「留学したい」だけなら、旅行に行けばいいのです。 そうではなく、「〇〇という社会課題(例:フードロス、難民、教育格差)に対し、私は当事者意識を持って解決に挑みたい。そのために、貴学のフィールドワーク重視のカリキュラムが必要なのです」 と、「目的意識(テーマ)」を明確に打ち出してください。

KOSSUN教育ラボからのメッセージ

国際学部は、世界中の「理不尽」や「矛盾」と向き合う学部でもあります。 きれいごとだけでは済まない現実を知り、それでもなお「世界を良くしたい」と思える情熱を持ったあなたを、大学は待っています。

「自分の関心テーマが、どこの大学のカラーに合うか分からない」 「英語力に自信がないけど、国際学部に行ける?」

そんな不安があれば、KOSSUN教育ラボにご相談ください。あなたの想いを実現できる最適なフィールドを一緒に探しましょう!

KOSSUN教育ラボでは、総合型選抜・学校推薦型選抜(AO入試・推薦入試)に特化した対策を行っています。

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※この記事は専門家による監修のもと執筆されています。