【東京外大】東京外国語大学「日本留学試験利用選抜(国際日本学部)」徹底解説!日本留学試験の成果を活かし、日本発のグローバルリーダーへ

こんにちは!KOSSUN教育ラボ教務担当です。

外国の学校等で教育を受け、すでに高度な日本語運用能力と日本についての基礎知識、そして日本学生支援機構が実施する日本留学試験(EJU)の優秀な成績を備えてきたあなたへ。もしあなたが「これまでの言語運用能力や国際的視野を活かし、国際的視座から日本を学び、多言語・多文化化の進む日本や世界で共生社会の実現に貢献したい」という強い志を抱いているなら、あなたのポテンシャルをストレートに評価してくれる特別なステージが用意されています

それが、国際的視座から日本を学び、世界に向けて発信する人材を育成する東京外国語大学の「日本留学試験利用選抜」です

今回は、「2027年(令和9年)度 東京外国語大学 学生募集要項【日本留学試験利用選抜】」を徹底分析し、世界中から多様なバックグラウンドを持つ優秀な留学生が集まる、国際日本学部「日本留学試験利用選抜」の概要、求める学生種、出願資格(EJUや英語資格)、そして第1次選考(書類選考)からZOOMを活用した第2次選考(オンライン面接)に至るまでの選考内容と、合格を掴み取るためのプロ直伝の対策ポイントを余すことなく解説します。

1. 国際日本学部の募集人員と入試の趣旨

東京外国語大学の「日本留学試験利用選抜」は、外国の学校等で教育を受け、すでに高度な日本語運用能力と日本についての基礎知識を備えた外国人を対象として、国際日本学部のみで単独実施される特別な選抜枠です。

日本留学試験(日本語及び総合科目)、英語外部試験のスコア等の出願書類、および第2次選考でのオンライン面接等により、志願者の能力・適性が多面的・総合的に評価されます。

  • 募集人員国際日本学科 20人
  • 入学時期:4月入学(前年10月中旬に出願、11月下旬にオンライン面接が行われる、留学生にとって極めて重要な選抜ルートです)。

2. 求める学生種と出願資格(EJU・英語資格)の要点

東京外国語大学国際日本学部がこの入試で求めているのは、単に日本語が上手な留学生ではありません。国際的視座から日本を学び、日本発のグローバルリーダーとなることや、多言語・多文化化の進む日本や世界で共生社会実現に貢献することを目指す強い意欲を持った人材です

求める学生種(アドミッション・ポリシー)

国際的視座から日本を学び、日本発のグローバルリーダーとなることを目指す人、また、多言語・多文化化の進む日本や世界で共生社会実現に貢献することを目指す人を歓迎します

(出典:『2027年(令和9年)度 東京外国語大学 学生募集要項【日本留学試験利用選抜】』 P.1)

基礎資格と出願要件の要点 ※一部抜粋

日本国籍を有さず日本国の永住許可を得ていない者で、以下の条件等をすべて満たしている必要があります。

  1. 基礎資格 外国において学校教育における12年の課程を修了した者(指定期間までに修了見込みの者含む)、または国際バカロレア(IB)、アビトゥア、バカロレア等の大学入学資格を日本国外で取得した者等。
  2. 日本留学試験(EJU)の受験要件 日本学生支援機構が実施する指定期間の日本留学試験(「日本語」及び「総合科目」)を受験していること(※総合科目の出題言語は自由選択)。
  3. 英語資格要件 英語4技能の資格・検定試験(ケンブリッジ英語検定、英検、GTEC、IELTS、TEAP、TOEFL iBT、TOEIC L&R/S&W)のいずれかを受験し、出願時にそのスコアを原本またはアップロードで提出できること。

3. 選考方法と試験内容(2段階選考とオンライン面接)

日本留学試験利用選抜の選考は、丁寧な「第1次選考(書類選考)」と、それを通過した受験生に対する「第2次選考(オンライン面接)」の2段階で行われます。

[提出書類のポイント]

  • 大学入学志望理由書本学所定の書式に出願者本人の自筆により日本語で記入し署名欄に自署したもののスキャンデータをアップロードします。
  • 日本留学試験受験票(写)指定回次の受験票のスキャンデータをアップロードします(成績通知書ではなく受験票の写しである点に注意)。

[第2次選考試験内容]

  • オンライン面接インターネットを活用したビデオ通話システム(ZOOM)により行われます。
  • 試験内容志望理由、高等学校等までの学習歴、入学後の学修計画、本学の学修に必要な基礎的学力等に関し、質疑応答を行います。

