【阪大】大阪大学「学校推薦型選抜(基礎工学部)」徹底解説!科学と技術の融合で未来の文化を創造するリーダーを目指すルート

こんにちは!KOSSUN教育ラボ教務担当です。

日々の高校生活のなかで、数学や理科を高度に習得し、科学と技術の融合を通じて新しい分野の開拓に主体的かつ積極的に挑戦したいという熱意を育んできたあなたへ。もしあなたが「柔軟な発想力から筋道を立てて考察し、多様な考えの人々と適切にコミュニケーションを図りながら未来を切り拓く技術者・研究者になりたい」という高い志を抱いているなら、あなたのこれまでの努力や自己推薦の成果を多面的・総合的に評価してくれる特別なステージが用意されています

それが、「科学と技術の融合による科学技術の根本的解決及びそれにより人類の真の文化を創造する」という理念を掲げる大阪大学の「学校推薦型選抜(基礎工学部)」です

今回は、「令和9年度大阪大学 総合型選抜・学校推薦型選抜 学生募集要項」を徹底分析し、電子物理科学科、化学応用科学科、システム科学科、情報科学科を擁する基礎工学部「学校推薦型選抜」の概要、求める学生像、出願・推薦要件(一般枠および女性枠の設定)、大学入学共通テストの指定教科、そして第1次選考から第2次選考(口頭試問)に至るまでの選考内容と、合格を掴み取るためのプロ直伝の対策ポイントまでを余すことなく解説します。

1. 基礎工学部の募集人員と入試日程・女性枠の特色

大阪大学の「学校推薦型選抜」は、一般選抜とは異なる観点から、高等学校等で主体的に学ぶ態度や基礎工学分野における卓越した適性を備えた優秀な人材を受け入れるために実施されます。基礎科学を基盤とした先端技術の創出を目指す基礎工学部では、以下の学科ごとに人員が設けられています

  • 募集人員(一般枠 / 女性枠):
    • 電子物理科学科:一般枠 9人 / 女性枠 4人
    • 化学応用科学科:一般枠 9人 / 女性枠 4人
    • システム科学科:一般枠 18人 / 女性枠 8人
    • 情報科学科:一般枠 9人 / 女性枠 4人
    • ※戸籍上の性別が「女性」である者は、女性枠と一般枠を併願することができます(どちらか一方のみの出願も可能)。合格者判定は最初に女性枠、次に一般枠の順に行われ、女性枠で不合格となった場合でも一般枠の判定対象となります。
  • 入学時期:4月入学(前年11月上旬に出願、翌年2月上旬に第2次選考(口頭試問)が行われる重要ルートです)

2. 求める学生像と推薦要件の要点

大阪大学基礎工学部がこの学校推薦型選抜で求めているのは、単にペーパーテストの点数が高い生徒ではありません。志望する学科における学問・研究に強い興味を持ち、自ら課題を発見して柔軟に対応することができ、適切にコミュニケーションできる人材です

求める学生像(アドミッション・ポリシー)

基礎工学部と志望学科のアドミッション・ポリシーで求める学生を選抜する学校推薦型選抜を行います。とくに志願する学科における学問・研究に強い興味を持ち、自ら課題を発見して柔軟に対応することができ、適切にコミュニケーションできる人を求めます

(出典:『令和9年度大阪大学 総合型選抜・学校推薦型選抜 学生募集要項』 P.38)

推薦要件の要点

出身学校長が推薦できる人数は1校で本学部1学科につき6名以内(男女は各4名まで。男女いずれかのみが在学する学校の場合は4名以内)となります。出願にあたっては、以下の要件をすべて満たしている必要があります。

  1. 推薦責任:志望する学科における学問・研究に強い興味を持ち、人物・学業ともに優れ、高等学校等の長が責任を持って推薦できること。
  2. 共通テストの受験基礎工学部が定める大学入学共通テストの受験を要する教科・科目を受験すること。
  3. 入学確約合格した場合に、必ず入学することを確約できること。

3. 大学入学共通テストの指定教科

基礎工学部の学校推薦型選抜では、科学と技術の融合を学ぶ上で欠かせない幅広い基礎学力を把握するため、大学入学共通テストの受験が必須となります。指定された教科は以下の通りです。

※科目・注意事項については必ず募集要項を確認してください。

  • 国語
  • 地理歴史・公民
  • 理科
  • 数学
  • 外国語
  • 情報

4. 選抜方法と試験内容(第1次・第2次選考)

