
- 1. 【東大推薦】東京大学学校推薦型選抜「医学部健康総合科学科」徹底解説!求める学生像から選考対策まで
- 2. 1. 東京大学学校推薦型選抜の募集人員と基本情報(参考:2026年度入学者選抜要項)
- 3. 2. 医学部健康総合科学科の募集人員と基本情報(参考:2026年度入学者選抜要項)
- 4. 3.医学部健康総合科学科の出願要件と「求める学生像」:何が評価されるのか?
- 4.1.1. 1.医学部健康総合科学科が求める3つの推薦要件(全てに該当すること)
- 4.1.2. 2. 「求める学生像」
- 4.1.3. 3.求められる「書類・資料」
- 5. 4. 入学者選抜方法と対策(参考:2026年度入学者選抜要項)
- 5.1.1. 【第1次選考】書類審査対策
- 5.1.2. 【第2次選考】面接試験対策(プレゼンテーションあり)
- 5.1.3. 【最終判定】大学入学共通テストの基準
- 6. 5. KOSSUN教育ラボが教える!医学部健康総合科学科推薦・突破のための3大戦略
- 6.1.1. 戦略1:多面的なアプローチを言語化する
- 6.1.2. 戦略2:10分間のプレゼンと「知的な対話力」を鍛える
- 6.1.3. 戦略3:秋以降の負担を減らす緻密なスケジュール管理
- 7. 💡 受験生の皆さんへ
- 8. KOSSUN教育ラボからのメッセージ
【東大推薦】東京大学学校推薦型選抜「医学部健康総合科学科」徹底解説!求める学生像から選考対策まで
こんにちは!KOSSUN教育ラボ教務担当です。
東京大学が実施する「学校推薦型選抜(旧推薦入試)」は、高い専門性や明確な関心を持つ優秀な学生を募る入試制度です。そのなかでも「医学部健康総合科学科」の推薦入試は、高齢化や健康格差、新興感染症といった現代社会の複雑な健康課題に対し、既存の枠組みにとらわれずアプローチしたいと願う受験生から強い関心を集めています。
今回は、提供された最新の募集要項に基づき、東京大学医学部健康総合科学科の学校推薦型選抜の概要、求める学生像、推薦要件、そして合格に向けた対策のポイントをプロの視点から徹底解説します。
1. 東京大学学校推薦型選抜の募集人員と基本情報(参考:2026年度入学者選抜要項)

- 募集人員:100人程度。合格者が募集人員に満たない場合には、各学部主に対応する科類の一般選抜(前期日程)の募集人員に繰り入れされます。
- 推薦人員の制限:学校長は、すべての要件に該当する者を合計4人、(ただし、男女は各3人まで)推薦できます。※男女いずれかのみが在学する学校においては3人となります。また、同一学部への推薦は、男女各1人まで。
- 推薦要項:
- 学部ごとに定める推薦要件に該当し、当該学部の学問分野に対する強い関心及びこれを本学で学ぶ積極的な意欲を持ち、学校長が責任をもって推薦できる者
- 合格した場合、必ず入学することを確約できる者
- 令和8年度大学入学共通テストのうち、志望する学部が指定する教科・科目の全てを受験する者
- 高等学校等を令和6(2024)年4月以降に卒業した者及び令和8(2026)年3月卒業見込みの者
- 入学者選抜方法:提出書類・資料、面接等、及び大学入学共通テストの成績が総合的に評価されます。
- 第1次選考:提出書類・資料により評価
- 第2次選考:第1次選考合格者に対して学部ごとに面接等により評価
- 最終決定:提出書類・資料、面接等、及び大学入学共通テストの成績を総合的に評価した上で決定(大学入学共通テストは、概ね8割以上の得点が求められます。)
- 入試日程(参考:2026年度入学者選抜要項):秋から冬にかけて、非常に密度の高い選抜が行われます。
| 項目 | 日程 |
| 志願者によるインターネット入学志願票作成 | 10月中旬~11月上旬 |
| 高等学校による出願(提出書類・資料のアップ ロード) | 11月上旬 |
| 第1次選考結果発表 | 12月上旬 |
| 面接等実施※学部ことに異なる | 12月中旬 |
| 大学入学共通テスト成績請求票提出期限 | 12月中旬 |
| 大学入学共通テスト(本試験)(追試験) | 1月中旬~1月下旬 |
| 最終合格者発表 | 2月中旬 |
| 入学手続 | 2月中旬 |
2. 医学部健康総合科学科の募集人員と基本情報(参考:2026年度入学者選抜要項)

