
- 1. 【筑波大推薦】筑波大学学校推薦型選抜「人間学群」徹底解説!求める学生像から選考対策まで
- 2. 1. 人間学群の募集人員と推薦人員の制限
- 3. 2. 求める学生像と「3つの推薦要件」
- 3.1. 学類ごとの入学者選抜方針(アドミッション・ポリシー)
- 3.2. 選べる3つの推薦要件(学校長がいずれかの要件で推薦)
- 4. 3. 【重要】学類で異なる選考プロセスと試験内容
- 4.1. A. 教育学類・障害科学類(共通テストなし)
- 4.2. B. 心理学類(共通テストありの2段階選抜)
- 5. 4. KOSSUN教育ラボが教える!人間学群推薦・突破のための3大戦略
- 5.1. 戦略1:専門に関連した「英語小論文」への早期適応
- 5.2. 戦略2:「志望の動機」と面接のロジックを一貫させる
- 5.3. 戦略3:心理学類志望者は「秋の書類・面接対策」と「共通テスト」を両立させる
- 6. ⚠️ 受験生の皆さんへ
- 7. KOSSUN教育ラボからのメッセージ
【筑波大推薦】筑波大学学校推薦型選抜「人間学群」徹底解説!求める学生像から選考対策まで
こんにちは!KOSSUN教育ラボ教務担当です。
筑波大学が実施する「学校推薦型選抜(推薦入試)」は、高等学校での平素の学習成果や諸活動の実績をベースに、学校長が責任を持って優秀な生徒を推薦する入試制度です。
そのなかでも人間の心のメカニズム、教育のあり方、多様性を支える支援を学ぶ「人間学群」は、人間社会の複雑な課題に強い関心を持つ受験生から毎年非常に高い人気を集めています。
今回は、「令和8年度(2026年度)筑波大学推薦入試学生募集要項(学校推薦型選抜)」に基づき、人間学群の学校推薦型選抜の概要、求める学生像、推薦要件、そして合格に向けた対策のポイントをプロの視点から徹底解説します。
1. 人間学群の募集人員と推薦人員の制限

人間学群に属する3つの学類の募集人員、および1つの高校から推薦できる人数の制限は以下の通りです。
| 学類名 | 募集人員 | 1校で推薦し得る数 | 共通テストの有無 |
| 教育学類 | 7名 | 推薦要件(1)または(2):2名 推薦要件(3):1名 | 課さない |
| 心理学類 | 12名 | 推薦要件(1)または(2):2名 推薦要件(3):1名 | 課す |
| 障害科学類 | 11名 | 推薦要件(1)または(2):2名 推薦要件(3):1名 | 課さない |
📌 注意:国公立大学(※独自日程で入学者選抜試験を行う公立大学・学部を除く。以下同じ)の推薦入試(大学入学共通テストを課す場合、課さない場合を含めて)への出願は一つの大学・学部のみです。
また、合格した場合には必ず入学することを確約できる者(専願)に限られます。
2. 求める学生像と「3つの推薦要件」

人間学群では、高い基礎学力に加え、人間のこころ・行動・教育に対する明確な目的意識や旺盛な知的好奇心を持ったあなたを求めています。
学類ごとの入学者選抜方針(アドミッション・ポリシー)
- 教育学類:一定レベルの学力を有し、教育学について明確な目的意識や問題意識、勉学への意欲を持ち、教育学類の教育に適応性がある人材。
- 心理学類:一定レベルの学力を有し、人間のこころと行動について明確な目的意識や旺盛な知的好奇心を持つ人材。
- 障害科学類:一定のレベル(高等学校の上位10%以内)の学力を有する者で、障害科学について明確な目的意識と勉学への意欲、外国語能力や問題解決能力等において国際的素養を有し将来この分野の国際舞台で活躍する資質を有する人材。
選べる3つの推薦要件(学校長がいずれかの要件で推薦)
志願者は、自身の強みに応じて以下のいずれかの推薦要件に該当する必要があります。
- 要件(1) 【学業重視枠】 調査書の学習成績概評がA段階に属する者、又は筑波大学の個別学力検査等に合格できる程度以上の学力を有する者。
- 要件(2) 【卓越実績・関心枠】
- 教育・心理・障害科学類共通:それぞれの専門分野に関する問題意識を明確に持ち、それに関連する自主研究や部活動、社会(社会的)活動等において優れた実績を有する者(客観的資料があれば適宜添付)。
- 要件(3) 【国際素養枠】 高等学校等において国際的な課題をテーマとする探究的な学習や国際交流活動に取り組み、国際的な素養を身に付けた者のうち、「英語等の外国語の能力が抜群」で、将来それぞれの分野における国際舞台で活躍する資質が十分と考えられる者(本人の作成する「活動報告書」の添付が必須)。
3. 【重要】学類で異なる選考プロセスと試験内容