選抜は、共通テストの成績及び提出書類に基づく「第1次選考」と、口頭試問を実施する「第2次選考」の2段階で行われます。

  • 第1次選考大学入学共通テストの成績(735点満点)及び提出書類により選考を行い、募集人員の約2倍までの者を上限として合格者が決定されます(第1次選考の段階では一般枠・女性枠の区分なし)。
  • 第2次選考
    • 口頭試問:受験者の能力、適性、意欲、関心等を各学科のアドミッション・ポリシーと照らし合わせて多面的・総合的に評価します。
  • 総合判定大学入学共通テストの成績、提出書類、及び口頭試問の結果を総合して最終合格者が決定されます。

5. 基礎工学部推薦突破のための3大戦略

高等学校での学習歴や自己推薦書というアセットを、阪大基礎工学部の教授陣を唸らせる「基礎工学的ロジック」へと翻訳するための3つの戦略です

戦略1:「自己推薦書」に科学技術の融合に対する探求心と柔軟な思考力を宿らせる

【KOSSUN教育ラボの視点】

基礎工学部の学校推薦型選抜では、Web出願システムによる「自己推薦書」の入力が課されます。単に理系科目が得意というアピールに留まらず、基礎工学部の理念である「科学と技術の融合」にどう共感し、志望する学科(電子物理・化学応用・システム・情報科学)においてどのような課題を発見し解決したいのかを、柔軟な発想力をもって論理的に言語化しましょう。

戦略2:ハイレベルな共通テストの確実な得点メイク

【KOSSUN教育ラボの視点】

第1次選考では、国語から情報に至るまで幅広い共通テストの科目が課されます。数学、英語、情報を高水準で安定させ、第1次選考の枠を確実に突破するための早期からの徹底した基礎・標準固めが不可欠です。

戦略3:適性とコミュニケーション力を試される口頭試問を「福利の法則」で制する

【KOSSUN教育ラボの視点】

第2次選考の口頭試問では、基礎工学の学びに対する適性や関心に加え、異なる意見に耳を傾け適切にコミュニケーションできる能力が多面的に評価されます。教授陣からの専門的な問いかけや思考力を試す質問に対しても、KOSSUN教育ラボ式「伝わる」話し方のメソッド「福利の法則(復唱・結論・理由・以上)」が最大の武器になります。

  • F(復唱)面接官からの問いを「〜というご質問ですね」と一度復唱し、頭の中で科学的・論理的ロジックを整理する時間を生み出す。
  • K(結論)科学と技術の融合によって新しい分野の開拓に挑戦するという明確なスタンス(結論)をまず一言で示す。
  • R(理由)自己推薦書や調査書の学習実績・理数系の基礎学力に裏付けられた確かな根拠(エビデンス)を伴って、論理的に理由を述べる。
  • I(以上)「以上です」と明快に締めくくる。

この淀みない対話スタイルを徹底することで、面接官に「自ら課題を発見して柔軟に対応することができ、多様な考えの人々と適切に対話・交流できる国際的な素質がある」という強い信頼感を与えます

⚠️ 受験生の皆さんへ

本記事は「令和9年度大阪大学 総合型選抜・学校推薦型選抜 学生募集要項」に基づき執筆しています。学校推薦型選抜は、Web出願登録・出願書類の郵送期限(必着・厳格なルール)、共通テストの指定教科・科目の確実な受験、および共通テスト成績請求情報の登録が極めて厳格です。出願を検討するにあたっては、必ず大阪大学公式の入試情報サイトから最新の募集要項を直接ダウンロードし、細部まで最終確認を行ってください。

KOSSUN教育ラボからのメッセージ

高等学校という限られた時間のなかで、数学や理科を高度に習得し、科学と技術のフロンティアに強い関心を抱いてきたあなたには、未来の文化を創造する素晴らしい「知の体力」と柔軟な発想力がすでに備わっています。

  • 磨き上げてきた理数系の基礎学力と探求心を武器に新しい分野の開拓に主体的かつ積極的に挑戦しようとするあなたの歩みは、科学と技術の融合を理念とする大阪大学基礎工学部で学ぶための最高の土台です。
  • 未来の技術革新をリードする研究者・技術者へ基礎工学部は、自ら課題を発見し、多様な人々と対話しながら新しい価値を創ろうとするあなたのような情熱的な学生を待っています。選抜の試験場では、面接官である教授陣と知的な対話を楽しむつもりで、堂々と挑みましょう。

あなたがこれまでの学びで培った知の火を、科学技術の根本的解決と人類の新しい文化を創造する確かな知性の光へと変えるために。

その挑戦を、私たちはマンツーマンで全力でバックアップします。

受験でお困りの方は、お気軽に無料個別相談会にお申し込みください。

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※この記事は専門家による監修のもと執筆されています。

■参考文献
本記事の作成にあたっては、以下の公式資料を参考にしています。

「令和9年度大阪大学 総合型選抜・学校推薦型選抜 学生募集要項」