医学部健康総合科学科における学校推薦型選抜の規模は、以下の通り非常に限定された少数精鋭の枠となっています。
- 募集人員:2人程度
3.医学部健康総合科学科の出願要件と「求める学生像」:何が評価されるのか?

医学部健康総合科学科では、現代社会の健康課題に高いチャレンジ精神を持って向き合える人材を求めています。
1.医学部健康総合科学科が求める3つの推薦要件(全てに該当すること)
- 健康科学を通じて社会に貢献することを志向していること
- 高い基礎学力を有すること
- 十分な語学力(英語力)を持つこと
- チャレンジ精神に富み、忍耐力、柔軟性を持ち、自己を高めることのできる精神力を持つこと
- 自然科学領域における高い能力及び科学的探究心を持つこと
- チームの調整力、リーダーシップを有すること
2. 「求める学生像」

高齢化、人口減少、健康格差、新興・再興感染症、環境変動、生殖医療・再生医療、家族・コミュニティー機能の衰退、医療介護の資源配分の非効率性、国際人口移動、健康情報の氾濫など、現代社会における私たちの健康にかかわる要因は複雑化しています。今日の健康課題について、既存の学問領域にとらわれず、問題解決を志向しつつ創造的に学び、現代と未来の人々の健康に貢献できる人材を求めます。(出典:令和 8(2026)年度
東京大学学校推薦型選抜学生募集要項P.57)
3.求められる「書類・資料」

各学部共通の調査書や推薦書に加え、上記の要件を客観的に証明する以下の資料(少なくとも1つ、複数提出も可)が必要です 。
- 高いチャレンジ精神を示す課外活動についての資料(A4用紙5ページ・8,000字以内での本人による説明文、証明書コピー等)
- 高いリーダーシップ、チームの調整力を示す組織のリーダー的役割の経験を証明する資料(A4用紙3ページ・5,000字以内での本人による説明文、活動内容がわかる広報資料等)
- 学内外における研究発表会・コンテストなどにおいて顕著な成績を挙げたことを証明する資料
- 高い英語の語学力を示す資料(英検、TOEFL、IELTSなどの成績を示す書類)
4. 入学者選抜方法と対策(参考:2026年度入学者選抜要項)

書類審査、面接、共通テストの3つのフェーズすべてにおいて、高い完成度が求められます 。
【第1次選考】書類審査対策
健康総合科学科では、活動実績そのものの華やかさだけでなく、「本人が具体的な体験内容をどのように説明するか(文章の論理構成)」が詳細なページ数・文字数制限とともに求められます。あなたがなぜ健康科学を志すのか、そのきっかけとなった問題意識と、これまでの行動(リーダーシップや研究活動)を一本のストーリーとして矛盾なくつなぎ合わせることが不可欠です 。
【第2次選考】面接試験対策(プレゼンテーションあり)
健康総合科学科の面接は、独自の事前準備を伴う非常にタフな内容です 。
- 面接の方法:提出書類・資料に記載された能力や経験、大学入学後の抱負について、プレゼンテーションを行います。その後、質疑応答が行われます。
- 重要ルール(パワーポイントの提出):
- プレゼンには事前に作成したパワーポイントファイルを使用します(使用言語は原則日本語、英語も可)。動画・音声は不可 。
- 第1次選考合格者は、面接で使用するパワーポイントファイルを指定の期日(12月上旬の正午頃)までに事前に提出する必要があります。
- 出願時には、プレゼンの内容を事前に把握してもらうため、「発表の概略をまとめたA4用紙5ページ以内の書類」を提出しなければなりません。
【最終判定】大学入学共通テストの基準
6 教科 8 科目〔配点合計 1000 点〕
前述の通り、目安として「概ね80%以上」の得点が必要です。どれだけ面接でのプレゼンテーションが優れていても、基礎学力という足切り基準をクリアできなければ最終合格は掴めません。
5. KOSSUN教育ラボが教える!医学部健康総合科学科推薦・突破のための3大戦略

