
- 1. 【東京科学大】東京科学大学(医歯学系)「特別選抜Ⅰ(学校推薦型選抜)歯学部」徹底解説!歯科医療のリーダーとして口腔から全身の健康を支えるルート
- 2. 1. 歯学部の募集人員と入試種別
- 3. 2. 求める学生像と推薦要件
- 3.1. 専攻・学科ごとの入学者受入方針(アドミッション・ポリシー)
- 3.2. 学校長による推薦要件の要点
- 4. 3. 選考方法と試験内容(出願書類審査・独自の個別試験・共通テスト)
- 4.1. [提出書類(Web入力・郵送)]
- 4.2. [個別試験内容]
- 4.3. [大学入学共通テストの課与(歯学科のみ)]
- 5. 4. KOSSUN教育ラボが教える!歯学部特別選抜Ⅰ突破のための3大戦略
- 5.1. 戦略1:英語での出願・要件を意識し、国際性と志望動機を強固に結びつける
- 5.2. 戦略2:英語長文や科学問題、エッセイが融合した「小論文大問2」への適応
- 5.3. 戦略3:協調性と歯科リーダーの資質が問われる面接を「福利の法則」で制する
- 6. ⚠️ 受験生の皆さんへ
- 7. KOSSUN教育ラボからのメッセージ
【東京科学大】東京科学大学(医歯学系)「特別選抜Ⅰ(学校推薦型選抜)歯学部」徹底解説!歯科医療のリーダーとして口腔から全身の健康を支えるルート
こんにちは!KOSSUN教育ラボ教務担当です。
日々の高校生活のなかで、歯学・歯科医療や生命科学に強い興味を抱き、高い基礎学力を培いながら、人々の健康維持・増進に貢献したいという強い信念を磨いてきたあなたへ。もしあなたが「これまでに培った旺盛な知的好奇心や柔軟な感性を活かし、国際的視野を持ってこれからの歯科界を牽引するリーダーになりたい」という強い志を抱いているなら、学校長からの推薦を通じてその資質や適性をストレートに評価してくれる特別なステージが用意されています。
それが、旧・東京医科歯科大学と旧・東京工業大学が統合し、世界最高水準の教育・研究環境を擁して誕生した東京科学大学(Science Tokyo)の医歯学系「特別選抜Ⅰ(学校推薦型選抜)」です。
今回は、「令和8(2026)年度特別選抜Ⅰ(学校推薦型選抜)学生募集要項 」を徹底分析し、全国から選りすぐりの優秀な歯科医療のリーダー候補が集まる、歯学部「特別選抜Ⅰ」の概要、求める学生像、推薦要件、独自の小論文・面接対策まで、合格を掴み取るためのプロ直伝の対策ポイントを余すことなく解説します。
1. 歯学部の募集人員と入試種別

東京科学大学(医歯学系)の「特別選抜Ⅰ(学校推薦型選抜)」は、第1学年に入学する枠として実施されます。全身の理解に基づいた最先端の歯科医学・口腔保健の環境を擁する歯学部では、11月の個別選考(小論文・面接)および大学入学共通テスト等の総合評価において以下の人員を設けています。
- 募集人員:
- 歯学科(6年制):10名
- 口腔保健学科 口腔保健衛生学専攻(4年制):2名
- 口腔保健学科 口腔保健工学専攻(4年制):2名
- 入学時期:4月入学(前年の11月に出願・選考が行われ、大学独自の個別選考ののち、学科によっては共通テストの成績を経て最終判定される、極めて重要な推薦ルートです)。
2. 求める学生像と推薦要件

東京科学大学歯学部がこの入試で求めているのは、単に「高校の勉強ができる受験生」ではありません。高い基礎学力と粘り強い探究心を備え、他人に対する思いやりと優れたコミュニケーション能力を持った、国際的に活躍できる歯科界のリーダーとしての資質を備えた人材です。
専攻・学科ごとの入学者受入方針(アドミッション・ポリシー)
- 歯学科:高水準な歯科医学を修得できる十分な基礎学力を備え、全身を理解した上で歯科臨床や基礎研究を通して社会に貢献する信念をもっている人など。
- 口腔保健学科 口腔保健衛生学専攻:コミュニケーション能力に優れ、口腔や全身の健康問題に対して強い関心をもち、将来大学院で学び研究者・教育者となる意欲がある人。
- 口腔保健学科 口腔保健工学専攻:豊かな人間性と人々への思いやりがあり、口腔機能の維持・再建に深い関心をもち、QOLの向上に関わる「ものつくり」への旺盛な意欲と科学的探究心を備えている人など。
学校長による推薦要件の要点
志願者が在籍する高等学校等の学校長が責任を持って推薦でき、合格した場合には必ず入学することを確約できる者とします。
- 全学科・専攻共通要件:高い基礎学力とバランスの取れた優れた人格を持ち、それぞれの領域への強い関心、および高い語学力(英語力)とそれに伴う豊かな国際感覚を持っていること。
- 工学専攻の追加要件:口腔保健工学専攻においては、上記に加えて「ものつくりへの高い関心と意欲」を持っていることが求められます。
- ※推薦人員は、歯学科は1校につき2名以内、口腔保健学科(各専攻)も1校につき2名以内まで推薦可能です。
3. 選考方法と試験内容(出願書類審査・独自の個別試験・共通テスト)

