
【月刊・合格戦略】5月の「深掘り」を6月の「形」に変える!初夏の振り返りと次の一手(学年別)
こんにちは!KOSSUN教育ラボ教務担当です。
気づけば5月も終盤。中間テストの対応や学校行事、そして自分自身と向き合う「深掘り」の連続で、息つく暇もない1ヶ月だったのではないでしょうか。
総合型選抜(旧AO入試)において、5月は「思考を潜らせる時期」でした。
しかし、頭の中でどれだけ素晴らしい「志」を温めていても、それが書類や言葉としてアウトプットされなければ、大学側には伝わりません。
6月は、いよいよ多くの大学で選抜要項が確定し、出願へのカウントダウンが始まる「具体化・具現化の月」です。
5月に掘り下げた思考の原石を、6月にどうやって「形」に変えていくのか。
学年別の戦略を解説します。
1. 【新高校3年生】「思考」から「表現」へ。書類の完成度を爆上げる
5月の振り返りチェック
- 自分のテーマについて、関連する「本(新書)」や「論文」を1冊以上読み込めたか?
- 志望理由に「なぜ私なのか」「なぜこの大学なのか」の根拠を落とし込めたか?
- 中間テストを乗り越え、評定平均(出願資格の盾)を死守できたか?
5月にじっくりと「知の探究」を深められた人は、志望理由の解像度が格段に上がっているはずです。
もし「まだ思考がまとまっていない」と焦っている人も大丈夫。6月のアクションで一気に形にしていきましょう。
6月の展望:圧倒的な「第一稿」を書き上げる
6月のキーワードは「アウトプットの具現化」です。
- 志望理由書の「フル作成」: 頭の中のアイデアを、文字数制限(800字や2000字など)に合わせて実際に書き切ってみましょう。不格好でも構いません。まずは「形」にすることが最優先です。
- 書類を「寝かせる」サイクルの実践: 前月のアドバイス通り、一度書いた書類は3日〜1週間寝かせ、客観的な目で推敲(すいこう)を重ねます。
- 自由記述・自己PRのレイアウト構築: 自由記述資料を課される大学を目指す場合、5月に集めた写真や図解データをA4の枠内にどう配置するか、視覚的なデザインを決め始めます。
2. 【新高校1・2年生】「問い」から「小さなアウトプット」へ
5月の振り返りチェック
- 日常のニュースや生活の中で、自分なりの「なぜ?」を見つけられたか?
- 興味のある分野の入門書をめくることができたか?
低学年の皆さんは、5月に「自分の興味を少しだけ狭めて、深く掘る」という感覚を体験できていれば満点です。
6月の展望:夏のアクションに向けた「作戦会議」
6月は、来たる夏休みに向けて「仕込み」を行う時期です。
- 夏の学外活動の「エントリー」: 7〜8月に開催される高校生向けのワークショップ、ビジネスプランコンテスト、ボランティアなどの募集が本格化します。今のうちに書類を出し、参加権を勝ち取りましょう。
- オープンキャンパスの「質問リスト」作成: 6月・7月に開催されるオープンキャンパスに向けて、「パンフレットに載っていない、教授への鋭い問い」を3つ用意し始めます。
3. 6月の「落とし穴」:夏前の焦りに飲み込まれないために
6月に入ると、周りの一般受験組が本格的に受験モードに入り、焦りを感じる瞬間が増えるかもしれません。
この時期に崩れないコツは、「他人のペースではなく、自分のロードマップだけを見る」ことです。
5月にあなたが足を使って、そして本を読んで深掘りしてきた「志」は、他の誰にも真似できない強力な武器です。
自分を信じて、1行ずつ言葉を紡いでいきましょう。
KOSSUN教育ラボからのメッセージ
5月に頭を悩ませ、苦しみながら自分の奥底まで潜って見つけてきた「志の種」。
それは目に見えなくても、あなたの内側で確実に強い生命力を持っています。
6月は、その種から「言葉」という力強い芽を出させる番です。 「恥をかいた数だけ、文章は洗練される」。
最初はまとまらない文章でも構いません。まずは紙に、パソコンに、あなたの熱い想いをぶつけてみてください。
KOSSUN教育ラボでは、総合型選抜・学校推薦型選抜(AO入試・推薦入試)に特化した対策を行っています。
受験でお困りの方は、お気軽に無料個別相談会にお申し込みください。
※この記事は専門家による監修のもと執筆されています。

この記事を監修した人
川又 ヒトミ(かわまた・ひとみ)
群馬県出身。お茶の水女子大学卒業後、私立高校に入職。その間、進路指導部長を務め、大学入試改革や新学習指導要領、ギガスクール構想など高校の教育現場に押し寄せる変化にいち早く対応。
東京大学、慶應義塾大学SFCのダブル合格者を輩出するなど、最新情報を駆使した戦略的な指導に定評がある。塾生はもちろん、講師からも一目置かれ、「合格請負人」の異名を取るほどの人気講師となっている。

