【学部選び】「システムデザイン工学部」に向いている人って?技術×感性で体験を創る!東京電機大を徹底解説

こんにちは!KOSSUN教育ラボ教務担当です。

「ただ高性能な機械を作れば、人は幸せになるのだろうか?」 「どんなに優れたIT技術でも、使い方が難しければ意味がないのではないか?」

テクノロジーが進化しきった現代において、エンジニアが直面している最大の壁がこれです。 この壁を打ち破るために生まれたのが、「システムデザイン工学部」です。

従来の工学部が「モノの作り方」を学ぶ場所だとすれば、システムデザイン工学部は「人間の心理や社会のニーズを起点に、IT(情報)とモノ(プロダクト・空間)を繋ぎ合わせて、新しい『体験』をデザインする」学部です。

「理系の技術」と「文系・芸術系の感性」を高い次元で融合させたい人に、これ以上ない舞台と言えます。

今回は、KOSSUN教育ラボの視点から、「システムデザイン工学部に向いている人の3つの特徴」と、「実学の精神でこの分野を牽引する東京電機大学」について徹底解説します。

システムデザイン工学部の根底にあるのは、「人間中心設計」という考え方です。 技術をむき出しのまま社会に放り出すのではなく、使う人の気持ちに寄り添い、美しく、使いやすく「翻訳」するエンジニア。それがこれからの時代に最も求められる人材です。

では、具体的にどんな人がこのクリエイティブな工学部に向いているのでしょうか?

1. システムデザイン工学部に向いている「3つのタイプ」

タイプA:技術と人を繋ぐ「UX(ユーザー体験)クリエイター」

  • 「『このアプリ、機能は多いけど使いにくいな』と不満を感じたことがある」
  • 「最新のAIやIoT技術を、お年寄りや子どもでも直感的に使えるようにしたい」
  • 特徴: 技術のすごさそのものよりも、それを使った人が「心地よい」「楽しい」と感じるかどうかに強い関心がある人。
  • なぜ向いている?: 人間の認知メカニズムや心理を学び、ハードウェアとソフトウェアの両面から「人に優しいインターフェース」を設計する力が身につくからです。

タイプB:複雑なパズルを解く「社会システム・アーキテクト」

  • 「満員電車の混雑や、フードロスといった社会問題を、ITの仕組みを使って解決したい」
  • 「一つの専門分野だけでなく、ネットワーク、AI、機械など複数の技術を組み合わせて大きな仕組みを作りたい」
  • 特徴: 個別のパーツを作る職人ではなく、全体を俯瞰して「最適解」を導き出すプロデューサー視点を持った人。
  • なぜ向いている?: バラバラの要素を統合して機能させる「システム思考」を徹底的に学ぶため、社会インフラなどの巨大な課題に対する解決策をデザインできるようになります。

タイプC:美しさと機能を両立させる「プロダクト・空間デザイナー」

  • 「工業製品(スマホ、家電、家具など)の『洗練されたデザイン』に惹かれる」
  • 「絵を描いたりモノを作ったりするのが好きだが、美大ではなく、工学的な裏付け(理系知識)を持ったデザインがしたい」
  • 特徴: 芸術的なセンス(意匠)と、物理法則や材料工学(機能)の両方を掛け合わせたモノづくりがしたい人。
  • なぜ向いている?: 見た目の美しさだけでなく、耐久性や生産コスト、人間工学といった「工学的な根拠」に基づいた実践的なデザイン手法を学べるからです。

2. 「実学」で体験を創る:東京電機大学(システムデザイン工学部)

「技術は人なり」を建学の精神に掲げ、日本のエンジニア育成を牽引してきた東京電機大学(電大)。 東京都足立区の最新鋭キャンパス「東京千住キャンパス」に拠点を置くシステムデザイン工学部は、まさに次世代のモノづくり・コトづくりの最前線です。

東京電機大学(システムデザイン工学部)

  • 特徴: 「情報(ソフトウェア)」と「デザイン(ハードウェア・空間)」の2つのアプローチから、人間社会を豊かにするシステムを創造します。
  • ポイント:
    • ① 2つの明確な学科: ITやAI、ネットワークを駆使して社会を支える情報システムを構築する「情報システム工学科」。そして、プロダクト(製品)から空間、人間環境までを工学的に美しくデザインする「デザイン工学科」の2学科体制です。
    • ② 圧倒的な「実践教育」: 電大の最大の強みは「実学尊重」です。座学で理論を学ぶだけでなく、1年次から実際に手を動かしてモノやアプリを作る「ワークショップ」や「プロジェクトベース学習(PBL)」が豊富に用意されています。頭でっかちにならず、「実際に作って動かす」経験を積めます。
    • ③ 最新鋭のキャンパス設備: 東京千住キャンパスには、3Dプリンターやレーザーカッターなどが揃うものづくりセンター」や、プログラミングに没頭できる環境が完備されており、学生の「作りたい!」という熱意を形にする設備が完璧に整っています。

3. 総合型選抜で「システムデザイン工学部」を狙う戦略

東京電機大学をはじめとするシステムデザイン工学部を総合型選抜(AO入試)で受験する場合、「プログラミングが得意です」「デザインを描くのが好きです」という単一のスキルアピールだけでは、他の志願者に埋もれてしまいます。

合格する志望理由の鉄則: 「私は、視覚障がい者の『単独での外出に対する不安』という課題を解決したいです。これを実現するには、単なる音声案内アプリ(情報)だけでなく、白杖に装着するセンサーの重さや握り心地といったハードウェアの人間工学(デザイン)の両面からのアプローチが不可欠です。貴学の〇〇学科でシステム思考とプロトタイピング(試作)の手法を実践的に学び、誰もが安全に歩ける歩行支援システムを社会実装したいです」

重要なのは、「解決したい課題」に対して、「『情報技術(IT)』と『デザイン(人間工学・意匠)』をどう掛け合わせてシステム化するか」を具体的に語ることです。

KOSSUN教育ラボからのメッセージ

システムデザイン工学部は、「便利な技術」を「人を笑顔にする体験」へと変換する、現代の魔法使いを育てる場所です。 「理系だけど、もっと人間の心や社会の近くでモノづくりがしたい」というあなたの熱い思いを、存分にぶつけられる環境が待っています。

東京電機大学の「情報システム工学科」と「デザイン工学科」。今のあなたは、どちらのアプローチ(ITの仕組み作りか、モノ・空間のデザインか)に強く惹かれていますか? もしよろしければ、あなたの興味のある学科に合わせて、「志望理由書の核となるプロジェクトのアイデア」を一緒に練り上げてみましょう!

KOSSUN教育ラボでは、総合型選抜・学校推薦型選抜(AO入試・推薦入試)に特化した対策を行っています。

受験でお困りの方は、お気軽に無料個別相談会にお申し込みください。

※この記事は専門家による監修のもと執筆されています。