
- 1. 【学部選び】「国際学部」に向いている人って?語学は「手段」でしかない!世界を舞台に戦う7大学を紹介
- 2. 1. 国際学部に向いている「3つのタイプ」
- 2.1. タイプA:じっとしていられない「行動派グローバリスト」
- 2.2. タイプB:日本の中の異文化に気づける「共生タイプ」
- 2.3. タイプC:白黒つけられない問題に挑む「ネゴシエーター」
- 3. 2. 「国際学部」のある代表的な7大学を紹介
- 3.1. ① 宇都宮大学(国際学部)
- 3.2. ② 明治学院大学(国際学部)
- 3.3. ③ 東洋大学(国際学部)
- 3.4. ④ 関西学院大学(国際学部)
- 3.5. ⑤ 近畿大学(国際学部)
- 3.6. ⑥ 共立女子大学(国際学部)
- 3.7. ⑦ 昭和女子大学(国際学部)
- 4. 3. 総合型選抜で「国際学部」を狙う戦略
- 4.1. KOSSUN教育ラボからのメッセージ
【学部選び】「国際学部」に向いている人って?語学は「手段」でしかない!世界を舞台に戦う7大学を紹介
こんにちは!KOSSUN教育ラボ教務担当です。
「国際学部」と「外国語学部」、何が違うの? 受験生から最も多く寄せられる質問の一つです。
ざっくり言うと、外国語学部が「言葉そのもの(ツール)」を磨く場所なら、国際学部は「言葉を使って、世界の『課題』を解決する場所」です。
貧困、紛争、環境問題、ジェンダー、多文化共生…。 地球規模のテーマに挑みたい人にとって、これほどエキサイティングな学部はありません。
今回は、KOSSUN教育ラボの視点から、「国際学部に向いている人の3つの特徴」と、「個性豊かな7つの大学」について解説します。
「将来は海外で働きたい」 「英語を使って何かしたい」
その気持ち、国際学部なら実現できるかもしれません。 しかし、国際学部は「キラキラした留学生活」を送るだけの場所ではありません。 異なる価値観がぶつかり合う最前線で、「対話」と「行動」によって解決策を探る、泥臭くも熱い学部なのです。
では、どんな人がこの学部に向いているのでしょうか?
1. 国際学部に向いている「3つのタイプ」
タイプA:じっとしていられない「行動派グローバリスト」
- 「ニュースを見るだけじゃ満足できない。現地の人の話を聞きたい」
- 「高校時代、ボランティアや探究活動で外に出るのが好きだった」
- 特徴: 机上の空論よりも、現場(フィールド)での体験を重視する人。
- なぜ向いている?: 国際学部の学びは「フィールドワーク」が基本です。発展途上国の村に入り込んだり、移民コミュニティで調査したりと、タフな行動力が求められます。
タイプB:日本の中の異文化に気づける「共生タイプ」
- 「コンビニで働く外国人店員さんの生活が気になる」
- 「クラスにいるルーツの異なる友人と、どうすれば上手くやれるか考えている」
- 特徴: 「国際=海外」だけでなく、「足元の国際化(多文化共生)」に関心がある人。
- なぜ向いている?: 今日の国際学の重要テーマは「内なる国際化」です。身近な摩擦を解決しようとする視点は、立派な研究テーマになります。
タイプC:白黒つけられない問題に挑む「ネゴシエーター」
- 「A国とB国の対立、どっちの言い分も分かるから苦しい」
- 「正義は一つじゃないと思う」
- 特徴: 複雑な利害関係を調整し、妥協点を見つけようとするバランス感覚のある人。
- なぜ向いている?: 国際問題に単純な正解はありません。多様な宗教・歴史・経済格差を理解し、粘り強く対話を続ける姿勢(外交的センス)が必要です。
2. 「国際学部」のある代表的な7大学を紹介
一口に国際学部と言っても、「開発支援」に強い大学、「語学」に強い大学、「ビジネス」に強い大学と、その色は全く異なります。
① 宇都宮大学(国際学部)
- 特徴: 国立大学における国際学部の草分け的存在。「国際社会学科」があります。
- ポイント: 「グローカル(Global + Local)」の実践力が凄まじいです。「地方から世界へ」を体現したい人に。
② 明治学院大学(国際学部)
- 特徴: 1986年、日本で最初に「国際学部」を創設したパイオニア。横浜キャンパスを拠点に、「平和研究」や「マイノリティ研究」に伝統があります。
- ポイント: 「国際学科」と「国際キャリア学科」があり、特に開発途上国の支援や人権問題など、「弱い立場の人々」に寄り添う温かい視点が特徴です。少人数教育でじっくり議論したい人におすすめです。
