
- 1. 【学部選び】「地球社会共生学部」に向いている人って?欧米ではなく“東南アジア”で共に生きる!青山学院大を徹底解説
- 2. 1. 地球社会共生学部に向いている「3つのタイプ」
- 2.1. タイプA:熱気あふれる現場に飛び込む「東南アジア・フロンティア」
- 2.2. タイプB:「支援」を「ビジネス」に変える「ソーシャル・アントレプレナー」
- 2.3. タイプC:情報の力で社会を動かす「グローバル・メディア・クリエイター」
- 3. 2. 独自の「東南アジア留学」が武器:青山学院大学(地球社会共生学部)
- 3.1. 青山学院大学(地球社会共生学部)
- 4. 3. 総合型選抜で「地球社会共生学部」を狙う戦略
- 4.1. KOSSUN教育ラボからのメッセージ
【学部選び】「地球社会共生学部」に向いている人って?欧米ではなく“東南アジア”で共に生きる!青山学院大を徹底解説
こんにちは!KOSSUN教育ラボ教務担当です。
「国際系の学部に行きたい!」と考えたとき、多くのアメリカやヨーロッパなど「欧米圏」への留学をイメージするかもしれません。
しかし、これからの時代、世界経済の中心となり、同時に貧困や環境問題など地球規模の課題が山積しているのは「アジア」です。 「欧米の進んだ文化を学ぶ」のではなく、「熱気あふれる東南アジアの人々と同じ目線に立ち、共に(共生)社会課題を解決する仕組みを創る」。 それが、従来型の国際学部とは全く異なるアプローチを持つ「地球社会共生学部」です。
単なる「語学オタク」では通用しない、泥臭くも圧倒的な熱量を持ったこの学部。
今回は、KOSSUN教育ラボの視点から、「地球社会共生学部に向いている人の3つの特徴」と、「東南アジアを舞台に実践的な学びを展開する青山学院大学」について徹底解説します。
地球社会共生学部(GSC)のキーワードは、その名の通り「共生」です。 先進国の上から目線で「途上国を助けてあげる(支援)」のではなく、現地のコミュニティに入り込み、対等なパートナーとして「共にビジネスや社会システムを創り上げる(協働)」マインドが強く求められます。
では、具体的にどんな人がこのエネルギッシュな学部に向いているのでしょうか?
1. 地球社会共生学部に向いている「3つのタイプ」
タイプA:熱気あふれる現場に飛び込む「東南アジア・フロンティア」
- 「整備された欧米の都市よりも、急成長中でエネルギーに満ちた東南アジアの空気感にワクワクする」
- 「貧困やスラムの問題を、ネットのニュースで見るだけでなく、現地に行って当事者の声を直接聞きたい」
- 特徴: キレイな教室で英語を勉強するだけでなく、文化やインフラが異なる途上国の現場に飛び込み、泥臭く活動できるタフな行動力を持った人。
- なぜ向いている?: 後述する青山学院大学では「東南アジアへの半期留学」が必須であり、現地のリアルな社会課題に真正面からぶつかる経験がカリキュラムの中心だからです。
タイプB:「支援」を「ビジネス」に変える「ソーシャル・アントレプレナー」
- 「ボランティアや寄付だけでは、途上国の貧困は根本的に解決しない(持続可能ではない)と感じている」
- 「現地の特産品やフェアトレードを使った新しいビジネスモデルを立ち上げたい」
- 特徴: 優しい気持ち(福祉マインド)だけでなく、経済学や経営学の視点を用いて、利益を生み出しながら社会問題を解決する「ソーシャルビジネス」に強い関心がある人。
- なぜ向いている?: 地球社会共生学部は、単なる国際関係学ではなく「経済・ビジネス」の領域を非常に重視しており、持続可能な問題解決の手法を学べるためです。
タイプC:情報の力で社会を動かす「グローバル・メディア・クリエイター」
- 「世界で起きている理不尽な問題(児童労働や環境破壊など)を、映像やSNSの力で世界中に発信したい」
- 「データサイエンスや空間情報(GISなど)を用いて、災害支援や都市計画に役立てたい」
- 特徴: 社会課題を「見つける」だけでなく、メディアや情報のテクノロジーを活用して、人々の意識を変えたり、具体的な解決システムをデザインしたい人。
- なぜ向いている?: メディア論や空間情報学といったIT・情報領域の学びが組み込まれており、文系でありながらテクノロジーを社会課題解決の武器として使いこなす力が養われるからです。
2. 独自の「東南アジア留学」が武器:青山学院大学(地球社会共生学部)