日本最高峰の医療保健分野のリーダーを目指すあなたへ、今から実践すべき3つの戦略をお伝えします 。
戦略1:多面的なアプローチを言語化する
健康総合科学科が扱う領域は、生物学的なアプローチだけでなく、社会科学、数理科学、看護・保健サービスまで多岐にわたります。あなたが取り組んできた探究活動やボランティア活動が、これらのどの領域と結びつき、将来どのように人々の健康へ貢献するのかを、解像度高く言語化(自己分析)しておきましょう。
戦略2:10分間のプレゼンと「知的な対話力」を鍛える
2次選考の命運を握るのは、パワーポイントを用いたプレゼンテーションと、その後の容赦ない質疑応答です。スライドの見やすさだけでなく、想定外の角度から質問された際に、自分の言葉で論理的かつ誠実にエビデンスを提示できる「対話の瞬発力」を模擬面接などで徹底的に磨く必要があります。
戦略3:秋以降の負担を減らす緻密なスケジュール管理
出願時の「A4 5ページの発表概略」や、活動を証明する「数千字におよぶ説明文書」など、健康総合科学科はとにかく事前の書類作成負担が重いのが特徴です。これらを秋口に慌てて作っていては、一般受験生がスパートをかける時期に共通テスト対策がおろそかになり、自滅を招きます。夏休みの段階で書類の骨子を固め、10月にはいつでも出願できる状態を作ることが、共通テストで8割以上を確実にキープするための最大の防衛策です 。
💡 受験生の皆さんへ

本記事は「令和8(2026)年度 東京大学学校推薦型選抜 学生募集要項」の内容に基づいています 。推薦要件、証明書類(課外活動や語学力証明など)の細かい仕様、提出期限の正確な時刻については、必ず東京大学の公式ウェブサイトから最新の募集要項を直接ダウンロードし、あなた自身の手で最終確認を行ってください 。
KOSSUN教育ラボからのメッセージ

東京大学医学部健康総合科学科の選抜は、あなたの「現代社会の課題へ挑むチャレンジ精神」と「卓越したリーダーシップ」をストレートに評価してくれる最高のステージです 。
あなたの学びへの情熱が、未来の医療保健のあり方を変える第一歩になります 。高い志を持ったあなたの挑戦を、心から応援しています。
KOSSUN教育ラボでは、総合型選抜・学校推薦型選抜(AO入試・推薦入試)に特化した対策を行っています。
受験でお困りの方は、お気軽に無料個別相談会にお申し込みください。
※この記事は専門家による監修のもと執筆されています。

この記事を監修した人
川又 ヒトミ(かわまた・ひとみ)
群馬県出身。お茶の水女子大学卒業後、私立高校に入職。その間、進路指導部長を務め、大学入試改革や新学習指導要領、ギガスクール構想など高校の教育現場に押し寄せる変化にいち早く対応。
東京大学、慶應義塾大学SFCのダブル合格者を輩出するなど、最新情報を駆使した戦略的な指導に定評がある。塾生はもちろん、講師からも一目置かれ、「合格請負人」の異名を取るほどの人気講師となっている。

