【東京科学大】東京科学大学(医歯学系)「特別選抜Ⅰ(国際バカロレア選抜)歯学部」徹底解説!グローバルな知性をもって歯科医療・生命科学の未来を牽引するルート

こんにちは!KOSSUN教育ラボ教務担当です。

国際バカロレア(IB)の厳格なカリキュラムのなかで、独自のディプロマを勝ち取り、高度な自然科学への探究心や領域横断的な思考力を磨いてきたあなたへ。もしあなたが「IBでの主体的な学びや国際感覚をフルに活かし、国際的視野から歯学・歯科医療の向上に貢献できる指導者になりたい」という強い志を抱いているなら、その卓越した潜在力をストレートに評価してくれる特別なステージが用意されています

それが、旧・東京医科歯科大学と旧・東京工業大学が統合して誕生した、東京科学大学(Science Tokyo)の医歯学系「特別選抜Ⅰ(国際バカロレア選抜)」です

今回は、「令和8(2026)年度 東京科学大学 医学部・歯学部 特別選抜Ⅰ(国際バカロレア選抜)学生募集要項」を徹底分析し、世界最高水準の歯科医学・口腔保健環境に挑むIB生が集まる、歯学部「国際バカロレア選抜」の概要、求める学生像、出願要件、独自の選考内容(EEプレゼンテーション含む)から合格への対策ポイントまでを余すことなく解説します。

1. 歯学部の募集人員と入試種別

東京科学大学(医歯学系)の「特別選抜Ⅰ(国際バカロレア選抜)」は、第1学年に入学する枠として実施されます。日本の大学入学共通テストを免除(※全学科・専攻で共通テスト不要)し、独自の個別試験(小論文・面接)と出願書類を用いて総合判定を行います。

  • 募集人員
    • 歯学科(6年制):若干名
    • 口腔保健学科 口腔保健衛生学専攻(4年制):若干名
    • 口腔保健学科 口腔保健工学専攻(4年制):若干名
  • 入学時期4月入学(11月上旬に出願・選考が行われ、現在のIB最終試験の成績証明書提出状況に合わせて、12月の最終合格または条件付合格を経てステップアップする重要ルートです)。

2. 求める学生像と出願要件

東京科学大学歯学部がこの入試で求めているのは、単に「IBのスコアを揃えた受験生」ではありません。国際社会で通用する卓越したコミュニケーション能力をもち、旺盛な知的好奇心と粘り強い探究心で、歯科界のグローバルリーダーを目指す意欲的な人材です

専攻・学科ごとの入学者受入方針(アドミッション・ポリシー)

  • 歯学科国際社会で通用する卓越したコミュニケーション能力をもち、他者と論理的な議論ができる人。適切な社会性をもち、国際的に活躍できる歯科界のリーダーとしての資質を備えている者など。
  • 口腔保健学科 口腔保健衛生学専攻コミュニケーション能力に優れ狭量性と科学的探究心を備えている、口腔や全身の健康問題に対して強い関心をもち、グローバルな視点で人々の健康増進に貢献する意欲がある、健康について様々な研究におけるグローバルリーダーとなる意欲のある人材。
  • 口腔保健学科 口腔保健工学専攻口腔保健に強い関心をもち、人々の健康増進に貢献する意欲があり、豊かな人間性と人々への思いやりがあり、口腔機能の維持、再建に深い関心・ものつくりへの意欲がある人。科学的探究心を持ち、継続的に自己啓発する、口腔保健工学研究におけるグローバルリーダーとなる意欲がある者。

出願資格・要件の要点(IB科目の履修指定と成績基準)

国際バカロレア事務局から国際バカロレア資格証書(IBフルディプロマ)を授与される者等で、各学科・専攻が指定する以下の科目・成績要件を満たしていることが必須です。

  • 【歯学科】
    1. 日本語A(HL成績評価4以上又はSL成績評価4以上)
    2. 数学(HL 成績評価4以上)
    3. 物理、化学、生物から1科目(HL成績評価4以上)
  • 【口腔保健学科 口腔保健衛生学専攻】
    1. 日本語A(HL 成績評価4以上又はSL成績評価4以上)
    2. 数学、物理、化学、生物から1科目(HL成績評価3以上又はSL成績評価5以上)
  • 【口腔保健学科 口腔保健工学専攻】
    1. 日本語A(HL 成績評価4以上又はSL成績評価4以上)
    2. 数学、物理、化学、生物から1科目(SL成績評価4以上)

