
- 1. 【東京科学大】東京科学大学「総合型選抜(情報理工学院)」徹底解説!卓越した知の探究をデジタル社会の未来へ繋ぐルート
- 2. 1. 情報理工学院の募集人員と入試種別
- 3. 2. 求める学生像と出願要件
- 3.1. 求める学生像(アドミッション・ポリシー)
- 3.2. 出願資格の要点
- 4. 3. 選考方法と試験内容(共通テスト基準あり・独自の個別試験)
- 4.1. [提出書類・英語資格]
- 4.2. [第1段階選抜(共通テスト・書類評価基準)]
- 4.3. [第2段階選抜(個別テスト:総合問題)]
- 5. 4. KOSSUN教育ラボが教える!情報理工学院突破のための3大戦略
- 5.1. 戦略1:これまでの活動・研究実績を「情報理工学の問い」へと昇華させる
- 5.2. 戦略2:実績報告書に基づく「10分間の完璧なプレゼンテーション」の構築
- 5.3. 戦略3:鋭い質疑応答を「福利の法則」で制する
- 6. ⚠️ 受験生の皆さんへ
- 7. KOSSUN教育ラボからのメッセージ
【東京科学大】東京科学大学「総合型選抜(情報理工学院)」徹底解説!卓越した知の探究をデジタル社会の未来へ繋ぐルート
こんにちは!KOSSUN教育ラボ教務担当です。
これまでに受けた数理・情報の授業や先進的な探究活動、あるいは独自の開発プロジェクトを通して、コンピュータの仕組みや数理科学の可能性に目覚め、主体的な視野とタフな精神力を磨いてきたあなたへ。もしあなたが「海外や国内での経験・学びを活かし、よりよい情報化社会を築くために情報理工学の知見を深め、社会の発展に貢献したい」という強い志を抱いているなら、そのポテンシャルをストレートに評価してくれる特別なステージが用意されています。
それが、旧・東京工業大学と旧・東京医科歯科大学が統合し、世界最高水準の教育・研究環境を擁して誕生した東京科学大学(Science Tokyo)の「総合型選抜」です。
今回は、「2027年度(令和9年度)東京科学大学 総合型選抜 学生募集要項」を徹底分析し、全国から突き抜けたデジタル・数理の才能が集まる、情報理工学院「総合型選抜」の概要、求める学生像、選考内容、臨場感あふれる面接(活動実績の発表や質疑応答)対策まで、合格を掴み取るためのプロ直伝の対策ポイントを余すことなく解説します。
1. 情報理工学院の募集人員と入試種別

東京科学大学の「総合型選抜」は、学士課程に入学する枠として実施されます。次世代の情報化社会を担う人材を育成する情報理工学院では、以下の人員を設けています。
- 募集人員:
- 一般枠(性別によらず出願可能):6人
- 女子枠(戸籍上の性別が女性のみ):20人
- 入学時期:4月入学(12月に出願、翌年2月に選考が行われる、あなたの個性を尊重し潜在力を発掘するための極めて重要なルートです)。
2. 求める学生像と出願要件

東京科学大学情報理工学院がこの入試で求めているのは、単に「コードが少し書ける受験生」ではありません。十分な基礎学力に加え、数理科学やコンピュータの本質を主体的に探究し、自発的に活動できる強い意志です。
求める学生像(アドミッション・ポリシー)
数学や理科に関する十分な基礎学力を有する人、数理科学に強い興味を持つ人、コンピュータの仕組みや活用法に興味を持つ人、情報化社会の発展に貢献したいという志を有する人。とりわけ総合型選抜ではこれらの資質や能力のいずれかに秀で、自発的に活動できる人を強く求めます。
(出典:『2027年度(令和9年度)東京科学大学 総合型選抜 学生募集要項』 P.4)
出願資格の要点
高等学校(中等教育学校)を卒業(見込み)の者等であり、合格した場合には必ず入学することを確約できる者とします(女子枠は戸籍上の性別が「女性」である者に限る)。大学入学共通テストで指定された教科・科目をすべて受験することが必須となります。
3. 選考方法と試験内容(共通テスト基準あり・独自の個別試験)