「青学の国際系」といえば国際政治経済学部が有名ですが、2015年に相模原キャンパス(神奈川県)に誕生したこの「地球社会共生学部」は、全く異なる独自の強烈なコンセプトで全国の受験生から大注目を集めています。
青山学院大学(地球社会共生学部)
- 特徴: グローバル化の最前線である「東南アジア」にフォーカスし、文理の壁を越えた4つの専門領域から社会課題にアプローチします。
- ポイント:
- ① 全員必修の「東南アジア半期留学」: この学部の最大の特徴にして最大の試練です。一定の条件を満たした学生は、全員原則として2年次後期に東南アジアに半年間、留学します。現地の学生と共に学び、新興国のダイナミズムとカオスを肌で感じる強烈な原体験が、社会に出たときの圧倒的なタフさに繋がります。
- ② 課題解決のための「4つの専門領域」: ただ語学を学ぶのではありません。「共生」をキーワードに、「コラボレーション領域」「経済・ビジネス領域」「メディア・空間情報領域」「ソシオロジー領域」の4つの専門領域を横断的に学びます。
- ③ 英語は「ツール」として徹底的に鍛える: 留学先の大学の授業は英語で行われるため、入学直後から非常にハードな英語プログラム(Academic English)が待ち受けています。「英語を学ぶ」のではなく「英語で専門科目を学ぶ(議論する)」レベルまで一気に引き上げられます。
3. 総合型選抜で「地球社会共生学部」を狙う戦略
青山学院大学の総合型選抜(自己推薦入試など)において、「英語が得意です」「異文化交流がしたいです」「青学のオシャレな雰囲気に憧れています」といった、他の国際系学部でも言えるようなフワッとした理由は一瞬で弾かれます。
合格する志望理由の鉄則: 「私は、東南アジアにおける『急速な経済成長に伴う都市部のスラム化と廃棄物問題(社会課題)』を解決したいです。先進国からの資金援助だけでなく、現地での循環型経済(サーキュラーエコノミー)を構築するビジネスの視点が不可欠です。貴学で経済・ビジネス領域とメディア領域を横断的に学び、マレーシアへの留学を通して現地の学生とフィールドワークを行うことで、廃棄物を価値ある資源に変える『現地の若者主体のアップサイクル事業』を立ち上げるソーシャルイノベーターになりたいです」
重要なのは、「なぜ欧米ではなく『東南アジア』なのか」、そして「単なるボランティアではなく、学問(ビジネスやメディア)の力で『どう共に(共生)解決していくのか』」を論理的に構築することです。
KOSSUN教育ラボからのメッセージ
地球社会共生学部は、安全で快適な日本の教室から飛び出し、価値観もインフラも全く違うアジアの熱気の中で「自分には何ができるのか」を本気で問われる、最高にエキサイティングな学部です。 そこで得た「多様な人々と協働する力」は、将来あなたが国際機関で働くにせよ、日本のグローバル企業で働くにせよ、誰にも負けない最強の武器になります。
青学の地球社会共生学部が対象とする「東南アジア(タイ、マレーシア、ベトナム、インドネシアなど)」の中で、あなたが今一番興味を持っている国、あるいは解決してみたい「社会課題(貧困、環境、教育など)」はありますか?
もしよろしければ、気になる国やキーワードを教えてください。それをベースに、他の受験生と圧倒的な差をつける「東南アジア×社会課題解決」の志望理由のコアを一緒に組み立ててみましょう!
KOSSUN教育ラボでは、総合型選抜・学校推薦型選抜(AO入試・推薦入試)に特化した対策を行っています。
受験でお困りの方は、お気軽に無料個別相談会にお申し込みください。
※この記事は専門家による監修のもと執筆されています。

この記事を監修した人
川又 ヒトミ(かわまた・ひとみ)
東京大学、慶應義塾大学のダブル合格者を輩出!
実力と人間性を兼備した指名の絶えない人気講師。
【略歴】学士(文学)お茶の水女子大学
群馬県出身。大学卒業後、私立高校に入職。その間、進路指導部長を務め、大学入試改革や新学習指導要領、ギガスクール構想など高校の教育現場に押し寄せる変化にいち早く対応。
東京大学、慶應義塾大学SFCのダブル合格者を輩出するなど、最新情報を駆使した戦略的な指導に定評がある。塾生はもちろん、講師からも一目置かれ、「合格請負人」の異名を取るほどの人気講師となっている。
趣味特技は、散歩、読書。