歯学部の選考は、一般選抜とは一線画す、あなたの「批判的・創造的思考力」「歯科医療への適性」そして「対話力」をダイレクトに見極める「出願書類の評価」「小論文試験」および「面接試験」によって総合的に判定されます。
なお、志願者数が募集人員を大幅に上回る場合(歯学科はIB選抜と合わせて募集人員の約2倍、口腔保健学科は各専攻ともに約4倍)、出願書類による第1段階選抜(足切り)が実施されます。
[提出書類(Web入力・郵送)]
- 志望理由書(Web入力)
- 【歯学科】学びたい理由、高校在学中の活動成果、卒業後の将来像(2,000字以内)、国際感覚に優れていることを示す具体的な活動・経験(2,000字以内)をそれぞれ入力します。※英語での記載は不可となっています。
- 【口腔保健学科(各専攻)】学びたい理由、高校在学中の活動成果(国際感覚を示す具体的な活動・経験)、将来像などをあわせて3,000字以内で入力します。※英語での記載は不可となっています。
- 推薦書・学習状況調査票・調査書(要厳封・郵送) 高校の教員が作成する書類です。学習状況調査票の「本人活動に関する成果の記録」は志願者本人が記入し、「外国語の能力に関する資格・検定・級位等の記録」がある場合は、それを証明する書類(A4片面カラーコピー)の添付が必須となります。
[個別試験内容]
- 小論文試験(2大問を出題)
- 大問1(全学科・専攻共通):問題発見および解決に必要な批判的・創造的・協働的思考力を問う内容。
- 大問2(学科・専攻別):
- 【歯学科】「i. 論理的な思考を問う科学問題」「ii. 医歯学領域への関心を問う問題(英語で出題)」「iii. 柔軟な思考を問うエッセイ形式問題」から2〜3題が課されます。
- 【口腔保健衛生学専攻】英語の長文を読み、設問に英語および日本語で答える形式で、文章内容を踏まえて自身の考えを日本語で述べる力が問われます。
- 【口腔保健工学専攻】英語の問題文を読み、与えられた課題に対して内容を要約する力と自身の考えを述べる力が問われます。
- 面接試験(グループ面接 + 個人面接) 与えられた課題に対してグループ面接を行ったのち、提出書類とグループ面接の内容を踏まえた個人面接が実施され、医療人としての適性や積極性、協調性が評価されます。
[大学入学共通テストの課与(歯学科のみ)]
歯学科を志願する者は、共通テストにおいて指定された教科科目をすべて受験する必要があります。合格と判断する際の目安の得点は、総合計が原則7割以上と定められています。
4. KOSSUN教育ラボが教える!歯学部特別選抜Ⅰ突破のための3大戦略