人間学群は、志望する学類によって選考の流れが大きく2つに分かれます。
A. 教育学類・障害科学類(共通テストなし)
11月下旬の試験(小論文・面接)と提出書類で総合判定し、12月中旬に最終合否が決まります。
- 小論文:各学類の専門に関連する外国語(英語)の文章を読ませ、外国語(英語)の読解力、論述における論旨の明確性、論理性等を評価します。
- 個別面接:志望動機の妥当性、関心の明確性、入学後の学習計画(学習に対する意欲)の適切性、高等学校での活動状況等を評価します。
B. 心理学類(共通テストありの2段階選抜)
- 第1次選考(11月下旬): 教育・障害科学類と同様に「英語文章による小論文」と「個別面接」、提出書類により選考を行い、12月中旬に第1次選考合格者を発表します。
- 第2次選考(1月中旬): 第1次選考合格者を対象に、大学入学共通テスト(6教科7科目:合計530点満点)を課します。共通テストの得点が、個別学力検査等(一般選抜)の合格者とほぼ同等の水準の学力と判断し得る者を、2月中旬に最終合格者とします。
💡 人間学群共通の英語優遇措置 有効期限内の外部英語試験の証明書(英検、TOEFL、IELTSなど)を提出した場合、「CEFR B1相当以上」のスコアを有していれば総合評価に反映されます。
4. KOSSUN教育ラボが教える!人間学群推薦・突破のための3大戦略

独自の選考スタイルを持つ人間学群を攻略するために、今から実践すべきプロの視点をお伝えします。
戦略1:専門に関連した「英語小論文」への早期適応
【KOSSUN教育ラボの視点】
人間学群の小論文は、3学類とも「専門に関連する英語の文章」が読解のベースとして出題される点が非常に大きな壁です。単なる英語の長文読解(リーディング)の力だけでなく、教育・心理・福祉に関する専門的なキーワードや背景知識を理解した上で、自分の考えを日本語で論理的に記述(論述)する力が求められます。
KOSSUN教育ラボでは、出題者が求める「論旨の明確さ」と「論理性」を兼ね備えた答案構成力を養います。
戦略2:「志望の動機」と面接のロジックを一貫させる
【KOSSUN教育ラボの視点】
出願時に提出する「志望の動機」と、個別面接は完全に連動しています。面接では「志望動機の妥当性」や「入学後の学習計画の適切性」が厳しくチェックされます。
KOSSUN教育ラボでは、なぜ他大学ではなく筑波大学のこのカリキュラムでなければならないのか、将来どのように社会へ還元したいのかを、淀みなく説得力を持って語れる対話力を模擬面接で鍛え上げます。
戦略3:心理学類志望者は「秋の書類・面接対策」と「共通テスト」を両立させる
【KOSSUN教育ラボの視点】
心理学類を志望するあなたにとって、最大の難所は11月下旬の試験が終わった直後から始まります。12月中旬に1次選考を突破した後は、一般入試(前期日程)の受験生と全く同じ熱量で共通テスト対策(6教科7科目)に挑まなければなりません。 秋口に推薦書類の作成や小論文対策だけにリソースを奪われてしまうと、共通テストで足切り(一般合格者同等水準)に遭い、涙をのむことになります。
KOSSUN教育ラボでは、夏休み前の段階で推薦書類の骨子を完璧に仕上げ、秋以降は共通テストの教科学習にリソースを最適化できるスケジュール管理を徹底します。
⚠️ 受験生の皆さんへ

本記事は「令和8年度(2026年度)筑波大学推薦入試 学生募集要項(学校推薦型選抜)」の内容に基づいています。インターネット出願の登録期間や、要件(3)で必要な「活動報告書」の提出仕様、共通テストの経過措置(情報Ⅰの換算方法など)については、必ず筑波大学公式ウェブサイトの大学入試情報サイトから最新の募集要項をご自身の手で直接ダウンロードし、最終確認を行ってください。
KOSSUN教育ラボからのメッセージ

筑波大学人間学群の学校推薦型選抜は、あなたが高校生活を通じて積み重ねてきた確かな基礎学力と、人間・社会への深い愛情と探究心を多面的に評価してくれる素晴らしい入試です。
- 「人間」を見つめるアンテナ:教育の格差、こころのケア、共生社会の課題など、日頃から多角的な視点でニュースや文献に触れ、自分の考えを深める習慣を大切にしてください。
- 自己分析と言語化の精度:「あなた」という人間がなぜこの学問を志すのか、その熱意のロジックを限界まで高めていきましょう。
高い志を持ったあなたの挑戦を、私たちは全力で応援しています。
KOSSUN教育ラボでは、総合型選抜・学校推薦型選抜(AO入試・推薦入試)に特化した対策を行っています。
受験でお困りの方は、お気軽に無料個別相談会にお申し込みください。
※この記事は専門家による監修のもと執筆されています。

この記事を監修した人
川又 ヒトミ(かわまた・ひとみ)
群馬県出身。お茶の水女子大学卒業後、私立高校に入職。その間、進路指導部長を務め、大学入試改革や新学習指導要領、ギガスクール構想など高校の教育現場に押し寄せる変化にいち早く対応。
東京大学、慶應義塾大学SFCのダブル合格者を輩出するなど、最新情報を駆使した戦略的な指導に定評がある。塾生はもちろん、講師からも一目置かれ、「合格請負人」の異名を取るほどの人気講師となっている。
■参考文献
本記事の作成にあたっては、以下の公式資料を参考にしています。
「令和8年度(2026年度)筑波大学推薦入試学生募集要項(学校推薦型選抜)」


