
- 1. 【総合型選抜】面接で必ず聞かれる「なぜ一般選抜ではなく総合型なのか」の神回答と構成術
- 2. 1. なぜ面接官はこの質問を投げかけるのか?
- 3. 2. 教授陣を納得させる「神回答」を作る4ステップ構成法
- 3.1. ステップ1:結論(志と入試方式の適合性)
- 3.2. ステップ2:具体的な原体験と探究プロセスの提示
- 3.3. ステップ3:大学での学び(アドミッション・ポリシー)との合致
- 3.4. ステップ4:決意・結び
- 4. 3. 面接で絶対に使ってはいけない「NG回答例」
- 4.1. NG例1:「一般選抜の学科試験で合格する自信がなかったため」
- 4.2. NG例2:「○○大学が第一志望であり、早期に合格を確定させたかったから」
- 4.3. NG例3:「総合型選抜の方が、面接や書類だけで受かりやすそうだったから」
- 5. 4. 受験対策の極意:志望理由書・活動報告書・面接のシナリオを完全一致させる
- 6. KOSSUN教育ラボからのメッセージ
- 6.1.1.1. 【総合型選拔】面接・プレゼンで好印象!身振り手振りと適切な「視線移動」の極意
【総合型選抜】面接で必ず聞かれる「なぜ一般選抜ではなく総合型なのか」の神回答と構成術
こんにちは!KOSSUN教育ラボ教務担当です。
総合型選抜や学校推薦型選抜の二次選考(面接試験)に向けて準備を進める中で、多くの受験生が頭を抱えるのが「なぜ一般選抜ではなく、総合型選抜で受験しようと思ったのですか?」という質問です。
「学力試験だけでは測れない自分の魅力を評価してほしいから」
「早期に合格を決定させて、大学での学びの準備に入りたいから」
「大学への志望度が最も高いことをアピールしたかったから」
このように答えようと考えてはいませんか?
実は、このような回答は面接官である大学教授陣から見ると「自分本位な理由(受験生都合の回答)」に映ってしまい、評価を得ることができません。
教授たちが真に知りたがっているのは、単なる受験方式の好みではなく、「あなたが当大学で学問を修めるにあたり、なぜペーパーテスト(一般選抜)の点数ではなく、あなたのこれまでの原体験や探究力(総合型選抜)を提示する必要があったのか」という論理的な必然性です。
今回は、面接で教授陣を「なるほど!」と唸らせる「なぜ一般選抜ではなく総合型なのか」に対する回答ノウハウと実践的な構成術を徹底解説します。
1. なぜ面接官はこの質問を投げかけるのか?

大学の教授陣がこの質問を行う最大の目的は、「総合型選抜という入試方式の本質」と「アドミッション・ポリシー(求める学生像)」を理解しているか見極めるためです。
総合型選抜は、単なる知識の暗記量を問う一般選抜とは異なり、「大学で何を学び、将来どのような課題を解決したいのか」という明確な志(目的意識)と、そこに至るプロセス(探究心や行動力)を評価する入試です。
教授陣は次のような視点であなたの回答を聞いています。
- 「一般選抜から逃げるための『楽なルート』として受けていないか?」
- 「高校時代までの活動や探究プロセスと、本学で学びたい熱意に一貫性があるか?」
- 「当大学の総合型選抜が求めている人材像(アドミッション・ポリシー)を正しく理解しているか?」
つまり、「一般選抜を選ばなかった理由」を語るのではなく、「総合型選抜でなければ、自身の志や学びの計画を証明できなかった理由」を語ることが求められているのです。
2. 教授陣を納得させる「神回答」を作る4ステップ構成法