これまでの学校生活や課外活動でのアセットを、大学教授陣を唸らせる「歯学・生命科学のロジック」へと翻訳するための3つの戦略です。
戦略1:英語での出願・要件を意識し、国際性と志望動機を強固に結びつける
【KOSSUN教育ラボの視点】
東京科学大学歯学部の推薦要件には、全学科・専攻で「高い語学力(英語力)および豊かな国際感覚」が明記されており、学習状況調査票でも証明書類の添付が必須です。さらに、すべての選考において小論文の大問2で英語の読解や英語での解答(あるいは英語の問題文)が課されるため、英語力は単なる資格ではなく、試験そのものの決定打となります。
KOSSUN教育ラボでは、志望理由書を作成する段階から、単に「英語が得意」とアピールするのではなく、「最先端の生命科学を修得し、将来国際的に活躍できる歯科界のリーダーとして、どのように英語力と国際感覚を歯学に融合させるか」という一歩進んだビジョンを示すストーリーをプロデュースします。
戦略2:英語長文や科学問題、エッセイが融合した「小論文大問2」への適応
【KOSSUN教育ラボの視点】
小論文の試験において、合否を分ける最大の難所が専攻別の「大問2」です。歯学科の英語で出題される医歯学領域の問題や科学問題、あるいは口腔保健学科の英語長文要約・記述は、高校生向けの英語力を超えた論理的・柔軟な思考力がダイレクトに要求されます。 また、工学専攻であれば「ものつくり」に必要な立体認識の力や科学的探究心も文章から透けて見られます。
KOSSUN教育ラボでは、自らの見解を論理的に展開するテクニックを指導。教授陣に「入学後の高水準な歯科医学教育にすぐ適応できる逸材だ」と確信させる答案作成力を養います。
戦略3:協調性と歯科リーダーの資質が問われる面接を「福利の法則」で制する
【KOSSUN教育ラボの視点】
特別選抜Ⅰの面接は、まず課題を与えられて周囲の受験生と議論を行う「グループ面接」があり、その後、その内容や提出書類を深掘りされる「個人面接」へと進む、極めてタフなプロセスです。将来、多様な職種の人々と連携して行動するための積極性や協調性、コミュニケーション能力が試される緊迫した場面こそ、KOSSUN教育ラボ式「伝わる」話し方のメソッド「福利の法則(復唱・結論・理由・以上)」が最大の武器になります。
- F(復唱):グループ面接での他者の発言や、個人面接での教授からの鋭い問いを「〜というご意見(ご質問)ですね」と一度復唱し、頭の中で批判的・創造的ロジックを整理する時間を生み出す。
- K(結論):歯科医療・口腔保健を志す者としての明確なスタンス(結論)をまず一言で示す。
- R(理由):これまでに積み上げてきた探究心や、医療人に求められる高い倫理観・社会性(根拠)を伴って、論理的に理由を述べる。
- I(以上):「以上です」と明快に締めくくる。
この淀みない対話スタイルを徹底することで、面接官に「素晴らしい行動力と、周囲と連携して課題に取り組める次世代の歯科界のグローバルリーダーにふさわしい資質がある」という強い信頼感を与えます。
⚠️ 受験生の皆さんへ
本記事は「令和8(2026)年度 東京科学大学 歯学部 特別選抜Ⅰ(学校推薦型選抜)学生募集要項」に基づき執筆しています。この入試は、11月上旬という非常に短い出願期間ルール、推薦書や学習状況調査票の厳封仕様、さらには歯学科における共通テストの基準や合格発表時の条件付ルールの適用が極めて厳格です。
出願を検討するにあたっては、必ず東京科学大学公式の入試情報サイトから最新の募集要項を直接ダウンロードし、細部まで最終確認を行ってください。
KOSSUN教育ラボからのメッセージ

自ら選んだ歯学・口腔保健という専門領域に向けて、日々のハードな高校の授業や部活動、課題研究をやり遂げ、学校長からの高い信頼を得て推薦を勝ち取ろうとしているあなたには、同世代の受験生を一歩リードする実践的な「知の体力」と明確な目的意識がすでに備わっています。
- 培ってきた柔軟な感性と基礎学力を武器に:日頃から社会や医学・医療に関心をもち、自ら調べ、自ら解決し理解を深めてゆく姿勢を大切にしてきたあなたの努力は、世界最高峰の歯科医学を誇る東京科学大学で学ぶための最高の土台です。
- 歯科界の未来を担うグローバルリーダーへ:医歯学系は、常識や型にとらわれず、粘り強い探究心を持って社会に貢献しようとする「あなた」のようなアクティブな人材を待っています。個別選抜の試験場では、面接官である教授陣と口腔の未来について対等にディスカッションするつもりで、堂々と挑みましょう。
あなたがこれまでの学びで培った探究の火を、新天地でさらに大きく燃え上がらせ、人々の健康で幸せな生活を支える確かな知性の光へと変えるために。
その挑戦を、私たちは全力でバックアップします。
KOSSUN教育ラボでは、総合型選抜・学校推薦型選抜(AO入試・推薦入試)に特化した対策を行っています。
受験でお困りの方は、お気軽に無料個別相談会にお申し込みください。
※この記事は専門家による監修のもと執筆されています。

この記事を監修した人
川又 ヒトミ(かわまた・ひとみ)
東京大学、慶應義塾大学のダブル合格者を輩出!
実力と人間性を兼備した指名の絶えない人気講師。
【略歴】学士(文学)お茶の水女子大学
群馬県出身。大学卒業後、私立高校に入職。その間、進路指導部長を務め、大学入試改革や新学習指導要領、ギガスクール構想など高校の教育現場に押し寄せる変化にいち早く対応。
東京大学、慶應義塾大学SFCのダブル合格者を輩出するなど、最新情報を駆使した戦略的な指導に定評がある。塾生はもちろん、講師からも一目置かれ、「合格請負人」の異名を取るほどの人気講師となっている。
趣味特技は、散歩、読書。
■参考文献
本記事の作成にあたっては、以下の公式資料を参考にしています。
「令和8(2026)年度 東京科学大学 医学部 特別選抜Ⅰ(学校推薦型選抜)学生募集要項」