3. 選考方法と試験内容(共通テスト免除・独自の個別選考)

歯学部国際バカロレア選抜の判定は、提出されたIB関連書類の評価と、独自の「小論文試験」および「個人面接」によって総合的に行われます。

なお、志願者数が大幅に上回る場合(特別選抜Ⅰ(学校推薦型選抜)と合わせて歯学科は募集人員の約2倍、口腔保健学科は各専攻ともに約4倍)、出願書類による第1段階選抜が実施されます

[提出書類(Web入力・PDFアップロード・郵送)]

IB生としての学びの質がダイレクトに評価されるため、非常に専門性の高い書類群の提出が求められます

  • 志望理由書(Web入力)
    • 【歯学科】学びたい理由、高校での活動成果、卒業後の将来像(2,000字以内)、国際感覚に優れていることを示す具体的な活動・経験(2,000字以内)を記述。※英語での記載は不可となっています。
    • 【口腔保健学科】学びたい理由、高校在学中の活動成果(国際感覚を示す具体的な活動・経験)、将来像などをあわせて3,000字以内(※英語での記載は不可)で記述。
  • EE(課題論文)の写し & 日本語要約(A4用紙2ページ以内)(Webアップロード)
  • TOK(知識の理論)の学習成果レポート & CAS(創造性・活動・奉仕)の概要(Webアップロード、日本語で作成、資料含め計15ページ以内)
  • 評価書(要厳封・郵送)高校の教員が作成。
  • 英語の成績を証明するもの(原本・郵送)英語を履修していない者のみ、半年以内に受験したTOEFL iBT又はIELTSスコアの提出が必要です。

[個別試験内容]

  • 小論文試験(2大問を出題)
    • 大問1(全学科・専攻共通):問題発見および解決に必要な批判的・創造的・協働的思考力を問う。
    • 大問2(学科・専攻別)
      • 【歯学科】「i. 論理的な思考を問う科学問題」「ii. 医歯学領域への関心を問う問題(英語で出題)」「iii. 柔軟な思考を問うエッセイ形式問題」から2〜3題を課し、論理的かつ柔軟な思考力を問う。
      • 【口腔保健衛生学専攻】英語の長文を読み、設問に英語および日本語で答える形式で、文章内容を踏まえて自身の考えを日本語で述べる力を問う。
      • 【口腔保健工学専攻】英語の問題文を読み、与えられた課題に対して内容を要約する力と自身の考えを述べる力を問う。
  • 個人面接 すべての学科・専攻において、提出した「EE(課題論文)」についてのプレゼンテーション(発表)と質疑応答を面接の冒頭で行ったのち、提出書類に基づく深い個人面接が実施されます。

4. KOSSUN教育ラボが教える!歯学部IB選抜突破のための3大戦略

IBで培った学術的アプローチを、大学教授陣の心を掴む「歯学・生命科学のロジック」へと翻訳するための3つの戦略です

戦略1:「EE・TOK・CAS」のアセットを歯科医療のグローバルビジョンに接続する

【KOSSUN教育ラボの視点】

IB選抜において、ただ「ディプロマを取得した」「TOKをやり遂げた」という報告だけでは、Science Tokyoの歯学部の壁は越えられません。教授陣が見たいのは、「卓越したコミュニケーション能力をもち、他者と論理的な議論ができるリーダーとしての資質」です。

KOSSUN教育ラボでは、自ら執筆したEE(課題論文)のプロセスや、TOKのレポート、CASでの活動経験を通じて、自発的な探究心がどのように育まれたのか。それらが口腔から全身の健康を支える歯科医師や、国際的に活躍する口腔保健の研究者・教育者を目指すうえでどう活きるのかを、高密度な志望理由書や日本語要約のなかに美しく構築する書類指導を行います。