③ 東洋大学(国際学部)
- 特徴: 規模・人気ともに急上昇中の学部。「グローバル・イノベーション学科」「国際地域学科 国際地域専攻」「国際地域学科 地域総合専攻(イブニングコース)」があります。
- ポイント: 「グローバル・イノベーション学科」は授業の多くが英語で行われるエリートコース。「国際地域学科」は、アジアやアフリカなどの「地域開発(貧困削減やインフラ整備)」に強く、実際に現地へ行って課題解決に取り組むプログラムが豊富です。
④ 関西学院大学(国際学部)
- 特徴: 関西の名門・関学の中でも看板学部の一つ。入学時の英語力も非常に高い学生が集まります。
- ポイント: 徹底した「英語教育」と「北米研究・アジア研究」のバランスが絶妙です。国連や国際機関職員を目指す学生も多く、アカデミックな知見と実務能力の両方を鍛えられます。
⑤ 近畿大学(国際学部)
- 特徴: 「グローバル専攻」と「東アジア専攻」があり、最大の特徴は「1年次からの全員留学」です。
- ポイント: 語学教育大手「ベルリッツ」と提携した超実践的な英語授業があり、「使える英語」を叩き込まれます。 留学先での単位認定もスムーズで、「4年間で確実に卒業し、ビジネスで使える英語力を身につける」という実利的なカリキュラムが強みです。
⑥ 共立女子大学(国際学部)
- 特徴: 東京・神田にある女子大。「エリアスタディ(地域研究)」を重視しています。
- ポイント: 海外のことだけでなく、「日本文化」もしっかり学ぶのが特徴です。着付けや茶道など、日本文化を深く理解した上で、それを世界に発信できる「真の国際人」を育成します。外交官や観光業を目指す学生が多いです。
⑦ 昭和女子大学(国際学部)
- 特徴: 国際教養学科では、海外留学をしても4年間で高等学校と中学校の教諭一種(英語)の教員免許状の取得が可能。
- ポイント: 「ボストン・キャンパス(米国)」への留学が大きな売りです。また、キャンパス敷地内に米国テンプル大学ジャパンキャンパス(TUJ)があり、「ダブルディグリー(昭和女子大とTUJ両方の学位を取得)」を目指せるプログラムがあるのも独自の強みです。
3. 総合型選抜で「国際学部」を狙う戦略
国際学部を受けるライバルたちは、英検準1級を持っていたり、留学経験があったりと、ハイスペックな場合が多いです。 そこで勝つための志望理由書の切り口はこれです。
「私は『お客様』として海外に行きたいのではありません」
単に「留学したい」だけなら、旅行に行けばいいのです。 そうではなく、「〇〇という社会課題(例:フードロス、難民、教育格差)に対し、私は当事者意識を持って解決に挑みたい。そのために、貴学のフィールドワーク重視のカリキュラムが必要なのです」 と、「目的意識(テーマ)」を明確に打ち出してください。
KOSSUN教育ラボからのメッセージ
国際学部は、世界中の「理不尽」や「矛盾」と向き合う学部でもあります。 きれいごとだけでは済まない現実を知り、それでもなお「世界を良くしたい」と思える情熱を持ったあなたを、大学は待っています。
「自分の関心テーマが、どこの大学のカラーに合うか分からない」 「英語力に自信がないけど、国際学部に行ける?」
そんな不安があれば、KOSSUN教育ラボにご相談ください。あなたの想いを実現できる最適なフィールドを一緒に探しましょう!
KOSSUN教育ラボでは、総合型選抜・学校推薦型選抜(AO入試・推薦入試)に特化した対策を行っています。
受験でお困りの方は、お気軽に無料個別相談会にお申し込みください。
※この記事は専門家による監修のもと執筆されています。

この記事を監修した人
川又 ヒトミ(かわまた・ひとみ)
東京大学、慶應義塾大学のダブル合格者を輩出!
実力と人間性を兼備した指名の絶えない人気講師。
【略歴】学士(文学)お茶の水女子大学
群馬県出身。大学卒業後、私立高校に入職。その間、進路指導部長を務め、大学入試改革や新学習指導要領、ギガスクール構想など高校の教育現場に押し寄せる変化にいち早く対応。
東京大学、慶應義塾大学SFCのダブル合格者を輩出するなど、最新情報を駆使した戦略的な指導に定評がある。塾生はもちろん、講師からも一目置かれ、「合格請負人」の異名を取るほどの人気講師となっている。
趣味特技は、散歩、読書。