それでは、面接でこの質問をされた際に、どのように回答を組み立てれば良いのか、具体例とともに解説します。
「結論から述べ、理由と具体例を補足して着地する法則」に沿って構成することがポイントです。
ステップ1:結論(志と入試方式の適合性)
まずは「自分の志を果たすためには、総合型選抜で評価を受ける必要があった」と結論から言い切ります。
- 例:「私が一般選抜ではなく総合型選抜を選んだ理由は、高校時代に取り組んできた〇〇の探究活動と、そこから芽生えた『〇〇の課題を解決したい』という意志を直接○○大学に提示し、そのプロセスを評価していただきたかったからです。」
ステップ2:具体的な原体験と探究プロセスの提示
一般選抜のテスト(点数)では測れない、自分が行動・思考してきた実績やプロセスを短く述べます。
- 例:「私は高校3年間、〇〇という社会課題に対して〇〇での現場調査や〇〇人へのアンケート分析を行ってきました。単なる知識の暗記ではなく、現場で問いを立て、試行錯誤してきたこのプロセスこそが、私の学びの基盤です。」
ステップ3:大学での学び(アドミッション・ポリシー)との合致
自分の探究プロセスが、志望大学の求める学生像やカリキュラムにどう合致しているかを接続します。
- 例:「○○大学のアドミッション・ポリシーにある『自ら課題を発見し、主体的に協働する人材』という像は、まさに私が目指す学びの姿です。一方的な学科試験の点数ではなく、私がこれまで培ってきた問題意識と未来への計画を見ていただく場として、この選抜方式こそが最適だと確信いたしました。」
ステップ4:決意・結び
大学での学びに対する強い覚悟を示して締めくくります。
- 例:「入学後もこの探究心を持ち続け、○○大学の〇〇教授のもとで〇〇の研究を推進する覚悟です。」
3. 面接で絶対に使ってはいけない「NG回答例」

自分では正当な理由だと思っていても、面接官にマイナス印象を与えてしまうNG表現があります。提出書類や面接の原稿を見直す際にチェックしてください。
NG例1:「一般選抜の学科試験で合格する自信がなかったため」
NG例2:「○○大学が第一志望であり、早期に合格を確定させたかったから」
NG例3:「総合型選抜の方が、面接や書類だけで受かりやすそうだったから」
4. 受験対策の極意:志望理由書・活動報告書・面接のシナリオを完全一致させる

総合型選抜や学校推薦型選抜を勝ち抜くための最大の極意は、「すべての提出書類と面接での発言に寸分のブレもないこと」です。
面接官である教授陣からの「なぜ総合型なのか」という問いに対して説得力を持って答えるためには、志望理由書や活動報告書に書かれた内容と、あなたの発言が完全に一つのストーリーとして結びついていなければなりません。
- 活動報告書:高校時代に「どのような問題意識を持ち、どう行動してきたか」という事実を示す。
- 志望理由書:その活動を経て生まれた志と、なぜその大学でなければならないのかという論理を構築する。
- 面接:自分の探究プロセスと大学での学びの整合性を、自信と熱意に満ちた「声」で教授陣へ伝える。
「自分のこれまでの歩み(過去)」「大学での研究計画(未来)」そして「それらを評価する場としての総合型選抜(現在)」が一直線につながったとき、教授陣はあなたを「大学に不可欠な人材だ」と確信します。
KOSSUN教育ラボからのメッセージ

「なぜ一般選抜ではなく総合型なのか」という問いに答える作業は、あなたがこれまで積み重ねてきた高校生活の価値を再確認する作業でもあります。
あなたが現場に足を運び、自ら悩み、調べ、考え抜いてきた時間や情熱は、ペーパーテストの点数だけでは推し量れない、あなただけの大きな財産です。
「自分が積み重ねてきたこのプロセスを評価してもらい、この大学でさらに大きく成長したい」
その素直で強い熱意を、深呼吸と笑顔とともに教授陣へ届けてきてください。
あなたが自分自身の歩んできた道に自信を持ち、第一志望校の合格を勝ち取られることを、教務一同、心より応援しております。
KOSSUN教育ラボでは、総合型選抜・学校推薦型選抜(AO入試・推薦入試)に特化した対策を行っています。
受験でお困りの方は、お気軽に無料個別相談会にお申し込みください。
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※この記事は専門家による監修のもと執筆されています。

この記事を監修した人
川又 ヒトミ(かわまた・ひとみ)
東京大学、慶應義塾大学のダブル合格者を輩出!
実力と人間性を兼備した指名の絶えない人気講師。
【略歴】学士(文学)お茶の水女子大学
群馬県出身。大学卒業後、私立高校に入職。その間、進路指導部長を務め、大学入試改革や新学習指導要領、ギガスクール構想など高校の教育現場に押し寄せる変化にいち早く対応。
東京大学、慶應義塾大学SFCのダブル合格者を輩出するなど、最新情報を駆使した戦略的な指導に定評がある。塾生はもちろん、講師からも一目置かれ、「合格請負人」の異名を取るほどの人気講師となっている。
趣味特技は、散歩、読書。