戦略2:専門的記述と科学・エッセイが融合した「小論文」の攻略

【KOSSUN教育ラボの視点】

歯学部のIB選抜において、合否の最大の分水嶺となるのが専攻別の「小論文」です。

KOSSUN教育ラボでは、教授陣に「入学後の高水準な歯科医学教育にすぐ適応できる卓越した知力がある」と確信させる答案作成力を養います。

戦略3:「EEプレゼンテーション」と鋭い質疑応答を「福利の法則」で制する

【KOSSUN教育ラボの視点】

最終選考の核となる個人面接は、あなた自身が取り組んできた「EE(課題論文)」のプレゼンテーションからスタートします。これは、自らの研究の学術的価値、批判的思考のプロセスを、面接官である大学教授陣へ論理的にプレゼンする、まさにIB生ならではの「知性の発信力」が試される場です。 発表後の質疑応答、およびその後に続く個人面接での鋭い突っ込みに直面したときこそ、KOSSUN教育ラボ式「伝わる」話し方のメソッド「福利の法則(復唱・結論・理由・以上)」が最大の武器になります。

  • F(復唱)教授の高度な口頭質問や発表への突っ込みを「〜というご質問(ご指摘)ですね」と一度復唱し、頭の中で文理融合・科学的ロジックを整理する時間を生み出す。
  • K(結論)歯学・口腔保健を志す者としての明確な答え(結論)をまず一言で示す。
  • R(理由)IBの学びで培った優れた科学的思考能力や、他者と論理的な議論ができる確かな根拠(エビデンス)を伴って、論理的に理由を述べる。
  • I(以上)「以上です」と明快に締めくくる。

この淀みない対話スタイルを徹底することで、面接官に「素晴らしい知的好奇心と行動力をもち、国際的に活躍できる歯科界のリーダーにふさわしい」という強い信頼感を与えます

⚠️ 受験生の皆さんへ

本記事は「令和8(2026)年度 東京科学大学 医学部・歯学部 特別選抜Ⅰ(国際バカロレア選抜)学生募集要項」に基づき執筆しています。この入試は、11月上旬の非常に短いWeb登録・出願書類提出ルール(必着・持参不可)、EEやTOK、CAS関連レポートのアップロード制限、さらには11月出願時点で「IB最終試験の成績証明書」が未提出の場合に適用される「条件付合格ルール(原本提出義務・予測点との乖離による合格取消リスクなど)」が極めて厳格です。出願を検討するにあたっては、必ず東京科学大学公式の入試情報サイトから最新の募集要項を直接ダウンロードし、細部まで最終確認を行ってください。

KOSSUN教育ラボからのメッセージ

世界水準のハードな国際バカロレア(IB)という環境のなかで、探究のプロセスを自らデザインし、ディプロマ獲得に向けて歩みを進めてきた「あなた」には、一般的なペーパーテストの受験生にはない、突き抜けた「知の体力」と高い問題解決能力がすでに備わっています

  • 培ってきた領域横断的な思考力を武器に自ら問いを立て、データを分析し、世界の多様な背景に目を向けてきたあなたのIBでのアセットは、全人的な歯科医療を実践し指導者を育成する東京科学大学で学ぶための最高の土台です。
  • 歯科界の未来を担うグローバルリーダーへ歯学部は、既存の枠にとらわれず、幅広い視野と柔軟な感性を持って社会に貢献しようとする「あなた」のようなアクティブな国際人を待っています。個別選抜の試験場では、面接官である教授陣と口腔の未来について対等にディスカッションするつもりで、堂々と挑みましょう。

「あなた」がこれまでの探究で培った情熱の火を、新天地でさらに大きく燃え上がらせ、社会とともに新たな価値を創造する高度専門人材へと昇華させるために。その挑戦を、私たちは全力でバックアップします。

KOSSUN教育ラボでは、総合型選抜・学校推薦型選抜(AO入試・推薦入試)に特化した対策を行っています。

受験でお困りの方は、お気軽に無料個別相談会にお申し込みください。

※この記事は専門家による監修のもと執筆されています。

■参考文献
本記事の作成にあたっては、以下の公式資料を参考にしています。

「令和8(2026)年度 東京科学大学 医学部・歯学部 特別選抜Ⅰ(国際バカロレア選抜)学生募集要項」