
【脱・活字苦手】語彙力が劇的に増える読書法!無理なく始められる「最初の一冊」
こんにちは!KOSSUN教育ラボ教務担当です。
「語彙力をつけなさい」「本を読みなさい」 先生や親から耳にタコができるほど言われていませんか? 総合型選抜(旧AO入試)を目指すなら、確かに読書は不可欠です。しかし、「今まで本をほとんど読んだことがない」「活字を見ると眠くなる」という人にとって、いきなり難しい専門書に挑むのは苦行でしかありませんよね。
語彙力や表現力は、志望理由書や小論文、面接の質を底上げする「基礎体力」です。 今回は、読書習慣ゼロからでも合格レベルの語彙力を身につけられる、「挫折しない読書法」と「おすすめの最初の一冊」を伝授します。
1. なぜ「本を読むだけ」で語彙力が増えないのか?
ただ漫然と文字を追うだけでは、言葉は自分のものになりません。総合型選抜で使える「生きた語彙力」を養うには、「文脈の中で言葉を捉える」ことが重要です。
- 映像化して読む: 文字を「音」ではなく、頭の中で「映像(シーン)」として再現しましょう。
- 推測して読む: 分からない言葉が出てきた際、すぐに辞書を引かずに「前後から見て、たぶんこういう意味かな?」と推測する癖をつけます。この「推測する力」こそが、本番の小論文で未知の課題に出会った時の粘り強さに繋がります。
2. 【活字が苦手な人向け】何から読むべき? 3つのステップ
いきなり分厚い本を買う必要はありません。以下のステップで「活字の壁」を壊しましょう。
ステップ①:まずは「新書」の入門編から
新書(細長いサイズの本)は、あるテーマについて専門家が分かりやすく解説したものです。特に「ちくまプリマー新書」や「岩波ジュニア新書」は、中高生向けに書かれているため、語彙を増やしながら社会の仕組みを学ぶのに最適です。
ステップ②:興味のある分野の「新書」×「図解本」
例えば「経済」に興味があるなら、まずは図解が多いムック本から入り、その後に新書を読みます。あらかじめビジュアルで知識(スキーマ)が入っていると、文字を読むスピードが格段に上がります。
ステップ③:「読書記録」でアウトプットする
前々回の記事でもお伝えした通り、1行でも良いので「気になったフレーズ」をメモします。自分の手で書くことで、その言葉は初めて「あなたの武器」になります。
3. 教務担当が選ぶ!「最初の一冊」おすすめリスト
「何を選べばいいか分からない」という人に、語彙力と論理的思考の基礎が身につく本を厳選しました。
- 『中学生からの大学講義』シリーズ(ちくまプリマー新書) 大学での学びがどんなものか、平易な言葉で書かれています。志望理由を深めるヒントも満載です。
- 『思考の整理学』外山滋比古 著 「自ら考えるとはどういうことか」を教えてくれる名著。短いエッセイ形式なので、活字が苦手でも読みやすいです。
- 『「言葉にできる」は武器になる。』梅田悟聖 著 自分の想いをどう言語化すれば相手に伝わるか。志望理由書を書く前に読むと、言葉選びの解像度が変わります。
4. 今から始める「1日15分」の投資
読書は筋トレと同じです。いきなり1時間は無理でも、今のうちから「寝る前の15分」や「通学の電車内」だけはスマホを閉じ、本を開く習慣をつけましょう。
4月に読み始めた1冊が、5月には2冊になり、夏にはあなたの志望理由書に「大人の語彙」と「深い洞察」をもたらします。
KOSSUN教育ラボからのメッセージ
「今まで読んでこなかった」ことを恥じる必要はありません。 今、この瞬間から読み始めれば、あなたの語彙力は確実に、右肩上がりで増えていきます。「足を使って行動」することと同じくらい、「本を通じて先人の思考に触れる」ことは大切です。現場で感じた「生の感情」を、本から得た「確かな言葉」で表現する。この掛け合わせができたとき、あなたの合格はぐっと引き寄せられます。
KOSSUN教育ラボでは、総合型選抜・学校推薦型選抜(AO入試・推薦入試)に特化した対策を行っています。
受験でお困りの方は、お気軽に無料個別相談会にお申し込みください。
※この記事は専門家による監修のもと執筆されています。

この記事を監修した人
川又 ヒトミ(かわまた・ひとみ)
群馬県出身。お茶の水女子大学卒業後、私立高校に入職。その間、進路指導部長を務め、大学入試改革や新学習指導要領、ギガスクール構想など高校の教育現場に押し寄せる変化にいち早く対応。
東京大学、慶應義塾大学SFCのダブル合格者を輩出するなど、最新情報を駆使した戦略的な指導に定評がある。塾生はもちろん、講師からも一目置かれ、「合格請負人」の異名を取るほどの人気講師となっている。