情報理工学院の選考は、一般選抜とは一線画す、あなたの「知的な記述力」「情報への熱量」そして「対話力」をダイレクトに見極める「第1段階選抜(共通テスト成績+出願書類)」独自の「第2段階選抜(個別テスト:総合問題)」の2段階によって総合的に判定されます。
[提出書類・英語資格]
- 志望理由書(全枠共通) なぜ情報理工を志すのか、なぜ東京科学大学の情報理工学院なのか、自身の将来像を踏まえて論理的に展開します(800字以内)。
- 【重要】情報理工学院における活動実績報告書について 情報理工学院の総合型選抜においては、一般枠・女子枠ともに「活動実績報告書」の提出が必須となっています。志願者のこれまでの活動や研究について、あなた自身が主体的に記載した資料を提出する必要があります。
[第1段階選抜(共通テスト・書類評価基準)]
情報理工学院では、本学が指定する共通テストの成績(得点合計)と出願書類を用いて第1段階選抜を行います。
- 判定基準:第1段階選抜の判定では活動実績報告書の内容を重視します。共通テストの成績は基礎学力の判定のためのみに用いられ、概ね780点以上かどうかを基準とします。一般枠は募集人員の約2倍、女子枠は約1.2倍を合格者の上限とします。
- 配点(共通テスト:1000点満点):国語200、地歴公民100、数学200、理科200、外国語200、情報100。
[第2段階選抜(個別テスト:総合問題)]
第1段階選抜を突破した精鋭のみが、2月上旬、本質的な情報理工の適性を問う個別テストに挑みます。
- 総合問題(面接試験): 情報理工学院では独自の筆記試験は実施せず、口頭試問を含む高度な面接(個別テスト)が課されます。
- 内容:あなたが提出した「活動実績報告書」に関するプレゼンテーション(発表)や質疑応答等に基づき、情報に対する適性・素養・説明能力が厳しく評価されます。
- 配点(総合評価):
- 一般枠・女子枠(合計100点):総合問題(面接)100点(共通テストの得点は第2段階では利用しません)。
4. KOSSUN教育ラボが教える!情報理工学院突破のための3大戦略

あなたのこれまでの活動や研究という大きな強みを、大学教授を唸らせる「学術的ロジック」へと翻訳するための3つの戦略です。
戦略1:これまでの活動・研究実績を「情報理工学の問い」へと昇華させる
【KOSSUN教育ラボの視点】
多くの受験生が活動実績報告書や面接で「アプリを作りました」「プログラミングコンテストに出ました」という成果の羅列アピールに終始してしまいがちです。しかし、教授陣が見たいのは「ツールの使用経験」ではなく「これまで自発的な活動の中であなたがどう数理的・論理的に思考し、課題を突破したかというプロセス」です。
KOSSUN教育ラボでは、あなたが取り組んできた開発や研究(あるいは数学の探究活動など)の背景にある動機と、情報理工学の学問的フレームワークを綺麗に接続する、説得力ある活動実績報告書と志望理由書をプロデュースします。
戦略2:実績報告書に基づく「10分間の完璧なプレゼンテーション」の構築
【KOSSUN教育ラボの視点】
情報理工学院の総合問題(面接)の核となるのは、あなた自身が記載した「活動実績報告書」に関する発表です。これは、限られた時間内で自分の研究や活動の独自性・学術的価値を面接官に伝える「知性の発信力」です。
KOSSUN教育ラボでは、独自の模擬プレゼンテーション訓練を通じて、採点官に「この学生は、情報理工学を学ぶにふさわしい、卓越した自発性と論理的表現力を持っている」と直感させる発表力を養います。
戦略3:鋭い質疑応答を「福利の法則」で制する
【KOSSUN教育ラボの視点】
面接では、面接官(教授陣)から、あなたの活動内容や計算機のロジック、あるいは数学的背景に対して、非常に鋭く本質的な質問(質疑応答)が投げかけられます。プレッシャーのかかる場面に直面したときこそ、KOSSUN教育ラボ式「伝わる」話し方のメソッド「福利の法則(復唱・結論・理由・以上)」が最大の武器になります。
- F(復唱):教授の高度な口頭質問を「〜というご質問ですね」と一度復唱し、頭の中で情報理工学的ロジックを整理する時間を生み出す。
- K(結論):技術・科学を志す者としての明確な答え(結論)をまず一言で示す。
- R(理由):これまでに積み上げてきた活動実績や確かな数理的エビデンス(根拠)を伴って、論理的に理由を述べる。
- I(以上):「以上です」と明快に締めくくる。
この淀みないコミュニケーションスタイルを徹底することで、教授陣に「この受験生は、未知の技術的困難に対しても冷静にロジックを組み立て、対話によって思考を深められる器だ」という強い信頼感を与えます。
⚠️ 受験生の皆さんへ
本記事は「2027年度(令和9年度)東京科学大学 総合型選抜 最新募集要項」に基づき執筆しています。総合型選抜は、出願書類(志望理由書、活動実績報告書、調査書)の厳封・郵送のルール、Web出願サイトでの顔写真アップロードの手順、共通テストにおける情報Iなどの科目受験義務、一般枠と女子枠の選択(併願不可ルール)が非常に厳格です。出願を検討するにあたっては、必ず東京科学大学公式の入試情報サイトから最新の募集要項を直接ダウンロードし、細部まで最終確認を行ってください。
KOSSUN教育ラボからのメッセージ

