
- 1. 【学部選び】「異文化コミュニケーション学部」に向いている人って?語学は単なる道具!立教大を徹底解説
- 2. 1. 異文化コミュニケーション学部に向いている「3つのタイプ」
- 2.1. タイプA:摩擦から逃げない「対話のファシリテーター」
- 2.2. タイプB:氷山の水面下を読み解く「文化の翻訳家」
- 2.3. タイプC:国内の多様性をデザインする「多文化共生のビルダー」
- 3. 2. 圧倒的な人気を誇る最高峰:立教大学(異文化コミュニケーション学部)
- 3.1. 立教大学(異文化コミュニケーション学部)
- 4. 3. 総合型選抜(自由選抜入試)で「異文化コミュニケーション学部」を狙う戦略
- 4.1. KOSSUN教育ラボからのメッセージ
【学部選び】「異文化コミュニケーション学部」に向いている人って?語学は単なる道具!立教大を徹底解説
こんにちは!KOSSUN教育ラボ教務担当です。
「英語がペラペラになりたい」 「海外の文化やファッションが好きだから、留学してみたい」
もし、そんな理由だけでこの学部を選ぼうとしているなら、少し立ち止まってください。 異文化コミュニケーション学部は、英語を学ぶ「語学学校」ではありません。語学はあくまでスタートラインに過ぎず、その先にある「価値観や常識が全く異なる人々と、どうすれば摩擦を乗り越えて『共生』できるか」を科学する、極めてハードで実践的な学部です。
「言葉が通じること」と「心が通じ合うこと」は違います。
今回は、KOSSUN教育ラボの視点から、「異文化コミュニケーション学部に向いている人の3つの特徴」と、「この分野の最高峰であり、絶大な人気を誇る立教大学」について徹底解説します。
グローバル化が進む現代、日本国内にいても外国人労働者やルーツの異なる子どもたちと共に生きるのが当たり前になっています。そこで発生する「文化の衝突(カルチャーショック)」や「差別・偏見」といった生々しい課題に対し、コミュニケーションの力で橋を架けるプロフェッショナル。それが異文化コミュニケーション学部の目指す姿です。
では、具体的にどんな人がこの学部にぴったりなのでしょうか?
1. 異文化コミュニケーション学部に向いている「3つのタイプ」
タイプA:摩擦から逃げない「対話のファシリテーター」
- 「意見が対立したとき、どちらかを論破するのではなく、『なぜそう考えるのか』という背景を知りたくなる」
- 「『日本の常識は世界の非常識』という言葉にワクワクし、自分の価値観を壊される体験が好き」
- 特徴: 異なる意見や文化の衝突(コンフリクト)を恐れず、粘り強い対話を通じて「第3の解決策」を探り出せる、調停者の素質がある人。
- なぜ向いている?: 異文化間では誤解や衝突が起きて当然です。それを避けるのではなく、コミュニケーション理論を用いて論理的に解決する手法を学ぶからです。
タイプB:氷山の水面下を読み解く「文化の翻訳家」
- 「言葉を直訳するだけでなく、その言葉の裏にある『歴史』や『宗教』、『国民性』まで深く知りたい」
- 「映画の字幕や、文学の翻訳などで、ニュアンスがどう変換されているのかに興味がある」
- 特徴: 目に見える「言語」や「ファッション」だけでなく、目に見えない「価値観」や「暗黙のルール」に強い関心がある人。
- なぜ向いている?: 文化はよく「氷山」に例えられます。この学部では、プロの通訳・翻訳技術を学ぶ過程で、水面下に隠された巨大な文化の文脈を読み解く圧倒的な分析力が鍛えられます。
タイプC:国内の多様性をデザインする「多文化共生のビルダー」
- 「海外に行くことだけでなく、日本国内にいる外国人労働者や、外国にルーツを持つ子どもたちの支援に関心がある」
- 「『やさしい日本語』の普及や、多言語での防災情報のシステム作りに取り組みたい」
- 特徴: グローバル=海外という固定観念にとらわれず、自分の足元にある多文化の課題を、制度や教育の面から解決したい人。
- なぜ向いている?: 日本社会の多様化(ダイバーシティ)に伴い、「日本語教育」や「マイノリティ支援」は異文化コミュニケーション学の最重要テーマの一つとなっているためです。