4. 国際日本学部留学生選抜突破のための3大戦略

日本留学試験(EJU)の確かな成果と留学生としての独自の視点を、外大の教授陣を唸らせる「国際日本学的ロジック」へと昇華させるための3つの戦略です

戦略1:自筆の「志望理由書」に日本発のグローバルビジョンと学習歴を結びつける

【KOSSUN教育ラボの視点】

日本留学試験利用選抜の志望理由書は、専用の所定書式に日本語での自筆が求められます。外大が求めているのは、単に日本語の点数が高いだけでなく、「なぜ母国ではなく、日本で、そして東京外国語大学の国際日本学部で日本を学ぶのか」という深い問題意識です。

母国や海外で培った多文化共生への関心をベースに、日本発のグローバルリーダーとして何を成し遂げたいのかを丁寧に組み立てましょう。

戦略2:日本留学試験(EJU)の高得点と英語スコアの相乗効果で書類選考を突破する

【KOSSUN教育ラボの視点】

第1次選考(書類選考)では、EJUの「日本語」および「総合科目」の成績と、英語外部検定試験のスコアが合否を分ける極めて重要な判断材料となります。

EJUでの圧倒的な得点力に加え、国際日本学部が求める高度な英語運用能力を証明する高スコアを早期に確保し、万全の状態で書類審査に臨むことが不可欠です。

戦略3:ZOOMによるオンライン面接を「福利の法則」で完全攻略する

【KOSSUN教育ラボの視点】

第2次選考のオンライン面接では、ZOOMという画面越しでの対話でありながら、学習歴や入学後の学修計画、基礎的学力について鋭い質問が投げかけられます。オンライン特有の緊張感やタイムラグがある環境下でも、KOSSUN教育ラボ式「伝わる」話し方のメソッド「福利の法則(復唱・結論・理由・以上)」が最大の武器になります。

  • F(復唱)面接官の問いを「〜というご質問ですね」と一度復唱し、頭の中で論理的ロジックを整理する時間を生み出す。
  • K(結論)国際日本学部で日本発のグローバルリーダーを目指す者としての明確なスタンス(結論)をまず一言で示す。
  • R(理由)EJUに向けた学習や、自身の留学・異文化経験に裏付けられた確かな根拠(エビデンス)を伴って、論理的に理由を述べる。
  • I(以上)「以上です」と明快に締めくくる。

この淀みない対話スタイルを徹底することで、面接官に「本学の学修に必要な基礎的学力と、多言語・多文化の社会で共生社会の実現に貢献できる豊かな国際的素養を備えている」という強い信頼感を与えます

⚠️ 受験生の皆さんへ

本記事は「2027年(令和9年)度 東京外国語大学 学生募集要項【日本留学試験利用選抜】」に基づき執筆しています。この入試は、出願期間、日本留学試験(EJU)の指定回次の受験票(写し)のアップロード、英語外部検定試験の厳格な提出規定、さらには第1次選考(書類選考)と第2次選考(ZOOMオンライン面接)の2段階選抜である点が非常に特徴的です。出願を検討するにあたっては、必ず東京外国語大学公式ホームページから最新の募集要項を直接ダウンロードし、細部まで最終確認を行ってください。

KOSSUN教育ラボからのメッセージ

母国を離れ、あるいは異なる教育環境のなかで高い日本語運用能力を身につけ、日本留学試験(EJU)に向けて懸命に努力を重ねてきたあなたには、国際日本学部で学ぶための素晴らしい「知の体力」と柔軟な視野がすでに備わっています。

  • 培ってきたEJUの成果と英語力を武器に国際的視座から日本を学び、多言語・多文化化の進む社会で共生社会の実現に貢献しようとするあなたの志は、東京外国語大学で学ぶための最高の土台です。
  • 世界とつながる日本発のグローバルリーダーへ国際日本学部は、主体的に学ぶ態度を身に付け、世界に向けて新しい価値を発信しようとするあなたのような情熱的な受験生を待っています。オンライン面接の試験場では、画面越しであっても、面接官である教授陣と自分の言葉で未来を語り合うことを楽しむつもりで、堂々と挑みましょう。

あなたがこれまでの歩みで培った探究の火を、確かな知性の光へと変えるために。その挑戦を、私たちはマンツーマンで全力でバックアップします。

KOSSUN教育ラボでは、総合型選抜・学校推薦型選抜(AO入試・推薦入試)に特化した対策を行っています。

受験でお困りの方は、お気軽に無料個別相談会にお申し込みください。

※この記事は専門家による監修のもと執筆されています。

■参考文献
本記事の作成にあたっては、以下の公式資料を参考にしています。

「2027年(令和9年)度 東京外国語大学 学生募集要項【日本留学試験利用選抜】」