これまでの正規カリキュラムや、自発的に取り組んできた活動・研究の中で、自ら問いを立てて情報・数理分野をやり遂げつつある「あなた」には、一般的なペーパーテストの枠には収まらない、素晴らしい「知の体力」と高い探究心が備わっています。
- 過酷な課題を自発的に生き抜いた知性を武器に:自ら手を動かし、プログラミングや数理的探究、プレッシャーを乗り越えてきたあなたの行動力と論理思考力は、情報理工という未来のデジタル社会をデザインする学問に挑むための最高の土台です。
- 情報化社会の発展に貢献する存在へ:東京科学大学の情報理工学院は、既存の型にとらわれず、自在に知と技術を探求できる「あなた」のような人材を待っています。面接官である教授陣と、最先端の情報技術について対等にディスカッションするつもりで、堂々と挑みましょう。
「あなた」がこれまでの学びで培った探究の火を、社会の未来を照らす知性の光へと変えるために。その挑戦を、私たちは全力でバックアップします。
世界を舞台に新たな価値を創造する技術者・研究者を目指す「あなた」からのご相談を、心よりお待ちしています。
KOSSUN教育ラボでは、総合型選抜・学校推薦型選抜(AO入試・推薦入試)に特化した対策を行っています。
受験でお困りの方は、お気軽に無料個別相談会にお申し込みください。
※この記事は専門家による監修のもと執筆されています。

この記事を監修した人
川又 ヒトミ(かわまた・ひとみ)
東京大学、慶應義塾大学のダブル合格者を輩出!
実力と人間性を兼備した指名の絶えない人気講師。
【略歴】学士(文学)お茶の水女子大学
群馬県出身。大学卒業後、私立高校に入職。その間、進路指導部長を務め、大学入試改革や新学習指導要領、ギガスクール構想など高校の教育現場に押し寄せる変化にいち早く対応。
東京大学、慶應義塾大学SFCのダブル合格者を輩出するなど、最新情報を駆使した戦略的な指導に定評がある。塾生はもちろん、講師からも一目置かれ、「合格請負人」の異名を取るほどの人気講師となっている。
趣味特技は、散歩、読書。
■参考文献
本記事の作成にあたっては、以下の公式資料を参考にしています。
「2027年度(令和9年度)東京科学大学 総合型選抜 学生募集要項」