2. 圧倒的な人気を誇る最高峰:立教大学(異文化コミュニケーション学部)
この分野を志す受験生にとって、間違いなく「大本命」となるのが立教大学です。 MARCHの中でも頭一つ抜けた難易度と人気を誇り、その教育プログラムは極めて洗練されています。
立教大学(異文化コミュニケーション学部)
- 特徴: 池袋キャンパスに拠点を置く、1学年約140名の少人数精鋭学部。「異文化コミュニケーション学科」の1学科制です。
- ポイント:
- ① 全員必修の「海外留学研修」: 最大の目玉は、原則として全員が海外留学に行くことです。しかも単なる語学留学ではなく、現地で自ら設定したテーマに基づいてフィールドワークを行うなど、非常に実践的でタフなプログラムです。
- ② プロを育てる「通訳・翻訳プログラム」: 語学を極めたい学生のために、本格的な通訳・翻訳の訓練プログラムが用意されています。言葉を機械的に変換するのではなく、文化の背景を理解した上で「意味を伝える」高度な技術を身につけます。
- ③ 「日本語」を客観的に学び直す: 英語をはじめとする外国語だけでなく、「日本語を教える(日本語教育)」ためのプログラムが非常に充実しています。外国語の視点から自国の言語と文化を相対化することで、真のグローバルな視座を獲得します。
3. 総合型選抜(自由選抜入試)で「異文化コミュニケーション学部」を狙う戦略
立教大学の自由選抜入試などにおいて、「英語が好きで、将来はグローバルに活躍したいです」「留学制度に魅力を感じました」というアピールは、「ただのお客様(消費者)」に過ぎず、即座に不合格となります。
合格する志望理由の鉄則: 「私は、地域の公立小学校における『外国にルーツを持つ子どもたちの言語の壁による学習遅滞と孤立(課題)』を解決したいです。単に日本語を教えるだけでなく、彼らの母語や文化的背景を尊重した『トランスランゲージング(複数の言語資源を活用する教育法)』の視点が必要です。貴学の〇〇教授のもとで多文化共生と日本語教育を専門的に学び、留学制度を通して移民先進国の教育システムを調査し、日本の教育現場における新しいコミュニケーション支援のモデルを構築したいです」
重要なのは、「あなたが解決したい『文化の摩擦・コミュニケーションの不全』は具体的に何か?」という問いに対し、社会課題と結びつけて明確に答えることです。
KOSSUN教育ラボからのメッセージ
異文化コミュニケーション学部は、自分の「当たり前」を根底から揺さぶられ、時にアイデンティティの危機に陥るほど深く悩む学部です。しかし、その葛藤を乗り越えた先には、どんなに価値観が違う相手とでも協働し、新しい価値を生み出せる「真の国際人」としての強靭なメンタルとスキルが待っています。
立教大学の異文化コミュニケーション学部を受験するにあたり、あなたが今一番関心を持っている「コミュニケーションの摩擦」や「多文化共生の課題(例:外国人労働者、SNSの異文化衝突、翻訳の難しさなど)」は何ですか?
もしよろしければ、そのキーワードを教えてください。それをベースに、総合型選抜の面接官を唸らせる「社会課題×異文化コミュニケーション」の志望理由のコンセプトを一緒に練り上げてみましょう!
KOSSUN教育ラボでは、総合型選抜・学校推薦型選抜(AO入試・推薦入試)に特化した対策を行っています。
受験でお困りの方は、お気軽に無料個別相談会にお申し込みください。
※この記事は専門家による監修のもと執筆されています。

この記事を監修した人
川又 ヒトミ(かわまた・ひとみ)
東京大学、慶應義塾大学のダブル合格者を輩出!
実力と人間性を兼備した指名の絶えない人気講師。
【略歴】学士(文学)お茶の水女子大学
群馬県出身。大学卒業後、私立高校に入職。その間、進路指導部長を務め、大学入試改革や新学習指導要領、ギガスクール構想など高校の教育現場に押し寄せる変化にいち早く対応。
東京大学、慶應義塾大学SFCのダブル合格者を輩出するなど、最新情報を駆使した戦略的な指導に定評がある。塾生はもちろん、講師からも一目置かれ、「合格請負人」の異名を取るほどの人気講師となっている。
趣味特技は、散歩、読書。


